解放された米兵の父親「グアンタナモ米軍基地の囚人に私たちの家族ほど共感できる人は他にいない」
2014/6/3(Tue)
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アフガニスタン戦争の最後の米国人戦争捕虜として知られるボウ・バーグダールが、タリバンとの捕虜交換で、拘束から5年後に解放されました。バーグダールが拘束されたのは、武器を持ずに米軍基地を立ち去ろうとしたときだと報じられています。彼は、米陸軍には幻滅した、アフガニスタンでの米国の使命は支持できない、新たな生活を始めるために去る、と書いたメモを残していたと言われています。バーグダールの両親のボブとジャニは、米国とタリバンの交渉が決裂した3年前の時点で彼らの息子が捕虜交換交渉の対象になっていたことを初めて明らかにしました。息子の解放を前に、ボブ・バーグダールは家族が住むアイダホ州の田舎で撮影された、ガーディアン紙のショーン・スミスの独占インタビュー応えています。「グアンタナモ米軍基地の囚人たちに私たちの家族ほど共感できる人はいないでしょう。なぜならこれは同じことだからです」とボブ・バーグダールはスミスに語りました。「[第二次大戦中に]恐ろしい戦争犯罪者たちに対して、あれだけ高い水準の司法手続きをすることができたわれわれが、今は10年も11年も司法手続きすらしないというのはなんとしたことでしょう。これは間違っています」。