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最新刊 第140号 監視資本主義の時代(2019.3.1放送)
フェイスブックの個人データが選挙結果に影響を与えるため利用されたケンブリッジアナリティカ社のスキャンダルで、巨大プラットフォーム企業が私たちのプライバシーを無断で盗み取っており、それをもとに複雑な演算処理を施して生成された個人の行動予測が商品として売られている実態が明るみに出ました。こうした行為はグーグルとフェイスブックが二大巨人ですが、いまやIT業界はおろか、それ以外の一般産業にも広く浸透しています。ショシャナ・ズボフこれを「監視資本主義」と名づけ、資本主義の新段階と位置づけています。人間の行動予測を売り買いする新たな「市場」が成立しており、そのために個人の日々の生活における行動や判断や価値観のすべてが原材料としてあますところなく収集されると彼女は指摘します。 恐ろしいことに、売買される人間の行動予測は客観的に集めたデータを分析した結果とはかぎりません。売り手が予想の的中確率を競いあう中で、確率を上げるための最も有効な手段は、狙った結果になるように個人の行動を「誘導」することだからです。そのために、潜在意識に働きかけるような合図を送り、一定の行動を取るように促します。こうした「行動修正」技術の脅威は、私たちを取り巻くすべての機器がデジタル環境でつながろうとする中で強大なものとなり、人間の自立性や意思決定、個人の主権を深刻に脅かしています。 ズボフによる重要な指摘の一つは、「プライバシーの消滅」はあくまで監視資本主義の経済論理の帰結であって、デジタル技術の宿命ではないということです。インターネットの便利さと引き換えに個人情報を差し出すというのは単なる経済論理の要求にすぎず、けっして不可避なことではないと認識することが重要です。インターネットが、人間を解放し、人々に力を与える手段というかつての理想の姿を取り戻すために、それを乗っ取った経済論理を引きはがす必要があります。(中野真紀子)
*ショシャナ・ズボフ(Shoshana Zuboff):ハーバード・ビジネススクール名誉教授、話題の新刊The Age of Surveillance Capitalism: The Fight for a Human Future at the New Frontier of Powe r(『監視資本主義の時代~~権力の新たなフロンティアにおける人類の未来のための闘い』)の著者
字幕付き動画: http://democracynow.jp/video/20190301-4

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