デイリーニュース

  • キーアンガ=ヤマッタ・テイラー バーニー・サンダースは「貧困層と労働階級の生活を変える」だろう

    プリンストン大学准教授、キーアンガ=ヤマッタ・テイラーは、人種間の経済格差とアフリカ系米国人の持ち家率の低下についての本を出版したばかりです。彼女の本のタイトルはRace for Profit: How Banks and the Real Estate Industry Undermined Black Home Ownership(『 儲け口になる人種: 銀行と不動産産業はいかに黒人の住宅所有者を弱体化させたか 』)です。テイラーに、バーニー・サンダース上院議員が唱える富裕税案を含む、2020年の大統領選候補者たちの政策について話を聞きます。彼女はサンダースの政策は「不平等の後押しをする制度的な力と、それが人々の生活にもたらす影響の関係に光を」当てていると言います。

    dailynews date: 
    2019/10/22(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 儲け口になる人種: キーアンガ=ヤマッタ・テイラーが語る 銀行と不動産産業はいかに黒人の住宅所有者を弱体化させたか

    最近の米統計局の調査によれば、アフリカ系米国人の持ち家率は公民権運動以前から今までで最低水準に落ち込んでいることが明らかになりました。2019年の第2四半期の持ち家率はたった40%で、これは1950年以来最低の水準です。キーアンガ=ヤマッタ・テイラーの新刊Race for Profit: How Banks and the Real Estate Industry Undermined Black Home Ownership(『儲け口になる人種: 銀行と不動産産業はいかに黒人の住宅所有者を弱体化させたか 』)は、この危機の根源を検証しています。最近出版された同書は2019年の全米図書賞の選考対象になっています。プリンストン大学の准教授であるキーアンガ=ヤマッタ・テイラーに、フィラデルフィアから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/22(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「前例のない」抗議デモがレバノン全土で激化 国民は首相の辞任と財政緊縮の終結を要求

    レバノンで起きている大規模な抗議行動は6日目に入り、国内の至る所で数十万人が厳しい経済状況、財政緊縮、汚職を批判する街頭デモに参加、政府首脳陣の退陣を求めています。今回の抗議運動は、10月第3週にレバノン政府が、メッセージアプリWhatsApp の無料音声通話に課税すると発表したことをきっかけに始まりましたが、以後、大規模なデモは革命を求める声にまで拡大しています。同じ週の週末には、100万人以上がベイルート、トリポリ、その他の都市の通りを埋め尽くしました。サード・ハリリ首相は10月21日 WhatsApp への課税を撤回、一連の経済改革を発表しましたが、抗議デモは引き続き首相の辞任を求めています。レバノン人の独立系ジャーナリスト、カリーム・チェハイブにさらに詳しく話を聞きます。最近、”Lebanon’s protests and wildfires tell the same grim story”「レバノンの抗議デモと山火事は同じ気味の悪い話」と題された彼の記事がワシントンポスト紙に掲載されました。

    dailynews date: 
    2019/10/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • チリ 「民主主義の回復を求める」抗議が高まる 軍事弾圧の中でも不平等を非難

    チリでは市民の暴動が広がり、これまでに8人の死亡が確認されています。この影響で首都サンチアゴは機能停止の状態に陥り、警察の暴力的取り締まりが全国で激化しています。2週間前、地下鉄運賃の値上げに反対して始まった抗議活動は、不平等の拡大や生活費の高騰、民営化に反対する民衆蜂起となりました。セバスティアン・ピニェラ大統領は19日、地下鉄料金値上げを撤回しましたが、今日も全国的ストライキが呼びかけられるなど抗議は続いています。ピニェラ大統領は週末、サンチャゴなど6都市に非常事態宣言および夜間外出禁止令を発令、市内に軍隊を投入しました。アウグスト・ピノチェト独裁体制以来の事態となります。サンチアゴでは戦車が行きかい、少なくとも1400人の抗議者が拘束されました。新たに結成された左翼政党「ソーシャル・コンバージェンス」(Social Convergence)のリーダーの一人であるフランシスカ・ペラレス、ワシントン州立大学バンクーバー校歴史学助教のアンドラ・チャステインを迎え、チリの大規模な抗議活動について聞きます。

    dailynews date: 
    2019/10/21(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 核兵器に反対する「プラウシェアズの7人」 原子力潜水艦基地への侵入容疑で公判開始

    2018年4月4日にキングス湾の米海軍潜水艦基地に侵入した罪で起訴された7人のカトリック平和活動家たちの裁判がジョージア州で今日から始まります。7人は「プラウシェアズの7人」として知られ、有罪になれば最大25年の刑を受けることとなります。活動家たちが基地に侵入した際に身に着けていた物は、ハンマー、犯罪現場に貼られる立ち入り禁止テープ、彼らの血液を入れた哺乳ビン、平和に反する罪で米国政府を告発する訴状でした。反核平和運動「プラウシェアズ運動」は、過去40年間に約100回の抗議行動を核兵器施設で行ってきました。1980年、ペンシルベニア州キング・オブ・プルシアにあるゼネラル・エレクトリック社核ミサイル工場での行動が最初です。カトリックのシスター、エリザベス・マカリスターから話を聞きます。彼女はステファン・ケリー神父、マーク・コルビル、パトリック・オニール、カルメン・トロッタ、クレア・グレーディ、そしてマーサ・ヘネシーとともに被告として裁判に臨みます。ヘネシーは、カトリック労働者運動の創設者ドロシー・デイの孫です。全員が重罪3件と軽罪1件で起訴されています。

    dailynews date: 
    2019/10/21(Mon)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダース復活 オカシオコルテスが支持を表明 26000人を集め2019最大の選挙集会となる

