デイリーニュース

  • 宗教指導者ら最高裁判所の外で抗議の祈りをささげた後 足かせをはめられ留置所に一晩留め置き

    6月11日、新版の「貧者の運動(Poor People’s Campaign)」の全米行動日に参加した9人の宗教指導者が、ワシントンD.C.の最高裁判所前の階段で逮捕されました。彼らは5時間にわたって手錠をかけられ、ゴキブリのいる留置所に一晩勾留後、足枷をされて法廷に連れ出されました。宗教指導者の他にも、貧困と人種差別に対する抗議に参加して、ワシントンD.C.で11日に100人が逮捕されました。この日に逮捕された9人の宗教指導者の1人、リズ・テオハリス師に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/13(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 特別レポート:人種差別と貧困に対抗する新「貧者の運動」の街頭から

    6月11日、2018年版の新たな「貧者の運動(Poor People's Campaign)」の呼びかけに応じて、ワシントンでの最新の抗議行動に集まった人々が集会とデモを行いました。主催者たちは、このキャンペーンを今世紀起きた米国最大規模の非暴力直接行動であり、大きな広がりを見せていると述べます。運動を組織したウィリアム・バーバー師とリズ・テオハリス師はじめ約100人が、論争をおこしている、有権者を排除するオハイオ州の選挙法を支持し市民の投票権に大きく逆行した判決を出した最高裁に抗議して逮捕されました。全国での逮捕者は、少なくとも300人にのぼりました。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア師が「貧者の運動」を開始してから50年後、2018年版の新たなキャンペーンが始まって以来、全米で2000人近くが逮捕されています。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンとカーラ・ウィルスは、ワシントンD.C.の街頭に立ち、この抗議活動を取材しました。

    dailynews date: 
    2018/6/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「ジム・クロウ人種差別法時代の遺物」:オハイオ州の有権者削除を支持する最高裁の決定をアリ・バーマンが批判

    最高裁は、オハイオ州による有権者名簿からの投票者の攻撃的な削除を、支持する裁決を5対4でくだしました。この判決により、何回か選挙に行かず、選挙管理官からの通知に返事をださなかった人を、州が有権者名簿から削除できるようになります。ある調査によると、オハイオ州の3大郡だけで、近年投票者名簿から15万人近くが削除されました。この最高裁の判決は、投票権を制限しようとする保守派の試みにとってもうひとつの新たな勝利だとして数々の批判を受けています。マザー・ジョーンズ誌のシニアライターでネーション・インスティテュートのレポーター・フェローでもあるアリ・バーマンと話します。彼の最新の記事の見出しは「最高裁は、主要な投票権法の息の根を止める共和党員を支援(”The Supreme Court Is Helping Republicans Kill a Key Voting Rights Law”)」です。

    dailynews date: 
    2018/6/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 人道上の大惨事:米国が支援するサウジ有志連合軍がイエメンの港を攻撃 100万人が危機に

    イエメンでは、サウジアラビアとアラブ首長国連邦が率いる軍が、主要港湾都市フダイダに対する全面攻撃を開始しました。この攻撃は、米国の支援を受けるサウジ主導の有志連合と反政府勢力「フーシ」との過去3年間の戦争の中で最大の戦いになると予想されています。この戦争ですでに15,000人の市民が殺害され、世界で最悪のコレラの流行が起き、イエメンは国全体が飢餓寸前の危機に陥っています。人道的救援団体は、この港湾都市に住む25万人の一般市民、およびこの港を通って入ってくる支援物資に大きく依存するイエメンの残りの人々に、この攻撃が大惨事をもたらす可能性があると警告しています。ワシントンD.C.のロー・カンナ議員に話を聞きます。彼は最近、ジェームズ・マティス国防長官に提出した、フダイダに対する攻撃を防ぐよう呼びかける超党派の書簡に名を連ねました。

    dailynews date: 
    2018/6/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロー・カンナ民主党下院議員 米朝首脳会談がオバマ政権下で起きていたら民主党議員たちは喝采しただろう

    トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との歴史的な首脳会談の準備を進めていた最中、上院少数党院内総務のチャック・シューマーと他の民主党幹部たちは6月第1週、北朝鮮によるすべての核兵器、化学兵器、生物兵器の完全放棄をトランプが保証できないなら北朝鮮に対する制裁を維持あるいは強化さえするべきだと脅す書簡を作成しました。この議員らによる書簡には「核とミサイル保有の放棄という北朝鮮の義務が果たされている見える成果を確認せずに、北朝鮮への制裁緩和を明に暗に示唆する取引は効果がない」と記されています。革新派は、この書簡の強硬姿勢を批判しています。カリフォルニア州選出のロー・カンナを含む15人の民主党議員は、トランプ大統領に対し、「外交だけが、北朝鮮と米国の緊張を解決する唯一の道」と記した書簡を出しました。ワシントンDCから、民主党下院議員のロー・カンナに話を聞きます。

