デイリーニュース

  • 米国で研究のパレスチナ人天体物理学者 ガザ地区の自宅へのイスラエル軍機の攻撃で11歳の息子が死亡

    ガザの死者が1100人を超える中、その数字の後ろにある現実を見てみたいと思います。スレイマン・バラカはバージニア工科大学でNASAとの共同研究を続けるパレスチナ人天文物理学者です。今回のイスラエル軍による空爆で彼のガザの自宅が標的になり11歳の息子イブラヒームが、亡くなりました。他の3人の子供と妻は住む家をなくし、17人の親戚とともに路頭に迷っています。スレイマン・バラカにその話を聞きました。米国の放送局では初めてのインタビューです。また空爆直後の惨状を目撃したスレイマンの兄弟の1人にも話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/1/16(Fri)
    記事番号: 
    3
  • イスラエルによる流血のガザ攻撃が4週目に パレスチナ側死者は1100人を超える

    イスラエルのガザ攻撃は21日目です。明け方までにイスラエルの戦闘機は、ガザ地区各地の40カ所にわたる標的を攻撃しました。戦車を動員した地上部隊もガザ市中心部深くに侵攻しています。イスラエルの爆撃・砲撃が始まってからこのかた、1100人を超える死者と5200人以上の負傷者が出ています。死者のうち少なくとも700人は一般市民で、350人以上が子供です。コロンビア大学教授ラシード・ハーリディに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/1/16(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 司法長官に指名のエリック・ホルダー 「自白強要のための水責めは拷問」と明言

    次期大統領バラク・オバマが次期司法長官に指名したエリック・ホルダーが、これまで行われてきた自白強要の手段としての水責めは拷問の一形態であると明言しました。同時にグアンタナモ収容所の閉鎖も誓っています。クリントン政権で司法副長官を務めたホルダーが上院司法委員会での指名承認公聴会で質問された項目には、拷問の件に加えて、クリントン大統領の恩赦を得て国外に逃れている億万長者マーク・リッチの一件、プエルトリコの独立派グループ国家解放武装軍(FALN)の構成員16人への減刑問題があります。そのハイライト部分をお送りしましょう。また、当時のクリントンとホルダーが恩赦を与えなかった人物、アメリカ先住民活動家レオナード・ペルティアーに関して、作家ルイーズ・エルドリッチに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/1/16(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(1929-1968)

    本日はマーティン・ルーサー・キング・デーで祝日になります。キング牧師は80年前の1929年1月29日に生まれ、1968年の4月4日に、テネシー州メンフィスにあるロレアンヌ・モーテルで暗殺されました。39歳という若さでした。 キング牧師の死から40年以上が経過しましたが、明日バラク・オバマが就任宣誓を行い第44代目の、そして米歴史上初のアフリカ系アメリカ人の大統領に就任します。著名な公民権運動家であり、キング牧師と共に「南部キリスト教指導者会議」を設立したジョセフ・ローリー牧師も、就任セレモニーで祝辞を述べる予定です。「私には夢がある(I Have a Dream)」というキング牧師の間違いなく最も有名なスピーチから45周年にあたる記念日に、オバマは民主党の大統領候補の指名を受諾しました。 キング牧師は公民権運動の指導者として人々の記憶に残っていますが、その一方で貧困問題とも戦い、「貧者の行進」を組織して経済的正義の問題に取り組みました。また、米外交政策とヴェトナム戦争に対する厳しい批判者でもありました。
    dailynews date: 
    2009/1/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 民間団体報告:大統領就任式は少数の富裕層が後援

    非営利消費者団体パブリック・シチズンの調査によれば大企業からの資金提供をオバマ自身禁止しているにも関わらず、就任式のための寄付金のうち80%近くは、わずか200あまりの富裕な献金者からの提供によることがわかりました。その中にはシティ・グループ、リーマン・ブラザース、UBSアメリカ、ゴールドマン・サックス、ワコビアの経営陣が含まれています。
    dailynews date: 
    2009/1/20(Tue)
    記事番号: 
    7
  • ジェシー・ホランドが語る 奴隷が建てたホワイトハウスと連邦議会議事堂

