長編インタビューに字幕を:番組内容の紹介 提案 1

長編インタビューに字幕を:番組内容の紹介 提案 1

DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年5月14日に放送されたグレン・グリーンウォルドへのインタビューです。 

『暴露―スノーデンが私に託したファイル』 長編インタビュー後編

グレン・グリーンウォルドの新著『暴露―スノーデンが私に託したファイル』は、NSA(米国国家安全保障局)の監視活動に関するエドワード・スノーデンの内部告発とその後の大騒動について当事者が語った決定的な証言で、世界24カ国同時発売で、日本のアマゾンでも発売直後からベストセラーになりました。ガーディアン紙はこの報道でピュリツァー賞を受賞しましたが、その主要部分を担ったのはグリンウォールドたちの果敢な報道です。グリーンウォルドが、発売当日にデモクラシー・ナウ!のスタジオを訪れ、長時間のインタビューを受けました。

動画プレビュー:グレン・グリーンウォルド長編インタビュー 後編

(字幕が表示されないときは右下の字幕ボタンを押して、日本語字幕をオンにしてください)

彼らは香港のホテルの一室から世界最強の情報機関に関する暴露報道を次々と行い、またスノーデンの生の声を伝えるためのビデオを撮影しました。内部告発した本人が堂々と名乗り出て、意図を明確に伝えたことは、その後の展開に大きな影響を与えました。2日にわたって放送した長編インタビューの後編では、グレンたちが香港でスノーデンと初めて会ってから、彼が迫りくる捜査の手を振り切って間一髪で脱出するまでの経緯が詳細に語られます。

どのようにして初対面のスノーデンと落ち合ったのか、情報源としての彼の信憑性を判断した根拠は何だったのか。ビデオを作成することになった経緯や、その後のスノーデンの香港脱出劇などは、まるでスパイ小説のようなスリリングな展開 です。最終的にスノーデンはロシアの一時的に庇護されることになりましたが、グリーンウォルドたちにも身の危険がないとはいえません。米当局による拘束と尋問のリスクをはばかって、一年近く米国に帰国できませんでした。

今回、ジョージ・ポーク・ジャーナリ ズム賞やピュリツァー賞が与えられたことで、ようやく帰国に踏み切ることになりました。彼らが受賞したことは、ジャーナリズムがまだ死んでいない証拠なのでしょうか? 最後の部分では、この騒動をめぐって主要メディアが果たした役割も検証されています。



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 参考リンク:デモクラシー・ナウ!の番組は、こちらから (ページ内の記事のタイトルをクリックすると英語の動画が見られます) 

 

 

マーティン・チエ
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