デイリーニュース

  • 「恥を知れ!」 トランプ政権の化石燃料推進イベントをデモ隊が妨害 国連気候会議(COP24)で

    デモクラシー・ナウ!はポーランドのカトウィツェで開催中の国連気候サミット(COP24)に来ています。本日の放送直前、活動家たちがトランプ政権主催の石炭化石燃料の推進イベントに割り込みました。ディネ(アメリカ先住民の一つ)の気候活動家、レオナ・モーガンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 石炭による気候変動促進と健康被害が懸念されるなか ポーランド政府がCOP24で石炭を促進

    ポーランドのカトウィツェで開催されている今年の国連気候変動サミット(COP24)では、ポーランドの国有石炭企業数社が一部の会合のスポンサーになるなど、ポーランド政府がサミットの場を利用して石炭産業を推進しています。デモクラシー・ナウ!は、現在は炭鉱博物館となっているカトウィツェ近くのグイド炭鉱を訪れ、ポーランドの環境弁護士、バルトシュ・クフャトコフスキに話を聞きました。クフャトコフスキは、ポーランドの石炭採掘の拡大に反対する数多くの訴訟にかかわっているフランク・ボールド財団の代表を務めています。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ポーランドの石炭都市で国連気候会議(COP24) 抗議に参加した数千人が機動隊や脅しに直面

    今週のデモクラシー・ナウ!は、ポーランドのカトウィツェで開催中の国連気候サミット(COP24)から放送します。米国とサウジアラビア、ロシア、クウェートの4カ国は開始早々、10月に発表された「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の画期的な報告書を「歓迎する」とする文言を阻止しました。IPCC報告書では、気温上昇が1.5度を超えると地球規模の危機が急速に進み、壊滅的な影響を及ぼすことが警告されています。4カ国は、IPCC報告を「歓迎する」と文書に記述することを拒否し、このIPCC報告が広く引用されているにもかかわらず、「注目する」に変えるべきだと強く主張しました。カトウィツェで8日に行われたデモ行進での声をお聞きください。世界中から集まった気候活動家は、増加する温室効果ガス排出を監視するための取り組みを強めるよう世界のリーダーに呼び掛けました。抗議活動を監視していたポーランドの覆面当局者と相対することになったという欧州議会のメンバーにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 特別検察官ムラーの捜査でトランプ企業の起訴はありうる マーシー・ウィーラー記者

    トランプ大統領が大統領選期間中に女性2人に違法な口止め料を支払うよう指示したとされる件で、米連邦検察はトランプ大統領の指示が連邦犯罪にあたるとして非難していることがわかりました。ニューヨーク南部地区の連邦検事局が7日に公開した書類に含まれていたトランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンに対する求刑メモから明らかになったものです。コーエン弁護士は、成人映画俳優ストーミー・ダニエルズとプレイボーイ誌元モデルのカレン・マクドゥーガルにトランプとの関係をメディアに話さないよう大統領選期間中に金を渡していたことを認めています。この求刑メモとは別に、ロバート・モラー特別検察官による新たな求刑メモ2件も公開されました。コーエンに対するものとトランプの元選対本部長のポール・マナフォートに対する求刑メモです。「現職大統領を起訴できるかという議論が続いていますが、重要なのは、企業を起訴することはできるということです。トランプの組織を起訴できるのです」と、独立ジャーナリストで「エンプティウィール・ネット」(EmptyWheel.net)編集者のマーシー・ウィーラーは指摘します。

    dailynews date: 
    2018/12/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • プログレッシブ・インターナショナル:ヤニス・バルファキスとバーニー・サンダースが極右に対する新たな世界規模の活動を始動

    ヨーロッパ、特に最近はスペインで極右が台頭してきています。スペインでは、移民や妊娠中絶への反対を掲げる新興極右政党ヴォックス(Vox)が2日、アンダルシア州議選で複数の議席を獲得しました。これは、全体主義の軍事独裁者であるフランシスコ・フランコの死後、1970年代にスペインが民主主義へと回帰して以来、同国における選挙で極右が成功をおさめた初のケースとなりました。前ギリシャ財務相のヤニス・バルファキスに話を聞きます。同氏は世界規模で右翼勢力と闘うため、バーニー・サンダースや他のメンバーと運動を立ち上げています。

    dailynews date: 
    2018/12/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • パイプライン建設に伴う先住民の地における多大な犠牲:ウィノナ・ラデュークの語る行方不明になり殺害された先住民女性

