「住宅を占拠しよう」差し押さえ阻止の直接行動

2011/11/11(Fri)
Video No.: 
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14.5分

ウォール街の占拠から全国に波及したオキュパイ運動の背景には、住宅ローンの破たんと差し押さえの激増がありました。年末を迎えても差し押さえの件数は増加の一途で、強制退去の執行はむしろ加速しています。しかし金融機関の差し押さえ手続きは貸し付けのときと同様、ずさんででたらめです。オキュパイ運動から派生した「住宅を占拠せよ」という運動は、金融機関による住宅差し押さえの危機にさらされた人々を支援するために、住民の要請に応じて住宅を占拠して立ち退きを阻止しようとするもので、かなりの成功を収めています。

こうした運動に取り組むミネソタ州の人々の声を聞いてみましょう。ニック・エスピノーサはミネアポリスのオキュパイ運動のオルガナイザー、マックス・ラモーは「土地を取り戻せ」運動の中心人物で、5年前から差し押さえ物件の占拠運動を続けています。

*マックス・ラモー(Max Rameau)「土地を取り戻せ」の活動家、オルガナイザー。
*ニック・エスピノーサ(Nick Espinosa)ミネアポリス占拠の呼びかけ人。
*モニク・ホワイト(Monique White)ミネアポリスで住宅差し押さえの通告を受けた住民で、住宅占拠運動家を数十人受け入れて強制退去に抵抗している。

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字幕翻訳:斎藤千紘/全体監修:中野真紀子/サイト作成:丸山紀一朗