    2020大統領選に立候補しているバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出無所属)が19日に開いた支持者集会は、今回の予備選挙で最大のものとなりました。推定2万6千人の支持者がニューヨーク市のクイーンスブリッジ公園を埋め尽くしました。近くには米国最大の公営住宅団地があります。サンダースにとっては、10月初めに心臓発作を起こして以来初の集会となります。壇上には3人の著名な支持者が上りました。プエルトリコのサンホセ市長カルメン・ユーリン・クルス、映画監督マイケル・ムーア、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員です。2018年に連邦下院議員に当選したオカシオコルテスは、2016年の大統領選挙の際にはサンダースのボランティアスタッフでした。オカシオコルテスはこの集会でサンダース支持を表明しました。

    dailynews date: 
    2019/10/21(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 10代で終身刑を宣告されたシントイア・ブラウンが人身売買体験を乗り越え自由を勝ち取るまでの経緯

    16歳の時、シントイア・ブラウンは自分を買春しようとした男を殺害して逮捕されました。子供のときから性的奴隷となることを強要されていたのです。彼女は成人として裁判にかけられ、生命の危険を感じて自分を買春した男性を射殺したことで、第一級殺人罪で有罪となり、終身刑を言い渡されました。本日は、シントイア・ブラウン・ロングを招いて、彼女の経験、投獄されていた15年間で何が起こったのか、そしてどのように釈放を勝ち取ったのかを話してもらいます。信じられない程の進展の中で、彼女の自由を勝ち取るための運動が数年続いた後、今年一月に退任前のテネシー州知事ビル・ハスラムがシントイアに恩赦を与え、減刑されることになりました。彼女は8月に釈放されました。今週出版された回顧録Free Cyntoia: My Search for Redemption in the American Prison System(『シントイアを釈放せよ:私は米国の刑務所の中で救済を求めた』)に書かれた彼女の経験について、本人と時間いっぱい話し合います。

    dailynews date: 
    2019/10/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ロー・カンナ議員:シリアからの撤退は慎重に 人命を軽んじる撤退は避けるべき

    シリア北部のクルド支配下地域へのトルコの攻撃で数十万の市民が行き場を失い暴力に直面しています。10月16日、米下院はトランプがクルド地域を保護していた米軍を撤退したことを非難する決議案を354対60の賛成多数で可決しました。ロー・カンナ下院議員に話を聞きます。「ある地域へ関与していながら、それを止めるとしたら道徳的責任が伴います。道徳的責任は、自称「イスラム国」(ISIS)との戦で共に戦ったクルド人に対するものだけではなく、シリアからの難民を受け入れる道徳的責任も伴います。米国が関わった内戦で破壊された社会の復興を助ける道徳的責任もあります」とカンナ議員は言います。ニューヨーク市立大学社会学および人類学准教授オスレム・ゴーナーにも話しを聞きます。ゴーナーは「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)メンバーです。

    dailynews date: 
    2019/10/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「メルトダウン」:米下院が354対60票で大統領の政策を非難 トランプはシリア撤退を擁護

    トルコがシリア北部のクルド支配下地域への攻撃を始めたため、市民30万人が行き場を失っています。米下院は10月16日、トランプ大統領のこの政策を非難する決議案を可決しました。トランプがシリア北部のクルド地域を保護していた小規模な米軍を突然撤退するという決定をしたことは、トルコに同地域を攻撃する青信号を出すも同然の行為でした。その直後の10月9日、トルコはクルド地域に侵攻しました。以来、クルド勢力はロシアが支援するシリア政府と手を結んでおり、クルドが拘束していた自称「イスラム国」(ISIS)の元戦闘員の一部は逃走しています。ニューヨーク市立大学社会学および人類学准教授オスレム・ゴーナーに話を聞きます。ゴーナーは「ロジャヴァのための緊急委員会」(Emergency Committee for Rojava)のメンバーです。

    dailynews date: 
    2019/10/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • シカゴで3万人以上の教員と学校の職員がストライキ 公立学校への予算増を求める

    10月17日、シカゴ公立学校の労働者たちは給与と福祉手当の見直し、学級サイズの縮小、ナース、カウンセラー、ソーシャルワーカー、司書の人数を増すことを求めストライキを決行します。この歴史的なデモで、全米第3の規模である学校システムが止まり、35万人以上の生徒の授業がキャンセルされました。このストライキは数か月に渡る労働交渉の後、シカゴ市の新市長ロリ・ライトフットの最終提案をシカゴ教師組合が拒否したことで決行となりました。市側は、5年で16パーセントの昇給を提案しましたが、組合の代表は3年で15パーセントの昇給を求めました。サービス従業員国際組合(SEIU)に属する公立学校勤務者7500人も、市からの同様の提案を拒否し17日にストライキを決行します。シカゴからシカゴ教師組合副代表のステイシー・デイビス=ゲイツと、SEIU第73地区副代表サイエンス・メレスに公立学校労働者の要求について話を聞きます。(画像クレジット: Facebook: SEIU Local 73)

    dailynews date: 
    2019/10/17(Thu)
    記事番号: 
    1

Pages