米ルイジアナ州の町ウィンフィールドでは、警察が21歳の男性バロン・パイクスの死をめぐり、隠蔽工作をはかったとして非難されています。パイクスは1月 21日、警察による拘置中に手錠をかけられたまま、電気銃で9回撃たれ死亡しました。ウィンフィールド市警長は当初、パイクスが大量のコカインと幻覚剤を摂取して酩酊状態だったと主張しました。しかし、最近になって検死官は検死解剖の結果、パイクスの体から薬物が検出されず、パイクスの死が殺人であると結論づけました。また検死官は、警官が意識を失ったパイクスに対し、2度もテーザー銃で撃ったと断定しました。この事件を最初に報じたシカゴ・トリビューン紙の記者ハワード・ウィット、バロン・パイクスの継母ケイション・コリンズ、ウィンフィールド市警部補のチャールズ・カリーに話を聞きます。