デイリーニュース

  • ジェームズ・フォーマン・ジュニアが自著『自分たちの手で投獄:米国黒人社会の罪と罰』を語る

    イエール大学の法学教授で著作家のジェームズ・フォーマン・ジュニアの新著Locking Up Our Own: Crime and Punishment in Black America.(『自分たちの手で投獄:アメリカ黒人社会の罪と罰』)は、一般ノンフィクション部門で2018年度ピューリッツァー賞を受賞しました。同賞の選考委員会は、司法制度に関する広範な経験と深い知識に基づいて米国の現在の刑事司法制度の歴史的ルーツとそれが往々にして非白人市民およびそのコミュニティーにもたらしている壊滅的な結果を検証したとして、同書を賞賛しています。フォーマンは、公民権運動家ジェームズ・フォーマン・シニアとコンスタンシア・ロムリーの間に生まれた息子です。二人は、1960年代にSNCC(学生非暴力調整委員会)での活動を通して知り合いました。

    dailynews date: 
    2018/7/4(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米国の奴隷にとって独立記念日とは?:フレデリック・ダグラスの歴史的演説を俳優ジェームズ・アール・ジョーンズが朗読

    フレデリック・ダグラスの言葉で7月4日の独立記念日特集を始めます。1818年頃、奴隷として生まれたダグラスは、奴隷制廃止運動の指導者の一人となりました。1852年7月5日、ニューヨーク州ロチェスターにおいて彼は、彼の最も名高い演説の一つ「黒人にとっての独立記念日の意味」を行ないました。「ロチェスター婦人奴隷制反対協会」の人々へ向けた行われた演説です。歴史家ハワード・ジンの名著Voices of a People’s History of the United States.(『民衆の米国史の声』)の朗読イベントで俳優のジェームズ・アール・ジョーンズが行った朗読でお聴きください。ジンがジョーンズを紹介するシーンからスタートです。

    dailynews date: 
    2018/7/4(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 空港職員 移民の子供が次々と静かに全米中に送り出されるのを見て「胸が張り裂けそう」

    デモクラシー・ナウ!は、米国メキシコ国境を取材中、両親から引き離された移民の子供がいかに全米中に送られているかを直接目にしました。私たちが話した空港職員のひとりは、子供たちは他の州に送られるため早朝に連れて来られると言い、彼らの扱われ方に問題を感じると話します。 「私が見た最年長は10歳か11歳です。最年少は、たぶん5歳です」と、彼は言います。「彼らはそこに黙って座っていて、私は胸が張り裂けそうな気持ちでした。彼らは非常に幼い子供なのです。」

    dailynews date: 
    2018/7/3(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 米国は「満員」と言われ 炎天下の米国メキシコ国境で何日も待機する難民申請者

    トランプ政権は米国に不法に入国する移民を非難していますが、デモクラシー・ナウ!はテキサス州ブラウンズビルの国境にかかる橋に行き、難民申請希望者が米国は満員だといわれて、炎天下で何日も待機していることを知りました。「リオ・グランデ・バレーの平等な声ネットワーク」(Rio Grande Valley Equal Voice Network)の代表クリスティーナ・パチーノと、アメリカ自由人権協会(ACLU)のマイケル・シーフェルトに案内してもらいます。また、農場労働者たちの長年のまとめ役で「万人の連合」(La Unión del Pueblo Entero:LUPE)の代表であるフアニタ・バルデス=コックスに、国境での家族引き離しについて話を聞きます。私たちはサウスウエスト・キーが運営する、ウォル―・マートを改造した収容所「父の家」(Casa Padre)の1人の職員へのインタビューを試みました。

    dailynews date: 
    2018/7/3(Tue)
    記事番号: 
    2
  • メキシコ大統領当選 左派オブラドール氏汚職、貧困、麻薬戦争の大改革を公約

    地滑り的勝利で、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールがメキシコの時期大統領に当選しました。そのイニシャルからAMLO(アムロ)として知られるメキシコシティ元市長は、ここ数十年で初の左派メキシコの大統領になります。ロペス・オブラドールとドナルド・トランプは7月2日、電話会談で移民と貿易について話しました。トランプは、メキシコの次期大統領に国境警備と北米自由貿易協定(NAFTA)での協力を求め、記者たちに、「彼は国境問題で我々を助けてくれると思う。我々の国境法と移民法は信じられないくらいひどくて、世界一役立たずだ。世界中から笑われている。一方、メキシコにはとても強力な移民法があるので我々を助けることができる」と、話しました。メキシコシティからジョン・アッカーマンとイルマ・サンドバルに話を聞きます。イルマ・サンドバルはメキシコ国立自治大学の教授で、汚職研究センターの代表です。彼女は次期大統領アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権で財務監督官を務める予定です。ジョン・アッカーマンは、メキシコ法律レビュー誌の編集者で、メキシコ国立自治大学の教授です。彼は、プロセソ誌とラ・ホルナダ紙のコラムニストでもあります。

    dailynews date: 
    2018/7/3(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「これは人道危機だ」テキサス州の弁護士 国境での家族引き離しの混乱と恐怖を語る

