デイリーニュース

  • ムスリム入国禁止令  愛する家族と再会するためトランプを訴えたイエメン系アメリカ人

    イエメン系アメリカ人のグループが、トランプ大統領のムスリム入国禁止令に対し新しい裁判を起こしました。訴状によると、以前は認められていた入国ビザを国務省が取り消したため、多くのイエメン人が米国に在住する家族と再会することができなくなりました。この裁判の原告の二人及びこの裁判を起こした「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)から詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/26(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 経済学者リチャード・ウォルフが語る 富裕層だけを利する制度ではなくもっと人間的な経済制度が必要 

    米連邦政府機関の一部が閉鎖されて5日目になりました。これはトランプ大統領が国境の壁建設費の予算確保に頑強にこだわっているための政治的な膠着状態に陥った結果です。司法省、農務省、国土安全省を含め、連邦政府の全政策経費のうち約4分の1が21日の深夜に失効しました。クリスマスの日にトランプ大統領は、メキシコとの国境の壁建設経費50億ドル政府資金支出に民主党が賛成するまで政府機関の閉鎖は続くと述べました。かつてはメキシコが支払うと主張していた経費です。この閉鎖は米国経済に対する不安が増大する中で起きています。米国の株式市場は、このままで行くと1931年の世界大恐慌以来の最悪の12月を迎えることとなります。スティーブ"・ムニューシン財務長官この事態に対応するため、金融規制当局のトップと緊急会合を行ない、6大銀行首脳とも電話で協議しました。経済学者リチャード・ウォルフに聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/26(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 最高裁がトランプ大統領の難民申請拒否令の差し止めてから数日後 8歳のグアテマラ人の少年が国境警備隊の拘留施設で死亡 

    グアテマラ人の子どもが米国税関・国境警備局の拘留施設で死亡しました。今月二度目のことです。8歳の少年フェリックス・ゴメス・アロンゾは、12月18日から拘留されていましたが、クリスマスイブの日にニューメキシコ州で死亡しました。12月8日にも、7歳のグアテマラ先住民の少女ジャクリン・カール・マキンが、父と共に難民申請のために国境に到着した2日後に死亡しています。一方最高裁判所は、合法的な経路以外を通って入国した人々の難民申請を認めまいとするトランプ大統領の難民申請拒否令を差し止めました。最高裁長官ジョン・ロバーツがリベラル派判事に組したことで、5対4で差し止めの裁決がくだされました。この訴訟の提訴を支援した「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)の法務部長バハー・アズミーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/12/26(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ブラックリストに載った作詞家 イップ・ハーバーグ追悼:『オズの魔法使い』に虹をかけた男

    多くの人々にとって彼の名前は馴染みがないかもしれませんが、彼の曲は世界中で数百万人に歌われています。本日12月25日は、Brother, Can You Spare a Dime?(『兄弟、10セント都合してくれないか?』)などのヒット曲を作詞し、映画『オズの魔法使い』の音楽の作詞を手掛けたブロードウェイの作詞家イップ・ハーバーグの人生と作品を振り返ります。マンハッタンのローワー・イースト・サイドの貧しい家庭に生まれたハーバーグは、つねに自分の作品に強い社会的、政治的要素を織り交ぜ、人種差別や貧困と闘いました。生涯にわたり社会主義者であった彼は、ブラックリストに載せられ、生涯しつこくつけまわされつづけました。 ハーバーグの息子アーニー・ハーバーグに、父親の音楽と政治観について話を聞きます。そして、映画『オズの魔法使い』を詳しく検証し、ハーバーグのブロードウェイの曲をメドレーで聞きながら曲が作られた当時の政治状況を見ていきます。

    dailynews date: 
    2018/12/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • アンジェラ・デイビスが語る 1968年から2018年まで 自由闘争の今と昔 運動の未来

    伝説的な学者で活動家のアンジェラ・デイビスは、ジェンダー、人種、階級、刑務所などの問題に取り組み、数世代にわたり、批判的思想と社会運動に影響を与えてきました。エイミー・グッドマンは10月、ワシントンD.C.でデイビスと対談し、自由闘争の50年の軌跡、人々の運動が次はどこに向かおうとしているのかについて語り合いました。

    dailynews date: 
    2018/12/24(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アンジェラ・デイビス:私たちは刑務所廃止のために戦った先人に借りがある

    刑務所廃止の先導的な提唱者として知られるデイビスの立場は、40年以上前、FBIの重要指名手配人トップ10にリストされ、収監された経験に根ざしています。デイビスは逮捕後、カリフォルニア州で死刑判決死刑判決を受ける可能性がありました。すべての容疑で無罪判決を受けた後、デイビスは刑事司法制度を変えるための戦いに生涯をささげてきました。エイミー・グッドマンは、ワシントンD.C.の「バスボーイズ・アンド・ポエッツ」でデイビスと対談し、刑務所廃止運動について話し合いました。

    dailynews date: 
    2018/12/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アンジェラ・デイビスが語るFBI 刑務所の教訓 釈放を可能にしたアレサ・フランクリン