    石油ガスパイプライン建設ブームが米国とカナダで広まるなか、先住民コミュニティへの男性労働者の流入により先住民女性の誘拐や殺害の急増していると先住民活動家たちは語ります。これについて、オジブワ族の環境活動指導者で「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)代表のウィノナ・ラデュークに話を聞きます。ラデュークは、ミネソタ州北部の「ホワイト・アース居留地」に住んでいます。

    dailynews date: 
    2018/12/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ウィノナ・ラデューク ミネソタ州のパイプライン拡大に抵抗するなか 先住民主導の「グリーン・ニュー・ディール政策」を呼びかけ

    世界各国の首脳が国連気候変動枠組み条約会議のためにポーランドに集結しています。本日のデモクラシー・ナウ!は破壊的な石油パイプライン建設への先住民が主導する抵抗活動と「グリーン・ニュー・ディール政策」の秘める革命的な可能性について見ていきます。これについて、オジブワ族の環境活動指導者で「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)代表のウィノナ・ラデュークに話を聞きます。ラデュークは、ミネソタ州北部の「ホワイト・アース居留地」に住んでいます。

    dailynews date: 
    2018/12/7(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 『他者の沈黙』: 新作映画が警告 スペインはファシストに支配された過去を繰り返そうとしている

    スペインでは反移民、反妊娠中絶を主張する極右政党が地方選挙で議席を増やし、反対デモが起っています。フランシスコ・フランコ将軍が1975年までおよそ40年にわたり残忍な独裁軍事政権を敷いたスペインでは、若い世代にその記憶がありません。 注目の新作ドキュメンタリーElSilencio de Otros/The Silence of Others(『他者の沈黙』)は、スペイン国民にファシズムに支配された過去を振り返らせ、歴史を繰り返えさないことを目指しています。この作品はフランコ政権下で生き残ったサバイバーが正義を求める過程を追います。スペイン出身の映画製作者アムデーナ・カラセードに話を聞きます。カランセードはロバート・ベーハーと共に『他者の沈黙』を製作、脚本、監督しました。
    画像クレジット:Silence of Others

    dailynews date: 
    2018/12/6(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 潜入 監視 再教育のための収容施設: イスラム教徒ウィグル人への迫害で 中国に批判

    中国政府が大型の反イスラム「再教育」のための収容施設を新疆(しんきょう)ウィグル自治区の北西部に設置し、イスラム教徒であるウィグル人を洗脳するため拘置しており、多数のウィグル人が行方不明になっていると、国連と人権保護団体が非難しています。複数の再教育収容施設で200万人以上が拘束されているという推定もあります。中国政府は数カ月にわたり、この「再教育施設」の存在を否定してきましたが、10月になってその存在を認め、これは過激派対策の一貫だと主張しています。しかしウィグル人によれば、これは集団懲罰の一種であり、自分たちはイスラム教根絶を目指す中国政府によるハイテク監視下で暮らしているといいます。ワシントンを拠点とするウィグル系米国人活動家ルシャン・アッバスに話を聞きます。アッバスは2018年に入ってから中国政府のウィグル人弾圧を非難しましたが、その後彼女の叔母と姉妹の消息が途絶え、現在も行方不明のままです。

    dailynews date: 
    2018/12/6(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 虚偽証言と大規模な米国のプロパガンダマシンがブッシュ・シニアのイラク戦争をいかにして支えたか

    先日逝去したジョージ・H・W・ブッシュの回想を各メディアが展開していますが、デモクラシー・ナウ!では、1991年のイラク侵攻の長期に及ぶインパクト、そして侵攻を促す効果を上げたプロパガンダキャンペーンに目を向けます。湾岸戦争は1991年2月に終了しましたが、イラクでの米国の戦争は最初は破壊的な制裁の形で、その後は2003年のジョージ・W・ブッシュによって発動された侵攻の形で、その後何十年にもわたって続くことになりました。イラクにはいまなお、米軍と軍事請負会社の数千人が残留しています。ブッシュ・シニアのイラク戦争で多くの人が忘れているのは、侵攻開始前に米国内で大々的に繰り広げられたプロパガンダの取り組みです。米国のメディアがいかにイラク戦争を促したかをジャーナリストのジョン・リック・マッカーサーと振り返ります。マッカーサーはハーパーズ誌の社長兼発行人でSecond Front: Censorship and Propaganda in the 1991 Gulf War(『第二の前線:1991年湾岸戦争の検閲とプロパガンダ』)の著者でもあります。

    dailynews date: 
    2018/12/5(Wed)
    記事番号: 
    2

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