米国人教授 ケンブリッジ・アナリティカが保有する自分の心理学プロファイルの開示を請求

放送日: 
2018/3/23(金)
再生時間: 
12

2018学生字幕翻訳コンテスト 課題6:「個人情報ビジネス」の受賞作です。

ケンブリッジ・アナリティカ社の有権者プロファイリング事業をめぐるスキャンダルを取り上げます。5千万人以上のフェイスブック利用者の個人データが本人の許可なく収集され、大統領選挙でトランプ候補支持に動かすために利用されたのです。ケンブリッジ・アナリティカ社は億万長者のロバート・マーサー(Robert Mercer)によって設立され、トランプ大統領の元上級顧問でブライトバート・ニュース・ネットワーク会長のスティーブ・バノン(Steve Bannon)も同社幹部の1人でした。

問題となったフェイスブックのデータは、もともとはケンブリッジ大学のアレクサンダー・コーガン(Aleksandr Kogan)教授が集めたものでした。コーガン教授の会社が、フェイスブック利用者に性格診断アプリの利用を促して個人情報を収集したのです。このアプリは本人だけでなく、フェイスブック上にある友人のデータも一緒に収集したので、数千万人の個人情報が本人の知らないうちに抜かれていたことになります。そしてケンブリッジ・アナリティカ社がこのデータを買い取って、有権者プロファイリングから強力な心理学ツールをつくりあげ、政治目標を遂行するために、対象を絞りこんだ政治広告を打ち始めたのです。

番組では、米国パーソンズ美術大学のメディアデザイン学准教授のデイビッド・キャロル(David Carroll)氏に話を聞きます。キャロル教授はケンブリッジ・アナリティカ社に対し、彼らが入手した自分に関する全てのデータを引き渡すよう要求する訴訟を起こしました。

ゲスト

*デイビッド・キャロル(David Carroll):米国のパーソンズ美術大学メディアデザイン学科准教授。ケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックから収集した自分自身の個人情報を開示するよう、2017年9月にICO(英個人情報保護監督機関)に申し立てた。

字幕翻訳: 松村菜々美 関西学院大学文学部 2年(2018コンテスト受賞時)

監修:中野真紀子

Share this
トラックバックURL - http://democracynow.jp/trackback/14039