    アンジェラ・デイビスは40年以上にわたって、米国で最も影響力のある活動家、知識人の一人であり続けてきました。黒人解放運動の象徴だったデイビスは、ジェンダーや人種、階級、刑務所などの問題に取り組み、数世代にわたり、批判的思想と社会運動に影響を与えてきました。刑務所廃止の先導的な提唱者として知られるデイビスの立場は、40年以上前、FBIの重要指名手配人トップ10にリストされ、収監された経験に根ざしています。デイビスは逮捕後、カリフォルニア州で死刑判決を受ける可能性がありました。無罪判決を受けた後、デイビスは、刑事司法制度を変えるための戦いに生涯をささげてきました。中間選挙直前、デイビスは、ワシントンD.C.の「バスボーイズ・アンド・ポエッツ」で、エイミー・グッドマンと対談し、その生涯を語りました。

    dailynews date: 
    2018/12/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 難民申請するホンジュラス人の母親の国境越えに付き添い寒空の下で野宿をした州議員

    米国の国境警備隊が使用した催涙ガスから逃れようとするホンジュラス人の母親と小さな子供たちの写真が全米の心を掴んでから一カ月近く経ち、この39歳の母親マリア・メーザは17日、ついに5人の子供と共に米国入りを認められました。彼女たちの難民申請は現在手続き中です。しかしこれが実現したのは、カリフォルニア州議員ジミー・ゴメスとネネット・バラガンが、ティフワナとサンディエゴの間の国境を管理するオタイメサ出入国管理事務所の米国側でメーザ一家に付き添って野宿するという介入があってこそでした。米墨国境から戻ったばかりのネネット・バラガン議員に話をききます。

    dailynews date: 
    2018/12/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 連邦議会 ファーストステップ法を刑事司法の勝利として絶賛 しかし専門家は法案が誤った期待を生むと語る

    重要な刑事司法改革法案が20日、下院の圧倒的多数で可決され、法律化される見通しとなりました。今週前半に賛成87票、反対12票で上院を通過したファーストステップ法は、3度目の違反に終身刑を義務付け、暴力を伴わない薬物使用でも情状酌量の余地なく量刑を義務づけるなどの厳罰主義を撤回し、連邦の囚人たちに下された判決を軽減することとなります。法制化には大統領の署名が必要ですが、トランプ大統領は署名すると確約しています。しかし、ファーストステップ法が適用されるのは連邦刑務所の受刑者のみであり、200万人以上に達する全米の受刑者のうち10%にも満たない数です。本法案には、米国自由人権協会から保守派の富豪コーク兄弟まで政治的立場を超えて幅広い賛同が集まりました。しかし本法案は明白に移民を除外しており、また150以上の黒人主導団体が組織する「黒人の命のための運動」(Movement for Black Lives)なども、黒人受刑者を家に帰すという「うその約束」で不当な利益を得る行為を助長すると批判してきました。#cut50の共同設立者で代表のバン・ジョーンズに話をききます。#cut50(#50%削減)は今後10年で米国の収監者数を半分にしようとする超党派の全国イニシアティブです。そして#cut50の共同創立者で国内責任者である人権派弁護士のジェシカ・ジャクソン・サローンとも話します。

    dailynews date: 
    2018/12/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • マティス辞任と米国が中東での自滅的で無意味な戦争をやめるべき理由 アンドリュー・バセビッチが語る

    ジェームス・マティス国防長官は、トランプ大統領の外交政策を批判する公開書簡の中で、2019年2月末に辞任することを明らかにしました。長官の辞任表明の前日には、トランプ大統領がシリアに派遣された米軍地上部隊2千人の全員に撤退命令を出しており、辞任表明の当日には大統領がアフガニスタンに駐留する米軍約7千人の撤退を命じたと報道されました。ニューヨークタイムズ紙によると、国家安全保障問題をめぐって有力官僚が抗議の辞任をするするのは、ここ40年ほどの間でマティス長官が初めてです。ワシントンの既成勢力の大半がマティス長官の辞任に衝撃を受けました。元大佐であり、ベトナム戦争で戦った経験をもつアンドリュー・バセビッチに話をききます。同氏は何冊も著書があり、最新の著作はTwilight of the American Century(『アメリカの世紀の黄昏』)です。他にもAmerica’s War for the Greater Middle East: A Military History(『拡大中東圏を目指すアメリカの戦争:軍事史』)やWashington Rules: America’s Path to Permanent War(『ワシントンのルール:アメリカが歩む永久戦争への道』)を書いています。

    dailynews date: 
    2018/12/21(Fri)
    記事番号: 
    1

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