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    2018/6/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ブルース・カミングス教授:第二次世界大戦のドイツと日本よりさらに破壊的損傷を与えた米国の北朝鮮空爆

    トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との歴史的な会談は、金と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とが朝鮮戦争の公式な終結に取り組むことに合意した、もう1つの歴史的な会談のわずか数週間後に行われました。トランプは6月12日のシンガポールでの会談後、朝鮮戦争は「非常に血なまぐさい争い」だとし、この戦争が間もなく公式に終結することを希望すると表明しました。シカゴ大学の歴史学者で、『現代朝鮮の歴史―世界のなかの朝鮮』や『北朝鮮とアメリカ 確執の半世紀』など北朝鮮についての数冊の本の著者であるブルース・カミングスに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 朝鮮半島の新たな日 クリスティーン・アンが非核化の約束と新和平交渉を称賛

    ドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は6月12日、シンガポールで開かれた歴史的な首脳会談で、お互いの通訳だけが同席した非公開の2時間の会談を行いました。トランプと金は、会談後の共同声明の中で、朝鮮戦争で戦争捕虜となったまたは戦闘中に行方不明になった米軍兵士の遺体の捜索を約束しました。この約束は、両首脳が朝鮮半島の完全非核化を目指すことを約束した歴史的な会談後に、両首脳によってまとめられた4つの計画の中の1つでした。朝鮮戦争終結のために女性たちを動員する国際的な運動「非武装地帯の両側の女たち」(Women Cross DMZ)の創設者で国際コーディネーターのクリスティーン・アンに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 金正恩との歴史的な首脳会談でトランプが朝鮮半島の「挑発的な」戦争ゲームの終結を約束

    ドナルド・トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、朝鮮半島の完全非核化を目指すことを約束して歴史的な首脳会談を終えました。トランプ大統領は、米国と韓国の戦争ゲームの終結も発表しました。今回の首脳会談は、米国の現職大統領と北朝鮮の指導者との史上初の会談でした。シンガポールから調査報道ジャーナリストのティム・シャーロックに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/6/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • マイケル・エリック・ダイソンに聞く NFLの抗議 マルコム・ジェンキンス 人種問題について米国の黒人に耳を傾けるということ

    トランプ大統領は先週、スーパーボウルを制したフィラデルフィア・イーグルスのホワイトハウス訪問を突然キャンセルし、「国歌演奏中にロッカールームから出てこないのは、膝をつくのと同じくらい、私たちの国への敬意を欠いている。悪いけど!」とツイートしました。2017年のシーズン中、イーグルスの選手で国歌斉唱中に膝をついた選手は一人もいませんでしたが、セイフティ(守備ポジション)のマルコム・ジェンキンスが国歌斉唱中にこぶしを振り上げたことが抗議行動を最も印象づけるイメージの一つとして定着していました。ジェンキンスは先週、ロッカールームで、チームのホワイトハウス訪問がキャンセルされたことについて報道陣に質問され、一連のメッセージ・ボードを無言で掲げました。政治アナリスト、作家でもあるマイケル・エリック・ダイソン教授に話を聞きます。新著はWhat Truth Sounds Like: Robert F. Kennedy, James Baldwin, and Our Unfinished Conversation About Race in America(『真実の響き:ロバート・F・ケネディ、ジェームズ・ボールドウィン、米国の人種をめぐる未完の会話』)です。

    dailynews date: 
    2018/6/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「真実の響き」 新著出版のマイケル・エリック・ダイソンに聞く ロバート・F・ケネディ ジェームズ・ボールドウィン 米国の人種問題

    ロバート・F・ケネディ暗殺から今月で50年になります。1968年の大統領選に立候補したロバート・F・ケネディは、カリフォルニア州民主党予備選に勝利して支持を大きく伸ばした直後の6月5日、銃撃により死亡しました。ちょうどその2カ月前にマーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺されています。その5年前には兄のジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されています。ジョージタウン大学のマイケル・エリック・ダイソン教授に話を聞きます。新著What Truth Sounds Like: Robert F. Kennedy, James Baldwin, and Our Unfinished Conversation About Race in America(『真実の響き:ロバート・F・ケネディ、ジェームズ・ボールドウィン、米国の人種をめぐる未完の会話』)で、公民権の問題をめぐる故ロバート・ケネディの個人的な成長に注目しました。

    dailynews date: 
    2018/6/11(Mon)
    記事番号: 
    2

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