ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領政権の転覆をめざす動きが続く中、、マイク・ペンス副大統領は29日、新任の大統領特使エリオット・エイブラムズと共に、ベネズエラの反大統領勢力のメンバーとホワイトハウスで会談しました。エリオット・エイブラムズは右派のタカ派であり、イラン・コントラ事件の際に議会に対する偽証で1991年に有罪判決を受けましたが、後にジョージ・ブッシュ(父)大統領によって赦免されました。エイブラムズは、1980年代のグアテマラにおいて先住民の大量殺害と拷問を指揮し後にグアテマラの独裁者となったエフライン・リオス・モント将軍を擁護しました。リオス・モントは後に虐殺で有罪判決を受けました。エイブラムズはまた、ウゴ・チャベスの失脚をはかった2002年のクーデターにも関与しました。エイブラムズの履歴を、調査報道ジャーナリストのアラン・ネアンと検証します。ネアンは過去30年以上にわたってエイブラムズを詳細に追跡しています。ネアンは、ジョージ・ポーク賞を二度受賞し、ロバート・F・ケネディ記念賞も受賞しています。