米国の最もパワフルな金融企業であるゴールドマン・サックスが、今年度4月から6月までの3カ月で34億4千万ドルという、同社140年の歴史の中で最大の四半期収益を計上しました。ゴールドマンのこの記録的利益の発表は、同社が「不良資産救済プログラム」で注入された公的資金100億ドルを米財務省に返済し、年末のボーナス規制から自由になってちょうど1カ月目のことでした。マット・タイビに話を聞きます。彼は最新のローリング・ストーン誌の記事で「ゴールドマン・サックスは、世界恐慌以後あらゆる種類の主要な市場操作を駆使してきた」と論じています。