7月第3週のはじめ、イスラエルのミサイル搭載艦3隻と特殊部隊のボート7隻が、ガザ地域への到着を試みるフランスの船を阻止しました。この「ディグニテ=アル・カラマ」号は、ガザ封鎖を破り、占領下にあるパレスチナ人への支援を表明するために組まれた10隻からなる強力な国際支援船団の意をたった1隻でかなえようとしていたのでした。支援船に乗った10人の市民活動家、3人の乗組員、3人のジャーナリストがガザに到達するのを阻止するため、19日朝、少なくとも150人の兵士が派遣されました。乗船していた15人が逮捕され、弁護士との接見を許されることなく国外退去させられました。同船に乗船していた数少ないジャーナリストの一人で、ハアレツ紙の通信員のアミラ・ハスに話を聞きます。ハスは数年間、ガザや西岸地区に住み、そこから報道を行った、ごく少数のイスラエル人ジャーナリストのひとりです。