デイリーニュース

  • 「死が投票にかけられている」チリのアジェンデ社会主義革命から50年 米国への教訓

    今日は、チリの社会主義者サルバドール・アジェンデが大統領に当選し、政治革命の歴史に重要な一頁を記してから50周年にあたります。アリエル・ドルフマンはチリ出身の米国人作家で人権擁護者、詩人で、アジェンデ政権の最後の数カ月に、大統領首席顧問の文化・報道担当の顧問を務めていました。「アジェンデの革命は平和革命であり、国の資源と未来のゆくえを国民の大多数の手に委ねようとするものでした」とドルフマンは言います。

    dailynews date: 
    2020/9/4(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ファシズムはどこからやってくるか: トランプの「法と秩序」は無法と人種暴力と混乱の助長

    トランプ大統領が極右の陰謀論Qアノン(QAnon)を公然と受け入れ、「法と秩序」を推進する一方で、反人種差別の抗議者を標的にする彼の武装した信者を非難することを拒否しています。これについて、イェール大学の哲学教授でプロパガンダ研究者ジェイソン・スタンリーの話を聞きます。彼は『ファシズムはどこからやってくるか』(How Fascism Works: The Politics of Us and Them)の著者です。トランプ大統領は共和党全国大会(RNC)で明らかになったように、共和党内にリーダー崇拝カルトを築き上げ、在任中に米国を権威主義の方向に着実に移行させたとスタンリーは言います。「ファシズムとは国を取り戻すと主張する指導者を崇拝するカルトのことです。この指導者は、左翼の過激派、マイノリティ、移民が国を脅かしていると主張し、国民を救うことができるのは自分だけだ約束します。RNCで私たちが見たのは、指導者崇拝のカルトでした」。

    dailynews date: 
    2020/9/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • コミュニティは癒される必要がある:ケノーシャ出身のマーク・ポカン下院議員 トランプの訪問と米国の「警察活動の問題」を語る

    民主党の大統領候補ジョー・バイデンは3日、ウィスコンシン州ケノーシャでジェイコブ・ブレイクの家族と会う予定です。生まれも育ちもケノーシャのマーク・ポカン連邦下院議員に話を聞きます。「この事件で、警察が至近距離から背を向けた人間を7回、しかも子供たちの目の前で撃った、というのは明らかに米国における警察活動に問題があることが、再び浮き彫りとなったといえるでしょう」とポカン議員は言います。また、ポカン議員から、バー司法長官による郵便投票批判について、米国防総省予算を1割カットしCOVID-19対策および失業手当に回すという自身の提案、そしてマサチューセッツ州の民主党予備選で、下院議員候補のアレックス・モースに対する同性愛差別の中傷を行った人間の解雇を求めることなどについても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/9/3(Thu)
    記事番号: 
    3
  • プーチンは「ベラルーシが失敗しては困る」 ルカシェンコ退任を求めるデモは4週目に突入

    ベラルーシでは独裁的なアレクサンドル・ルカシェンコ大統領退任を求める大規模デモが4週目に入りました。ルカシェンコ大統領は8月9日の選挙で勝利を宣言しましたが、選挙は不正に操作されていたと批判されています。しかしルカシェンコは怯む様子はなく、当局はデモ参加者に暴力をふるい、逮捕しています。人権弁護士で作家のサダカット・カドリは、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ルカシェンコ政権を維持するために多く力を行使しており、守るのに必死だと言います。「ベラルーシが失敗してはプーチンが困るのです」とカドリは言います。

    dailynews date: 
    2020/9/3(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「説明責任はどこにある?」 フォート・フッド陸軍基地で23人が死亡 指揮官が解任され新たな捜査を開始

    複数の殺人が発生し、性的暴力の告発があったテキサス州のフォート・フッド陸軍基地ではトップ指揮官が解任され、米陸軍が捜査を開始しました。この基地では2020年に23人が死亡し、兵士13人が行方不明、殺害または自殺しています。今年4月、兵士バネッサ・ギレンの遺体が同基地付近で見つかり、主容疑者は関与を疑われた直後の7月に自殺しました。この事件で、米軍における性的暴力に対する怒りが全米で起こり、軍関係者が性的暴力やハラスメントを報告しやすくなる法律が導入されるきっかけとなりました。空軍退役軍人で「人々のための退役軍人(Vets for the People)」プロジェクトのリーダー、パム・カンポス=パルマは「レイプ・カルチャー、組織的人種差別、腐敗、そして免責は、過去数十年、米国防省の本質的な部分であった」と言い、議会は軍をきちんと監視すべきだとも言います。(画像クレジット:Facebook: Find Vanessa Guillen)

    dailynews date: 
    2020/9/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ケノーシャのジャーナリスト、ジェイコブ・ブレイク事件抗議行動の報道をめぐり辞職 無知と多様性の欠如を指摘

    人種差別の不正に対する抗議が全国的に行われるなか、主要メディアが、差別の永続化に果たしている役割に、ますます目が向けられるようになっています。その結果、全国の報道機関では、辞職や解雇が生じ、より多様性のある報道が求められています。ケノーシャ・ニュース紙(Kenosha News)でデジタル編集者だったダニエル・トンプソンは、自身の勤務する報道機関が、平和的に行われていたジェイコブ・ブレイク事件への抗議行動について、誤解を招く見出しと記事で報道し、記事の内容をもっぱら、暴力による威嚇を訴えた一人の発言に焦点をあてたため、辞職したと語ります。「今まで以上に、メディアは、正確な全体像を伝えるように努力することが重要です。今の状況が、悪意によるものだとは、私は思っていません。単に無知や多様性の欠如、決定過程に必要な多様な声の欠落によると思っています」と、トンプソンは言います。

    dailynews date: 
    2020/9/2(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「裏切られた思いだ」学校再開でニューヨーク市が教員組合と合意 ストライキは回避されたが、学校は安全か?

