ウィスコンシン州マディソンで、武器を携行していなかった十代のアフリカ系アメリカ人、トニー・ロビンソンを警官が殺害した事件で、警官が不起訴となりました。警官マット・ケニーは、今年3月に「騒ぎ」がおきているという通報を受け、捜査のためロビンソンが滞在していたアパートに強制立ち入りを行った際、通報の原因とされたロビンソンを射殺しました。12 日、デーン郡地方検察官は、捜査の結果、ケニーの銃の使用に違法性はなかったことが判明したと発表しました。ロビンソンの遺族は、正義がないがしろにされたと述べています。12日、この不起訴決定に抗議して、数百人が州都に向けて抗議の行進を行いましたが、13日にもさらに活動が続く見込みです。マ ディソン在住で、「きらめく黒人の若者連合(Young Gifted & Black Coalition)」の活動家M・アダムスに話を聞きます。