    トランプ大統領の「ゼロ・トレランス方式」の政策の下、入国管理当局によって親から強制的に引き離された移民の子どものうち、少なくとも2千人が親と再会できずにいます。連邦判事はこれに対し、すべての子どもを30日以内に両親に再会させなければならないとの判断をくだしました。しかし移民擁護派によると、当局は家族の再会について明確な計画を持っていないということです。テキサス州マッカレンでは弁護士らが、移民の親たちが子どもと再会できるよう奔走しています。「テキサス公民権プロジェクト」(Texas Civil Rights Project)で人種や経済の正義を求めるプログラムの代表を務める弁護士のエフレン・オリバレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/2(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 国境での家族の分離や移民の取り締りに抗議 数千人がニューヨーク市でデモ行進

    ニューヨーク市では6月30日、トランプ政権の移民弾圧に抗議する1万人以上がブルックリン・ブリッジを行進し、「ゼロ・トレランス方式」の移民取り締まりで親から引き離されたすべての移民の子どもたちを親と再会させるよう求めました。

    dailynews date: 
    2018/7/2(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「家族は一緒だ」 トランプのゼロ・トレランス政策に全米で数万人が抗議

    米国各地の都市では6月30日、「家族は一緒だ」(Families Belong Together)をスローガンとした集会がおこなわれ、引き離されたすべての移民の親子を再会させなければならないとした連邦裁の判決にトランプ政権が従うことを求めて数万人が行進しました。トランプ政権の移民に対する「ゼロ・トレランス方式」の厳罰政策は、2000人以上の子どもたちを親から強制的に引き離すことにつながり、親たちの一部はすでに国外追放されています。トランプ政権は6月29日、裁判所に提出した文書の中で、移民手続は数カ月から数年を要するかもしれないため、政府は移民の子どもを親とともに収容所に収容する権利があると主張しました。デモはそれから24時間後に始まりました。現行法は、子どもを20日以上拘束してはならないと規定しています。デモクラシー・ナウ!は、数万人が行進した首都ワシントンを取材しました。

    dailynews date: 
    2018/7/2(Mon)
    記事番号: 
    2
  • メキシコ大統領選 左派のロペス・オブラドールが地滑り的勝利

    メキシコで1日に行われた大統領選では、「AMLO」の愛称で知られる左派政治家、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールが地滑り的勝利を収めました。汚職や暴力を減らしてメキシコを作り変えるとの決意を示しています。選挙の速報結果によると、メキシコシティ元市長のロペス・オブラドールは、2位候補の2倍以上の差をつける53%の票を集めました。主要な対立候補3人はすでに敗北を認めています。オブラドールの勝利は、メキシコの近現代史上最も暴力的と言われた選挙期間の後にやって来ました。昨年9月以来、メキシコでは少なくとも136人の政治家が暗殺されました。ジョンズ・ホプキンス大学で社会学とラテンアメリカ研究の助教を務めるクリスティ・ソーントンに詳しく聞きます。ソーントンは「民主主義のための学者と市民のネットワーク」(Scholar and Citizen Network for Democracy)の一員としてメキシコ大統領選のオブザーバーを務めました。現在は、メキシコ経済の歴史についての本を執筆しています。

    dailynews date: 
    2018/7/2(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米政府の移民政策に抗議して630人の女性が拘束 スーザン・サランドンとリンダ・サルスールが非難

    ワシントンD.C.では28日、連邦議事堂の敷地でトランプ政権の移民政策に抗議して大規模な非暴力の市民的不服従行動が行われ、630人の女性が逮捕されました。抗議者たちは、「私たちは無視しない」、「ICEを廃止せよ」と唱え、米国の拘留施設に監禁された移民に至急されたのと同じようなマイラー緊急ブランケットを身にまとってハート上院議員会館に大勢で押し寄せ、座り込みデモによって移民の子供たちが米国政府の保護拘束を解かれ、家族と再会できるよう要求しました。抗議者の中には、女優のスーザン・サランドンやワシントン女性行進(Women's March on Washington)の共同主催者リンダ・サルスールもいました。

    dailynews date: 
    2018/6/29(Fri)
    記事番号: 
    6

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