    20日には合衆国歴史上初めてのアフリカ系アメリカ人大統領バラク・オバマ、妻のミシェル、二人の娘マリアとサーシャがホワイトハウスに住み始めますが、その大統領官邸は黒人労働により建てられたものです。連邦議会議事堂、合衆国最高裁判所も黒人により建てられました。19日、我々はAP通信報道記者ジェシー・ホランドに話を聞きました。彼にはBlack Men Built the Capitol:Discovering African-American History In and Around Washington, D.C(『黒人が造った首都:ワシントンのアフリカ系アメリカ人の歴史発見』)という著書があります。
    dailynews date: 
    2009/1/20(Tue)
    記事番号: 
    6
  • 次期大統領バラク・オバマ 「変化を求める何百万もの人々の前に立ちはだかるような障壁はない」

    18日、ジェイミー・フォックス、マリサ・トメイ、デンゼル・ワシントン、クィーン・ラティファ、トム・ハンクスらスターが出演する2時間の就任記念イベントを見ようと、500万人がワシントンの中心部にあるナショナル・モール公園に集まりました。同イベントではスティービー・ワンダー、ピート・シーガー、ブルース・スプリングスティーン、U2、メリー・J.ブライジなどもパフォーマンスを行いましたが、2時間にわたるイベントのハイライトはバラク・オバマによるスピーチでした。
    dailynews date: 
    2009/1/20(Tue)
    記事番号: 
    5
  • ピュリツァー賞受賞作家アリス・ウォーカーと公民権運動指導者ボブ・ボブ・モーゼスがオバマ政権とアフリカ系米国人の参政権への闘いを振り返る

    ボブ・モーゼズは1960年代の公民権運動を代表する指導者の一人で、学生非暴力調整委員会(SNCC)の元活動委員長です。ニューヨーク・タイムズ紙はかつて「ミシシッピ州では、ボブ・ボブ・モーゼスはマーティン・ルーサー・キング牧師に匹敵する人物」と書きました。モーゼスは少数派の数学教育を改善するための組織、代数プロジェクト(the Algebra Project)の創始者でもあります。作家、詩人、活動家のアリス・ウォーカーは、1983 年に著書『カラーパープル』でピュリツァー賞を受賞しました。ウォーカーは、『母の庭をさがして』『喜びの秘密』等、数々のベストセラーを生み出してきました。

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    dailynews date: 
    2009/1/20(Tue)
    記事番号: 
    4
  • クィーン・ラティファがリンカーン記念堂コンサートでアフリカ系米国人シンガー、マリアン・アンダーソンを紹介

    1月18日の日曜日のリンカーン記念堂での大規模なコンサートで、女優でラッパーのクィーン・ラティファはコントラルト(女性低音)歌手のマリアン・アンダーソンの話を紹介しました。アンダーソンは、白人だけで組織される米国愛国婦人会(DAR)によって、DARコンスティテューション・ホールで歌うことを禁止されました。アンダーソンはフランクリン・ルーズベルト大統領夫人のエレノア・ルーズベルトの支援によって、18 日にリンカーン記念堂で歌うことになりました。
    dailynews date: 
    2009/1/20(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ピート・シーガーとブルース・スプリングスティーンがウディ・ガスリーの『我が祖国』を熱唱

    1月18日の日曜日のリンカーン記念堂でのコンサートは、伝説的フォーク・シンガー、ピート・シーガーがウディ・ガスリーの『我が祖国』を歌って締めくくられました。ブルース・スプリングスティーンとシーガーの孫のタオ・ロドリゲス・シーガーも参加しました。3人は、この曲のめったに歌われない歌詞の一部「"私有地"と書かれた看板を見つけた。でも反対側には何も書かれていなかった。そちら側は君と僕のためのもの!」も含めて歌いました。
    dailynews date: 
    2009/1/20(Tue)
    記事番号: 
    2

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