    ニューヨークの教員と校長の労働組合は、米国で最大の公立学校組織を再開することついて、市と合意に達しました。これにより、予定されていた教員のストライキは回避されることになりました。「私たちは裏切られたという思いです。不適切な計画のように感じています」と、ブロンクスの高校教師、イクサ・ロドリゲスは批判しています。教育問題で文筆活動をしているエリック・ブランは、ニューヨーク市は他の学区の教訓から学んでいないと指摘します。他学区では、新型コロナウイルスに対する適切な安全対策を講じないまま、学校の再開を急ぎ過ぎた、というのです。「ニューヨークの教育者が、学校に戻っても安全ではないと言っているのは、被害妄想から生まれたものなどではありません。学校を再開したら、どんなことになるかを考えたうえでのことなのです」とブランは言います。

    dailynews date: 
    2020/9/2(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 石油の終焉? パンデミックで化石燃料の供給過剰が起きたが、石油産業に流れている新型コロナウイルスの救援資金

    新型コロナウイルスのパンデミックにより、化石燃料の供給過剰が起きています。グリーンピースなどの環境保護団体は、民主党大統領候補のジョー・バイデンに対し、選挙運動でも、当選して政権運営を担当することになった場合でも、石油産業の利益を図ることを禁止するよう求めています。最近でもバイデンは、選挙運動の遊説先で、「 フラッキングを禁止することはない」と、明言しているからです。化石燃料をめぐる政治について、アントニア・ユハス記者に話を聞きます。アントニアは、石油の終焉は近いだろうと予測し、石油業界が新型コロナウイルの財政支援によって利益を得ている仕組みを分析しています。「新型コロナウイルス・パンデミックによって、石油産業がすでにかかえていたぜい弱な部分が影響をうけ、さらに、その弱点がさらに悪化しています。石油業界が置かれている状況は、産業として誕生して以来、もっとも危うい状況にあると言っていいでしょう」と、アントニアは指摘します。

    dailynews date: 
    2020/9/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • カメルーンからの難民申請者がストライキで待遇に抗議のさなか ハリケーン「ローラ」でルイジアナ州のICE拘束施設が洪水

    ルイジアナ州の移民拘束施設の囚人たちは、ハリケーン「ローラ」による大打撃後の劣悪な環境と不当待遇の継続を報告しています。ラサールとジャクソン郡拘置所に収容されている移民たちは、嵐の後、この2つの施設で糞尿があふれ出し、電気と清潔な食料と水が不足していると言っています。こうした状況に抗議している人々の多くはカメルーン出身で、「カメルーン・アメリカン審議会」(Cameroon American Council)を含む難民の権利団体は状況の調査を要求しています。「現在の移民制度の基礎は、400年にわたる白人優越主義と人種差別の実践にあります」と、米国の黒人とアフリカ系コミュニティと協力する主要な移民擁護団体の1つであるカメルーン・アメリカン審議会の設立者シルビー・ベロは言います。彼女は、この「人種問題見直し」の時代に、移民税関捜査局(ICE)に拘束されている黒人移民たちのために闘うことは極めて重要だと言います。

    dailynews date: 
    2020/9/1(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 虐待者を殺害して投獄された黒人の十代の少女クリストル・カイザーの2018年の事件に関しケノーシャ警察を精察

    ウィスコンシン州ケノーシャで起きたジェイコブ・ブレークへの警察の発砲によって、2018年の別の事件が改めて注目されていることを取り上げましょう。黒人の十代の少女クリストル・カイザーの事件です。彼女は、まだ17歳だったときに、彼女を性的人身売買の対象にしたとされる34歳の白人男性を殺害した罪に問われています。裁判記録によると、ランドール・ボラーには未成年の黒人少女たちを性的に虐待した前歴があり、そのことはケノーシャ警察が把握していましたが、彼は数ヶ月にわたって放任されていました。カイザーは2018年6月、ボラーが彼女に薬物を飲ませ強姦しようとしたので、自己防衛のためにボラーを射殺したと述べています。カイザーは40万ドルの保釈金で2020年6月に釈放されましたが、依然としてこの事件と闘っています。「この事件は、彼の地の警察と検察について本当に多くのことを語っています」と、ワシントポスト紙の記者ジェシカ・コンテラは言います。「クリストルを取り巻くこの事件は、実に多くの若い黒人少女たちが人身売買の被害にあって経験する性的なトラウマについて、全てのことを物語っています。」

    dailynews date: 
    2020/9/1(Tue)
    記事番号: 
    2

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