デイリーニュース

  • V-Day:詩人アヤ・モネとV(イヴ・エンスラー)が女性や少女に対する暴力をなくす運動について語る

    世界的に家庭内暴力が増加している中、女性に対する暴力と戦う「行動の日」であるV-Dayの創始者に話を聞きました。「ヴァギナ・モノローグ」の劇作家で受賞歴のある「V」は、以前はイヴ・エンスラーとして知られていました。いま、世界中のV-Day主催者たちが反撃の方法を見つけていると彼女は言います。「このようにコロナ禍の中で人々が引きこもり、閉じ込められている状況にもかかわらず、私たちの草の根の女性運動が、世界中で立ち上がる方法を見つけていることに、とても感動しています」と彼女は言います。もう一人のゲストは、ブルースの詩人で運動組織者のアジャ・モネです。彼女は、V-Dayの『VOICES』キャンペーンのアーティスティック・クリエイティブ・ディレクターです。「黒人女性によるレイプの届け出の一件につき、少なくとも15人の黒人女性がレイプを報告していません」とモネは言います。「この長いリストからは、性暴力の被害と虐待が黒人女性に与えてきた影響が浮かび上がります。黒人女性だけでなく世界中の女性にも影響を与えています」。VOICESは新しい学際的なパフォーマンス・アート・プロジェクトであり、V-Dayによる黒人女性の物語に基づいた女性への暴力を終わらせるためのキャンペーンです。

    dailynews date: 
    2021/2/12(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ラルフ・ネイダー企業犯罪を語る 欠陥旅客機ボーイング737 MAXの責任追及とバイデン新政権の最初の数週間について

    著名な消費者運動家ラルフ・ネイダーは、米国は「企業犯罪の高まり」に見舞われていると言います。トランプ政権が欠陥旅客機ボーイング737MAXの事故をめぐってボーイング社と25億ドルで和解したことは、「手ぬるすぎる」と批判しています。このボーイング社の欠陥機種は、2018年と2019年の二度にわたって墜落事故を起こし、合計346人が死亡しました。犠牲者の中には、ネイダーの孫で当時24歳のサミヤ・ストゥモも含まれています。バイデン新政権の司法省は前政権の和解を撤回して捜査を再開し、ボーイング社の責任を完全に問うべきだとネイダーは主張します。「これは巨大企業が企業犯罪の責任を免れている多くの事例のほんの一つにすぎません。衝撃的なほど企業側に甘い処分であり、亡くなった者たちの思い出に対する侮辱です。航空旅行者の安全を今後さらに危険にさらすことになります」と。

    dailynews date: 
    2021/2/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 目撃証人はどこにいる? 民主党の訴追事由は「敗北の処方箋」とラルフ・ネイダー

    上院ではドナルド・トランプ前大統領に対する歴史的な弾劾裁判が続いています。ここで、元大統領候補者ラルフ・ネイダーに話を聞きます。長年にわたり消費者の権利を訴え、企業活動批判を行ってきました。彼は、民主党は審議手続きを急ぎすぎ、証人喚問を行わなかったことにより、敗北に向かって突き進んでいると言います。「弾劾条項の狭い解釈によって、民主党は強力なカードを切ることができない。10本の矢を持っているというのに、1本か2本しか使っていないのです」。

    dailynews date: 
    2021/2/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ライブ: 議事堂への暴徒乱入を扇動したトランプ前大統領に対する歴史的な上院弾劾裁判

    ドナルド・トランプ氏に対する弾劾裁判で訴追委員会の民主党議員たちが検察側の弁論を終えました。前大統領は依然として脅威であり、1月6日に連邦議会議事堂で死者を出した暴動を扇動した罪で有罪判決を受けるべきだと主張しています。ここからは、裁判はトランプ前大統領の弁護団による弁論へと進みます。弾劾裁判3日目のハイライトを放送します。検察官役筆頭のジェイミー・ラスキン下院議員は、トランプ氏は1月6日の事件の前から長期にわたり暴力を扇動する発言を繰り返してきたことを改めて指摘し、「この場にいる政治指導者の中に、もしも上院がドナルド・トランプ氏に無罪判決を下し、万が一にも大統領執務室に復帰することになった場合、暴力を先導して自分のわがままを通すことを彼がやめると思っている人が一人でもいるでしょうか」 と言いました。「トランプ前大統領は、自分の行為は完全に適切だったと宣言しています。ということは、もし彼が大統領に再任され、再び同じことが起きたとしても、そのときに私たちは自分を責めるしかありいません」。

    dailynews date: 
    2021/2/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「お前たちも逃れられない」:インドで農民デモが進行する中 モディ政権は独立メディアを弾圧

