デイリーニュース

  • ロシア・グルジア軍事衝突4日目、計2000人以上が死亡

    4日間の激しい戦闘に続き、ロシア軍の戦車は、グルジアからの分離・独立を求める南オセチア自治州やアブハジア自治共和国を離れ、グルジア中部の都市に到達しようとしています。ロシア高官は、グルジアが前週、南オセチアを攻撃して市民に多数の犠牲者を出したことがこの衝突の引き金になったと話しています。しかし、北大西洋条約機構(NATO)の事務総長とブッシュ米大統領は、ロシアがグルジアで「過度の」軍事行動を行っているとして非難を表明しました。
    dailynews date: 
    2008/8/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • パレスチナ人詩人マフムード・ダルウィーシュ死去、1941-2008

    パレスチナを代表する詩人、マフムード・ダルウィーシュの死を悼み、パレスチナのヨルダン川西岸とガザ地区で3日間の喪服期間が宣言されました。ダルウィーシュは、40年間にわたってアラブ世界の最も重要な詩人の1人、そして偉大な作家と評されてきました。マフムード・ダルウィーシュの詩は、アラブ世界のあらゆる人々に広く知られ、そして愛されてきました。

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    ★ ニュースレター第31号 (2010.8.10)

    ★ DVD 2009年度 第3巻 「パレスチナ」に収録

    dailynews date: 
    2008/8/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 中国系米国人作家で活動家の女性が語る北京オリンピック:抗議行動の意味、ブッシュ大統領の北京訪問

    中国系米国人の作家で活動家のヘレン・ジアは今年の初め、Why I Will Carry the Olympic Torch (『私がオリンピック聖火リレーに参加する理由』)という小品の中で次のように書きました。「平和でより良い世界は、暴力的な対立や分裂ではなく、友好的な提携と相互理解によって達成できるはずです。それこそがオリンピックのメッセージであり、世界文明とそれを構成している全ての人が見ることが出来る達成可能な夢なのです。そして私はそのために聖火リレーに参加することを誇りに思います」。

    dailynews date: 
    2008/8/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 中国 北京での抗議行動で学生チベット支援団体の28人を強制送還

    スチューデンツ・フォー・フリー・チベットの設立者ジョン・ホスバーと市民ジャーナリストのノエル・イダルゴ(別名ノネック)から話を聞きます。2人は最近、中国から強制送還されたばかりです。イダルゴは、世界中で行われている抗議活動の映像のほとんどを自分の携帯電話を使って撮影しています。
    dailynews date: 
    2008/8/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 米連邦判事 政府にアメリカ先住民へ石油と天然ガスの未払い採掘権料4億5500万ドルの支払いを命令

    米政府に対する史上最大の集団訴訟を起こしていた原告代表エルイース・コベルから話を聞きます。この集団訴訟でアメリカ先住民の原告らは、1887年から未払いの石油と天然ガスの採掘権料として 470億ドルの支払いを求めていました。

    dailynews date: 
    2008/8/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ボリビアのエボ・モラレス大統領 信任を問う国民投票で勝利

    南米ボリビアで行われたモラレス大統領や各県知事の信任を問う国民投票で、大統領は2005年12 月の選挙の得票率54%を10 ポイント近く上回る63%以上の信任票を得ました。今回の国民投票は一部の裕福な県の自治を要求する知事たちと対立する大統領が、国民の承認を得ようと自ら提案したものでした。
    dailynews date: 
    2008/8/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ロン・サスキンドが語る ブッシュ政権がいかにイラクとアルカーイダのつながりを故意に捏造しパキスタンとイランの外交および民主制度を弱体化させたか

    アルカーイダとイラクを結びつける偽造諜報報告文書の作成と流布をホワイトハウスがCIAに命じたとする申し立てを調査すると、上院の調査特別委員会と下院司法委員会が発表しました。この新事実はピュリッツァ賞受賞のロン・サスキンドの衝撃の新著The Way of the World: A Story of Truth and Hope in an Age of Extremism(『こんな世相 極端に走る時代の真実と希望に関する話』)の中にも記されています。サスキンドに、文書の捏造をめぐる論争と疑惑発覚後の説得力に乏しい否定に関して話してもらいましょう。サスキンドはまた、暗殺されたパキスタンのベナジル・ブット元首相との長時間のインタビューの詳細も話してくれました。暗殺数カ月前のブット氏はブッシュ政権に対する不満を抱いていたようです。さらに、これは今まで知られていなかったことですが、ホワイトハウスの地下にある尋問房に関しても彼は明らかにしています。

    dailynews date: 
    2008/8/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 9.11テロ事件とイラクの関連付けをブッシュ政権が命じたとのロン・サスキンド記者の暴露を受け 米連邦議会の調査も開始

    ピュリツァー賞受賞のロン・サスキンド記者に、新著The Way of the World: A Story of Truth and Hope in an Age of Extremism(『こんな世相 極端に走る時代の真実と希望に関する話』)について引き続き話をうかがっています。サスキンド記者は、ホワイトハウスが2003年に、アルカーイダとイラクを結びつける虚偽の情報をねつ造するよう米中央情報局(CIA)に命じていたと指摘します。この著書の大部分はねつ造された手紙に焦点を当てていますが、同時にブッシュ政権と英国政府が、イラクに大量破壊兵器など無かったことを、イラク戦争前に知っていた事実も暴露しています。サスキンドの著書で暴露された衝撃的な内容を下院司法委員会が調査しています。委員長のジョン・コンヤーズ民主党議員にも話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/8/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ナオミ・クラインとクリスチャン・パレンティ 北京五輪がいかに警察国家と不平等の世界的広がりに光を当てているかを語る

    五輪を利用した抗議行動を封殺するために使われている機器や統合治安維持システムは五輪後も長期にわたって残り、中国国民の監視のために使われるのではないかと多くの者が恐れています。この監視システム急増の恩恵を最大限に受ける者の1つが米国のヘッジファンドと企業です。その中にはシスコ、ゼネラル・エレクトリック、グーグルも含まれます。ジャーナリストのナオミ・クラインとクリスチャン・パレンティに話を聞きます。2人とも中国を取材して来たばかりです。

    dailynews date: 
    2008/8/15(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ロシア=グルジア軍事衝突はカスピ海地域のエネルギー資源への覇権争い

    米人権団体ヒューマンライツ・ウォッチはこの1週間の戦闘の無差別攻撃で民間人が多数死傷したとしてロシアとグルジア双方の軍部を非難しています。大学教授で作家のマイケル・クレアは、この軍事衝突は主として、カスピ海地域の広大な埋蔵石油・天然ガスへのアクセスをめぐるエネルギー戦争なのだと話しています。

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    ★ DVD 2009年度 第1巻 「環境とエネルギー」に収録

    dailynews date: 
    2008/8/15(Fri)
    記事番号: 
    3

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