米最高裁がムスリム入国禁止令を支持する判決を下した数時間後、サンディエゴの連邦地裁判事が、移民局職員に対し、国境での移民の子どもと親との引き離しを停止し、既に引き離された子供たちを親元に戻すことを命じる判決を下しました。この判決は、5歳未満の子どもについては14日以内に、5歳以上の子どもについては30日以内に、親元に返すよう命じています。同判決は、トランプ政権に対して、国境を違法に越えた人々への訴追停止を命じてはいません。2000人をこえる子どもが、全国の拘留施設に投獄された両親から引き離されたままです。移民の権利の擁護者たちは、トランプ政権には、子供たちをどうやって親元に届けるのか、明確な計画がないと警鐘をならしています。すでに一部の親は米国から追放されています。アメリカ自由人権協会(ACLU)移民の権利プロジェクトの副責任者であるリー・ゲラーント、ムスリムの人権擁護団体Mパワー・チェインジ(MPower Change)のリンダ・サルスール、憲法上の権利センター(Center for Constitutional Rights.)のディアラ・シャマスから詳しく聞きます。