ボパール大事故の生存者ら数百人、オバマのインド訪問に抗議

2010/11/8(Mon)
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ボパール事故の生存者ら400人以上のグループが、オバマのインド訪問に抗議しています。1984年に起きたボパールでの工業用ガス流出事故での死者は15,000人と見積もられています。当事者の企業であるユニオン・カーバイドは、現在ではダウ・ケミカルの子会社となっています。ダウ社は汚染された敷地の浄化、犠牲者への賠償追加、環境と公衆衛生への被害評価のための研究資金提供を求められています。インドはまた、事故後逮捕されてすぐに国外脱出した元ユニオン・カーバイド最高経営責任者のウォレン・アンダーソンの引き渡しを要求しています。
*ヴィジャイ・プラシャド(Vijay Prashad):トリニティ・カレッジの南アジア史教授。The Darker Nations: A People's History of the Third World (『暗黒国家:第三世界の民衆史』)ほか、著書多数。 *サチナス・サランギ(Satinath Sarangi):ボパールのユニオン・カーバイド社による有毒ガスもれ事故被害者のための「ポパール情報と活動団体」共同創設者で、被害者無料診療所理事
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字幕翻訳:大竹秀子/全体監修:中野真紀子・桜井まり子