デイリーニュース

  • エチオピアの航空機墜落で姪孫が死亡したラルフ・ネイダー ボーイングジェット機のボイコットを呼びかけ

    157名の死者を出した、エチオピアで10日に起きた墜落事故を受けて、米国でボーイング737MAX8型機の運行停止を求める声が高まっています。同型機の大事故はこの6か月間で、二度目です。昨年10月、インドネシア航空の同型機が墜落し、189名が死亡しています。今回の事故を受けて、737MAX8型機の3分の2が運航停止となりました。世界の少なくとも41カ国、中国、トルコ、インドまでが、安全性の徹底した確認がなされるまで、運航を停止しています。国際的な非難にもかかわらず、米国とカナダは従来通りの運航を続けています。長年にわたり消費者運動のリーダーとして企業批判を行い大統領候補ともなったラルフ・ネーダーから詳しく聞きます。彼の姪孫[兄弟姉妹の孫]であるサムヤ・スツモはエチオピア航空302便の事故で死亡しました。ネーダーはボーイング社に、「旅客が第一 737MAX8機をいますぐ、飛行停止に」(“Passengers First, Ground the 737 MAX 8 Now!” )と題する公開書簡をしたためました。コンシューマー・レポート(Consumer Reports)の航空ジャーナリスト、ウイリアム・マギーにも聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ハンプシャー大学の闘い 1つの学校の財政破綻が明らかにする高等教育の危機

    ハンプシャー大学の学生と教員たちは、前代未聞の経済危機と崩壊の可能性から学校を救うべく闘っています。大学は、一連の予算削減と経営陣の決定の打撃を受けたところです。ハンプシャー大学のミリアム・ネルソン学長は1月、理事会と大学運営職員が“戦略的なパートナー”との合併を検討しているいると発表しました。この発表に続き、大学の運営拡大部門と入学事務部門で人員が削減され、大学は秋学期に全日制の学生を受け入れないと報じられました。ハンプシャー大学の教授マーガレット・セルロ、同大学4年生で「立ち上がれハンプシャー」(Hampshire Rise Up)のメンバーであるデスタ・カンタベ、同大学の理事ウィリアム・ナルによる討論をお届けします。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ステフォン・クラークに正義を 丸腰の子持ち黒人を射殺した警官不起訴で抗議運動が勃発

    カリフォルニア州サクラメントの地方検事が、丸腰の22歳のアフリカ系米国人ステフォン・クラークを彼の祖母の裏庭で2018年に射殺した2人の警官の刑事責任を問わないことを発表してから1週間以上経ちましたが、現地での抗議行動は続いています。このニュースが発表されて以来、抗議行動の主催者たちは地元の大学や高校での授業放棄、市議会でのデモ、継続中のサクラメント警察署の占拠、カリフォルニア大学デービス校でのダイイン(模擬死抗議行動)、同市で最も裕福な地域の1つでの抗議行動に参加し、これまでに84人が逮捕されました。サクラメント・ビー紙によると、サクラメントのアン・マリー・シュバート地区検事は、今回の判断を含め、警官の発砲事件について連続34回、合法的な行動と判定したとしています。団体「若者たちの声」(Voice of the Youth)の創設者で、コミュニティ活動家のベリー・アシウスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • トランプによるメディケアの削減と軍事費増加の新予算案は「貧困層と中産階級への攻撃」

    トランプ大統領は、米国・メキシコ国境の壁建設費用としての86億ドルと、軍事費の約5%増を求めています。トランプは一方で、メディケア(高齢者向け医療保険)の経費を10年間で8450億ドル削減することを含む、国内支出の大幅な削減を要請しています。トランプはさらに、環境保護局の予算を31%、内務省の予算を14%削減することも求めています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストでDCReport.orgの創設者兼編集者であるデビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 我々はトランプの納税申告書を見ることになるだろう:徹底調査が大統領の秘密を暴くとデビッド・ケイ・ジョンソンが予想