    【21/02/11/4】インドの農民たちは、大きな争点となっている農業関連法改正を無効とするようナレンドラ・モディ首相に求めるデモを継続しています。農民たちは、市場の規制を取り払い大手企業が価格を設定できるこの改正法は、彼らの暮らしを脅すと主張しています。デモが始まって以来、数十人が犠牲となっていますが、これは厳しい冬の季節にニューデリーや他の都市の郊外で数万人がキャンプを張っているためです。モディ政権は、進歩派で独立系のニュースサイト「ニュースクリック」(NewsClick)支社を強制捜査し、ツイッターに数百のアカウントの削除する要求するなど、デモ情報への弾圧を行っており、厳しい批判が集まっています。「この対応の一番の目的は、我々のような他の独立メディアに対し、お前たちもこうなるぞ、と警告することなのです」と、賞に輝くインドのジャーナリストで、「インドの農村の人々のためのアーカイブ」(People’s Archive of Rural India)創設者のP.サイナスは言います。「独立メディアの状況は今、非常に厳しくなっています」

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 追悼アン・フィーニー ストライキの現場で歌うのを好んだ伝説的な労働運動ソングライター

    【21/02/11/3】ピッツバーグの伝説的フォーク・シンガーソングライターで民衆扇動家を自称したアン・フィーニーが、COVID-19のため亡くなりました。69歳でした。フィーニーは、10年前ウィスコンシンでの厳格な反組合法に対する蜂起に加わり、「彼らへの連帯を示す歌をうたった」と、マディソン在住でこのデモを取材したネイション誌のジョン・ニコルズ記者が、その思い出を語ります。(Image Credit: Facebook: Anne Feeney)

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「共和制の危機」:トランプ弾劾裁判は米史上で最も重要な出来事とジョン・ニコルズ 

    【21/02/11/2】トランプ前大統領の弾劾裁判2日目、下院弾劾管理人たちはトランプ有罪の陳述を展開し、1月6日の暴動における連邦議会内部のショッキングな映像を提示しました。この映像で、暴徒となったトランプ支持者たちが、議員事務室からわずか58歩の位置まで来ていたことが明らかになりました。ネイション誌の国内担当記者ジョン・ニコルズは、弾劾管理人たちは、トランプがこの襲撃発生に責任があることを明確に示すと共に、暴徒による襲撃は、次政権への権力移行に「真の脅威」となることを提示しようとしていると言います。「これは米史上最も重要な弾劾裁判です」とニコルズは言います。「1787年に弾劾権が作られたのは正にこのためです。これは大統領が支配者や国王のように振る舞い、自らの権力を維持するために共和制を脅かす行為をした時に、彼らの責任を問うための制度なのです」

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 連邦議会議事堂への襲撃:弾劾管理人がトランプ有罪を立証する陳述を展開 暴徒の暴力を映した恐ろしい未公開映像を提示

    【21/02/11/1】トランプ元大統領の2度目の弾劾裁判の2日目、米下院弾劾管理人たちが1月6日の暴動に至るまでの詳細な記録を提示、暴力が行われる様子を映した未公開の劇的な映像を次々と紹介しました。ここでは、その一部である防犯カメラの映像を放送します。トランプ支持者である暴徒は、連邦議会でマイク・ペンス副大統領などの共和党派を含む議員たちを探し求め、副大統領が家族と共に保護されていた部屋から30メートルの地点まで接近していました。下院弾劾管理人たちはまた、連邦議会警察の警官が応援を要請する音声も提示しました。

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 弾劾裁判が連邦上院で開始、冒頭に連邦議会襲撃とトランプが扇動したスピーチの映像を放映

    【21/02/10/2】連邦議会上院は、1月6日に米国議会議事堂が襲撃され、死者も出た事件を扇動したとして、ドナルド・トランプに対する弾劾裁判への開始を、56対44の賛成多数で可決しました。民主党議員の提案に6人の共和党議員が賛成にまわり、元大統領を弾劾裁判にかけることは違憲であるとする、トランプの弁護団の主張をしりぞけました。トランプは2度の弾劾裁判を受けた最初の大統領であり、退任後に弾劾裁判にかけられる最初の大統領となります。歴史に残るトランプの二度目の弾劾裁判の初日を特集し、議事堂に乱入する暴徒のシーンとともに1月6日にトランプが行った演説も含めてまとめた、緊迫した映像を放映します。

    dailynews date: 
    2021/2/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イブラム・X・ケンディとキーシャ・ブレインにインタビュー、弾劾裁判、白人至上主義の暴力、トランプの責任

    【21/02/10/5】ドナルド・トランプの弾劾裁判が開始されました。二人の歴史家から1月6日の議事堂襲撃事件と米国における白人優越主義者の攻撃に関してのトランプの責任の重さについて聞きます。米国連邦議会議事堂で繰り広げられた暴力シーンは、黒人にとっては、見慣れた光景ですと、イブラム・X・ケンディは語ります。著述家で大学教授のケンディは、ボストン大学反人種差別研究センターの所長です。「わたしたちは、これまで、400年間ずっと、白人優越主義者の暴徒による暴力にさらされてきました」。もうひとりのゲスト、キーシャ・ブレインは著述家でピッツバーグ大学の歴史の准教授です。ブレインは、 トランプは議会議事堂での暴動を扇動した責任を負わなければならないといいます。「わたしたちは、ためらってお茶をにごすようなことをしてはいけない。結果がどうあれ、この瞬間に決めることが、この国の未来を決定づけるのです」。

    dailynews date: 
    2021/2/10(Wed)
    記事番号: 
    5

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