カマラ・ハリス上院議員の大統領選初期世論調査での支持率が上昇していますが、同時にカリフォルニア州検察官時代の彼女の仕事の細かな検証も行なわれています。ハリスは2004年、サンフランシスコの地方検事になりました。彼女は2011年にカリフォルニア州司法長官になるまで、その職に就いていました。サンフランシスコ大学法科大学院の教授であるララ・バゼロンに話を聞きます。彼女は1月、ニューヨークタイムズ紙に「カマラ・ハリスは“進歩的な検察官”ではなかった」というタイトルの記事を書きました。バゼロンはその中で次のように記しています。「進歩主義者たちが何度も彼女に、地方検事、次いで司法長官として刑事司法改革を採用するよう求めましたが、ハリス氏は彼らに反対するか沈黙するかでした。一番問題視されるべきは、ハリス氏は、証拠改ざん、偽証、検察官による重要情報の隠蔽などの公務員による違反行為の結果得られた不当な有罪判決を保持するために徹底的に闘っていたという事実です。」