    ニューヨークタイムズ紙は、ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官が3月11日遅く、ドイツ銀行とインベスターズ銀行にトランプ財団に関する記録を求める召喚状を送ったと報じています。数週間前には、トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが議会で、トランプは財務諸表の自分の総資産を水増ししたと証言したばかりです。コーエンの証言後、ニューヨーク州監査院はトランプ財団への保険仲介業者であるエーオンに召喚状を送りました。下院法務委員会も最近、トランプに最も身近な81の個人・団体に対し文書提出を要求しています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストでDCReport.orgの創設者兼編集者であるデビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。彼の最新刊のタイトルはIt’s Even Worse Than You Think: What the Trump Administration Is Doing to America(『考えている以上の害:トランプ政権が米国にしていること』)です。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • グリーンウォルド:米政府は戦争支持を得るためにベネズエラ救援トラック炎上について偽りを拡散した

    ニューヨークタイムズ紙は、2月にベネズエラ・コロンビア間の国境で「人道支援物資」をベネズエラに運びこもうとしていたトラック数台が炎上した原因は、当時メディアとトランプ高官らが拡散したようなニコラス・マドゥロ大統領の部隊ではなかったことが調査で判明したと報じました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。最新記事は“NYT’s Exposé on the Lies About Burning Aid Trucks in Venezuela Shows How U.S. Government and Media Spread Pro-War Propaganda.”(『対ベネズエラ救援トラック炎上に関する嘘を暴いたニューヨークタイムズ記事 米政府とメディアによる戦争プロパガンダの拡散が露呈』)です。

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    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    4
  • グリーンウォルド:ウィキリークスに不利になる証言を拒否したチェルシー・マニングは報道の自由を助ける

    米軍の内部告発者チェルシー・マニングは、ウィキリークスとその創設者ジュリアン・アサンジを調査する大陪審での証言を拒否し、再び拘束されました。マニングは、イラクとアフガニタンにおける米国の戦争に関する国務省と国防総省の文書数十万件を2010年にウィキリークスに漏えいしたことについての聴取のため、バージニア州東部地区連邦裁判所に召喚されていました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ダニエル・エルズバーグ 「これほど愛国心の強い者は知らない」 チェルシー・マニングの再拘束に

    米軍の内部告発者チェルシー・マニングは、ウィキリークスおよび創設者ジュリアン・アサンジを調査する大陪審での証言を拒否し、再び拘束されました。マニングはバージニア州東部地区連邦裁判所から召喚され、イラクとアフガニタンにおける米国の戦争に関する国務省と国防総省の文書数十万点を2010年にウィキリークスに漏えいした件について聴取されることになっていました。マニングはこの漏えいで2010年から2017年まで刑務所に収容されました。オバマ大統領が任期を終える前にマニングの減刑を認めました。ペンタゴン・ペーパーズの内部告発者であるダニエル・エルズバーグに、チェルシー・マニングの行動の重要性について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米国がメキシコ国境で包括的な機密情報収集 標的はジャーナリスト・弁護士・活動家

    亡命を希望する移民キャラバンの阻止を目的とするトランプ政権の行動を記録していた活動家やジャーナリストについて、米国政府がデータベースを密かに作成していたことが文書で明らかになりました。サンディエゴのメディアNBC 7の調査が明らかにしたところによると、このリストを共有していたのは国土安全保障省、移民税関捜査局(ICE)、税関・国境警備局、連邦捜査局(FBI)です。リストには、米国市民7人を含む10人のジャーナリストのほか、「オーガナイザー」または「扇動者」として約50人の名前が掲載されていました。下院民主党議員たちは現在、政府が作成したこの極秘リストの全面開示を求めています。米政府に標的にされた活動家の1人であるニコール・ラモスに話を聞きます。ラモスは「アル・オトロ・ラド」(Al Otro Lado)の「国境における権利プロジェクト」(Border Rights Project)の代表です。同プロジェクトは、メキシコ・ティファナの亡命希望者たちと協働しています。調査報道サイト「インターセプト」の常任記者ライアン・デベローからも話を聞きます。2月初旬、“Journalists, Lawyers, and Activists Working on the Border Face Coordinated Harassment from U.S.

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 失われた子供たちのアーカイブ:バレリア・ルイセリーの最新小説は米国の移民危機の証言

    国土安全保障省長官キルステン・ニールセンは数日前メキシコ国境で、トランプ大統領の国家非常事態宣言を擁護しましたが、バレリア・ルイセリーと新著『失われた子どもたちのアーカイブ』について話します。この本は、米国に難民として保護を求める移民の子供たちの窮状を調査する母とともに、ニューヨークからアリゾナのメキシコ国境まで旅したある家族の日々を記録しています。

    dailynews date: 
    2019/3/8(Fri)
    記事番号: 
    4

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