ブラジルの新たな政府データは、極右で元軍人のジャイル・ボルソナロが1月に大統領になって以来、アマゾンの森林破壊が劇的に拡大していることを示しています。ブラジルは2019年、1300平方マイル以上の森林被覆を失い、森林破壊のペース が加速しています。ある報告書は、アマゾンでは1分間にサッカー場3つ分の広さの森林が破壊されているとしています。6月には、2018年の同じ月と比較して森林破壊は88%増加しました。この急激な増加は、ボルソナロによる規制の縮小と不法な土地侵入許可、伐採と火災が原因です。気候科学者たちは、アマゾンの熱帯雨林を保護することは、気候変動と闘う地球規模の取り組みに不可欠と言います。一方、アマゾンの遠隔地に住む先住民の村の村人たちは、少なくとも10人の重武装し軍服を着た金炭坑作業員たちが7月第4週に彼らのコミュニティを急襲し、ワジャピ族の長老エミラ・ワジャピを刺殺したと言います。ブラジル市民社会団体をつなぐネットワーク「気候観測」(Climate Observatory)の事務局長であるカルロス・リティールに話を聞きます。