デイリーニュース

  • 自殺か殺人か? イラクでのラビーナ・ジョンソン一等兵の死から3年 両親はいまも議会調査を要求

    3年前の2005年7月19日、米陸軍一等兵ラビーナ・ジョンソンはイラク・バグダッドで遺体で発見されました。遺体は 民間軍事企業KBRが所有するテントの中にありました。彼女は 全身に擦過傷を負い、鼻の骨は折れ、片目は黒くあざになり、両手 にはやけど、さらに歯も欠損して性器は酸でただれ、頭には銃痕が あったのです。陸軍はジョンソンの死を自殺と分類しました。しかし両親はそんな話は信じていません。娘はレイプされて殺害された、そう考える彼らはいまも彼女の死に関する最大限の議会調査を要求しています。
    dailynews date: 
    2008/7/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 解雇の米アーリントン国立墓地広報責任者「クビになったのは報道規制の要請を拒否したせい」

    6月に陸軍がアーリントン国立墓地の広報部長を解雇した件について、陸軍長官が内部調査を決めました。ジーナ・グレイが広報部長の職に就いたのはこの4月でした。直後、イラク戦争で戦死した米兵の葬儀取材に関し、墓地当局が新たなメディア制限を導入しよう としていることを知りました。戦死兵の遺族が取材を許可した場合でも、です。広報責任者の彼女はメディアの取材開放を進めました。そこで彼女は「報復的に解雇された」というわけです。

    dailynews date: 
    2008/7/23(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 忘れられた戦争:ソナリ・コルハトカが語る なぜアフガニスタンは「イラクと変わらない」のか

    つい最近、バラク・オバマが自身が「"テロとの戦い"の最前線」と呼ぶアフガニスタンを訪問し、大変な関心を集めたばかりですが、デモクラシーナウではパシフィカ・ラジオのホストを務めるソナリ・コルハトカが行った講演を放送します。ソナリは、 Bleeding Afghanistan: Washington, Warlords and the Propaganda of Silence(『アフガニスタンで血は流れる:ワシントン、武器、沈黙のプロパガンダ』)の共同著者であり、米国によるアフガニスタン占領を声高に非難しています。彼女は6 月にミネアポリスで開催された米国メディア改革運動会議において、「アフガニスタン占領をめぐる誤認」について講演しました。
    dailynews date: 
    2008/7/24(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 米国ペンシルバニア州 メキシコ人移民が暴行を受け死亡 友人の目撃者が事件を語る

    メキシコから米国に移民した25歳の男性ルイス・ラミレスは先週、ペンシルバニア州シェナンドーで10代の若者グループによる暴行を受け死亡しました。7 月14日の夜、ラミレスが徒歩で帰宅途中、6人の白人の高校生が人種差別的な言葉を叫びながら、ラミレスに暴行を加えました。目撃者の証言にも関わらず、この事件では誰も起訴されていません。事件を目撃したラミレスの友人アリエル・ガルシアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2008/7/24(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 警察が電気銃による死亡を隠蔽:手錠をかけられたまま9回ショックを与えられ黒人男性が死亡

    米ルイジアナ州の町ウィンフィールドでは、警察が21歳の男性バロン・パイクスの死をめぐり、隠蔽工作をはかったとして非難されています。パイクスは1月 21日、警察による拘置中に手錠をかけられたまま、電気銃で9回撃たれ死亡しました。ウィンフィールド市警長は当初、パイクスが大量のコカインと幻覚剤を摂取して酩酊状態だったと主張しました。しかし、最近になって検死官は検死解剖の結果、パイクスの体から薬物が検出されず、パイクスの死が殺人であると結論づけました。また検死官は、警官が意識を失ったパイクスに対し、2度もテーザー銃で撃ったと断定しました。この事件を最初に報じたシカゴ・トリビューン紙の記者ハワード・ウィット、バロン・パイクスの継母ケイション・コリンズ、ウィンフィールド市警部補のチャールズ・カリーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/7/24(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 米下院司法委員会、大統領弾劾で公聴会

    米下院司法委員会は、ブッシュ政権が憲法によって与えられた権限から逸脱したかどうか、またそのような権限の乱用があった場合、ブッシュ大統領への弾劾が正当化されるかどうかに関して、これまでに前例のない聴聞を行いました。それは「大統領権限とそれに対する憲法の制約」に関する聴聞と呼ばれました。その聴聞の名目に「弾劾」という明確な言葉は含まれていませんでしたが、民主党議員数名と公聴会は、この聴聞を機に正副大統領に対する弾劾手続きを始めました。ハイライトをお送りします。

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    dailynews date: 
    2008/7/28(Mon)
    記事番号: 
    3
  • オバマはシカゴでどう鍛えられたか:ある政治家の出世の考察



    米大統領選で民主党の候補者指名が事実上確定しているバラク・オバマが、政治家としてシカゴでの数年間にどのように成長し、当地の熾烈(しれつ)な政界でどのように渡りあってきたのかについて、掘り下げて見てみます。ニューヨーカー誌の政治記者であるライアン・リッツァ氏に聞きました。彼は最近の記事「出世:いかにしてシカゴがオバマを政治家にしたか」で、シカゴで政治家としてオバマが頭角を現すようになった経過を追いました。

    dailynews date: 
    2008/7/28(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 全米ユニティ大会に出席したオバマ、会場の数千人の非白人系ジャーナリスト
からの質問に答える

    オバマ上院議員は日曜日に米国シカゴで開かれた「UNITY、非白人ジャーナリストの会」で、数千人の非白人系ジャーナリストを前に演説しました。その折の質疑応答のハイライト場面から、アファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)や、アフリカ系米国人への補償問題、さらに大統領になった場合には政権として、アメリカ先住民への謝罪を検討するかどうかなどの質問に対するオバマの返答をお届けします。
    dailynews date: 
    2008/7/28(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 大きな締め付け:スティーブン・グリーンハウスが語る米国人労働者にとっての困難な時代

    ニューヨークタイムズ紙の労働専門記者スティーブン・グリーンハウスの新著は、米国人労働者がより長い時間働いてより少ない収入を得るようになっているという状況を検証しています。今や賃金は停滞し、健康保険や年金受給の条件はますます厳しくなり、雇用保障も低下しています。グリーンハウスから新著The Big Squeeze: Tough Times for the American Worker (『大きな締め付け:米国人労働者にとっての困難な時代』)について話を聞きます。 ★ 字幕動画はこちら

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    2008/7/29(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 新聞業界の現況を討論:相次ぐ解雇と発行部数、広告収入、株価の減少

    新聞業界の現況を深く掘り下げて見ていきます。過去数ヶ月の間に、活字媒体のジャーナリスト6000人以上が職を失い、新聞の発行部数も減少しています。また、広告収入、ページ数、株価も落ち込んでいます。元ニューヨークタイムズ紙記者で新聞協会代表のバーナード・ランザーと、ネイション・インスティテュートの上級研究員クリス・ヘッジズ、そしてニュー・ボイシズ・イン・インディペンデント・ジャーナリズム(独立系ジャーナリズムの新しい声)主任のリンダ・ジューによる討論会をお届けします。

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    ★ DVD 2008年度 第3巻 「メディアの現在」に収録

    dailynews date: 
    2008/7/29(Tue)
    記事番号: 
    1

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