イ ンドネシアでは11年前のスハルト独裁政権の終えんから2度目の大統領直接選挙が行われ、出口調査で現職大統領のユドヨノの再選がほぼ確実となっています。このほどある文書が米国務省の機密扱いを解除され、そこに、2002年に西パプアでアメリカ 人2人とインドネシア人1人が殺害された事件でインドネシア軍部の関与があり、その隠蔽工作にユドヨノが絡んでいたことが示唆されています。この殺人事件の捜査のためにインドネシア警察と米国のFBIに協力していたパプアの人権活動家の話を聞きましょう。彼女は現在オーストラリアで亡命生活を送っており、捜査に関して口を開くのはこのデモクラシー・ナウ!の独占インタビューが初めてです。また文化人類学者のエベン・カークシーと、東チモール・アンド・インド ネシア・アクション・ネットワークのジョン・ミラーにも話を聞きます。