ひさびさに公開イベントをやります! 八木啓代さんを迎えてキューバの歴史・社会背景を探る
ひさびさに公開イベントをやります! 八木啓代さんを迎えてキューバの歴史・社会背景を探る
ハバナレポート:先駆的な有機農法を可能にさせたものは?
1961年1月にアイゼンハワー米国大統領がキューバとの国交を断絶してから54年、今年5月29日にキューバは米国のテロ支援国家指定を解除されました。グアンタナモ基地の返還、対キューバ禁輸措置の全面解除など、いまだ多くの課題を抱えつつ両国間の正常化交渉は続き、7月20日にはキューバとアメリカは正式な国交回復に漕ぎつけました。
そうした中で、キューバでは新たな可能性への期待や、ビジネス機運が高まっています。隣国の巨人アメリカに扉を開くことで、キューバ社会はどう変わるのでしょう。世界に先駆けて先進的な有機農法システムへの大転換を達成したキューバ人は、米国資本の市場参入に対抗できるのでしょうか。メキシコと日本で歌手として活動されている八木啓代さんをお迎えし、今まさに大きな転換期にあるキューバの歴史、社会背景、そして今後を探るトークイベントを開催します。
八木さんは音楽活動の他に、ラテンアメリカに関する論文、評論、小説など、数多くの著作を発表されています。1980年末からメキシコ・キューバ、中南米各地を放浪し、1987年には日本人としてはじめてキューバ一周自由旅行を敢行しました。現地の人々との深い交流と実体験に基づく視点から、共産主義下の生活、キューバから見るアメリカなど、日本ではあまり知られていないキューバの世界をお話し頂きます。
また最新の状況を伝える映像として、米国との関係正常化によって変わりゆくキューバ、特に旧ソ連の崩壊がもたらした経済危機の中で生まれた先駆的な有機農業システムについてレポートしたDemocracy
Now!の放送も上映します。アメリカの強力な支配に翻弄されつつ、ついにそれを跳ねのけたキューバや中南米諸国の歴史には、いま私たちが学ぶべきことは沢山あります。ぜひお越しください。
☆有機農業技術に関する専門的な話ではありませんので、ご承知おきください
● 日時 2015年10月17日午後3時~4時半
(14:45開場 15:00開始 16:30 終了17:00撤収)
● 場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
アクセス:http://www.geoc.jp/access/#access01
● 資料代:500円+カンパ
● 映像資料:「変わりゆくキューバ 関係正常化がもたらす希望と課題、先駆的な有機農法は生き残れるか?」(Democracy Now!2015年6月2日放送)
● トーク:八木啓代 &聞き手 仲山さくら
主催:デモクラシーナウ・ジャパン
お問い合わせ、お申し込み : office2♪democracynow.jp(♪は@に)またはフォームに
☆会場の都合で、事前にお申し込みいただけるとたいへん助かります
チラシはここからダウンロード
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八木啓代(やぎ のぶよ)
ラテン歌手、作家、エッセイスト、ジャーナリスト。1980年代からメキシコを拠点にキューバや中南米を放浪し、ラテン・アメリカに関する数多くの著作を発表。1987年にキューバ一周自由旅行を敢行した経験を持ち、日本初のキューバガイドブック「地球の歩き方キューバ編」を執筆。近年では「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」会長としても大活躍
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15:00 はじめに 15:05 上映とトーク 16:15 質疑応答 16:30終了 17:00 撤収