デイリーニュース

  • ポール・ファーマ医師が語る地震後のハイチ:「この混乱を収束するよりよい方法とは?」

    今から18ヶ月前の2010年1月12日、ハイチは死者30万人、負傷者数十万人、そして百万人以上が住居を失うという、壊滅的な地震にみまわれました。地震発生時すでに、ハイチは西半球の最貧国で、復興への苦闘はいまなお続いています。30年近くハイチで仕事し、2009年以降は、ビル・クリントン元大統領の下でハイチへの国連副特使の任についている、ポール・ファーマー医師に、番組の時間いっぱいを使って、話を聞きます。ファーマー医師が20年以上前にその設立を手助けした慈善団体パートナーズ・イン・ヘルス(Partners in Health )は、当初ハイチ中央部で医療を無料で提供していましたが、現在では、さらに世界各地の9カ国で医療援助活動を行っています。ファーマー医師はハイチに関して何冊か本を書いていますが、このたび新刊Haiti After the Earthquake(『地震後のハイチ』)が出版されました。

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    2011/7/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 革命の進展に対する不満が高まる中 エジプトで大規模なデモ

    カイロのタハリール広場では、1週間にもわたる大規模なデモが続いています。これはホスニ・ムバラク前大統領を辞任に追い込んだ民衆蜂起からの5ヶ月間で 最大の規模です。抗議運動は沿岸都市アレクサンドリアとスエズでも行われています。人々は、ムバラク政権のメンバーの追放を含む、エジプト革命におけるすべての要求が満たされることを望んでいます。昨日、ナイフや棒で武装した30人の男達が広場のデモ隊のキャンプを襲い、6人が負傷しました。 エジプト軍は抗議者たちにデモを止めるよう要求しましたが、それは昨夜のデモを更に大きくする効果しかありませんでした。カイロにいるデモクラシー・ナウ!の特派員であるシャリフ・アブドゥル・クドゥースは「エジプト革命は、重要な転機を迎えた。人々は、今の状況はこの革命で自 分たちが戦って勝ち取ったものではないし、多くの人々はこのために死んだのではない、と言う思いが強い。だから今、街頭でデモを繰り返しているのだ」と言い ます。

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    2011/7/13(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 「 マードック帝国の崩壊?」 英国での電話盗聴事件が米国でも刑事捜査の対象となる可能性

    ルパード・マードックのメディア帝国による英国での電話盗聴事件は、海を渡って、彼の米国での多くの利害関係に影響を与えそうな気配になってきました。 政府監視団体である、ProtectOurElections.org(我々の選挙を守れ)は、FBIと米国証券取引委員会(SEC)に刑事事件と民事事件両方の捜査を要請し、最終的には英国で始まったスキャンダルを、米国で海外不正行為防止法(Foreign Corupt Praqctice Act) 違反で起訴するよう要求しました。米国のこの法律は、米国企業が外国の公的職員に対して、賄賂を贈ったり、賄賂を贈ろうと試みたりすることを禁じています。マードックの利益の 半分以上は米国に拠点をおくフォックス・テレビ(Fox TV) から来ており、同局は米国に少なくとも27局あるフォックス・ネットワークを通して、1億もの米国世帯で視聴されています。我々の放送の直後、マードックが所有 するニュース・コーポーレーションは、政府や世間の圧力に屈して、テレビ放送網BスカイBの完全買収を断念し、テレビ業界での急速な勢力拡大への望みが挫折しました。

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    2011/7/13(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 赤十字 CIAが使用のソマリアの秘密監獄の情報を提供される

    デモクラシー・ナウ!の特派員で、ネイション誌の調査報道記者でもあるジェレミー・スケイヒルが、赤十字国際委員会の報道官に対し、CIAが使用している秘密監獄の場所の情報を提供しました。これは、スケイヒルがソマリアの首都モガディシュで発見したもので、赤十字はそのような監獄が存在していることさえ知らなかったと言うことです。スケイヒルによれば「この秘密監獄には、多くの人々が罪状もなく監禁されており、書類から判断するだけでも、18ヵ月以上も監禁されている」ということです。「赤十字はこの監獄へのアクセスを強く要求すべきです。監獄は実際ソマリア政府の建物内にあるのです。」

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    2011/7/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ソマリアの飢饉 このアフリカの角 は 「世界でも最悪の人道主義的危機」状況

    国連事務総長、潘基文は、過去数十年間で最悪の干ばつによって、1100 万人の人命援助が必要とされているソマリアの危機に関して、緊急のアピールを行ないました。国連はソマリアの飢饉は世界でも最悪の人道上の悲劇であるとし、また国連高官であるヴァレリー・アモスは、この干ばつが気候変動と関連性があることを世界が認識すべきだと主張しました。長期にわたるこの飢饉によって、毎日3千人が隣国のケニアやエチオピアへ逃げ出していると予想されています。本日は、2週間前にモガディシュを訪問した、ナイロビの赤十字国際委員会のイブ・バン・ローと、最近ソマリアでの仕事を終えて帰国した調査報道記者、ジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

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    2011/7/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジェレミー・スケイヒル ソマリアのCIAの秘密監獄の存在を暴露 壊滅的状況の国で拡大する米国の秘密作戦

    フリーのジャーナリストで、デモクラシー・ナウ!の特派員でもあるジェレミー・スケイヒルは、ネイション誌に掲載された新しい調査報道記事で、CIAがソマリアの首都モガディシュにある秘密施設を、テロ対策施設として、また秘密監獄として使用していることを暴露しました。スケイヒルによれば、CIAは新しいソマリアの部隊を訓練しており、これらは、戦闘派組織アル・シャバブ が支配する地域やモガディシュでの軍事作戦にあたる予定だといいます。米当局はネイション誌に対し、この監獄はCIAが経営しているものではないと述べましたが、そこで働くソマリア人工作員の給料はCIAが支払っていることを認めました。

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    2011/7/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • クリントン財団:カトリーナでに有毒性がわかった粗悪な移動住宅をハイチに送ったことで非難される

    ネイション誌の新たな暴露記事は、クリントン財団が地震後のハイチに仮設教室およびハリケーンの避難所として寄付した移動住宅が、カビと粗悪な構造という問題を抱えていることを明らかにしています。少なくとも一軒では、大気質テストによって、ホルムアルデヒドが憂慮すべきレベルにあることがわかりました。これらの移動住宅は、ハリケーン・カトリーナで家を失った人々にホルムアルデヒドで汚染された移動住宅を提供したことで訴えられている企業によって作られたものでした。この記事を書いたジャーナリストのイザベル・マクドナルドとイザボー・ドゥーセに話を聞きます。「ハイチ再建において責任と透明性を保証するべき暫定ハイチ復興委員会によって承認された正に最初のプロジェクトで、このようなことがまかり通って、ビル・クリントン自身がそれに手を染めているなら、ハイチの復興の取り組みについてどう考えればいいのでしょう」とマクドナルドは言います。「クリントンは同委員会の共同議長であり、本来ならハイチがより良い方向に復興することを請け合うべきなのです」。

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    2011/7/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 討論:ヒューマン・ライツ・ウォッチ 拷問に関しブッシュ政権関係者への審判を要請

    人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ (HRW)は、米政府に対し、ジョージ・W・ブッシュ前大統領とその政府高官による拷問犯罪疑惑について広範な犯罪捜査を始めることを求める新たな報告書を発表しました。この報告書は、CIA監督下における抑留者取り調べ中の拷問、虐待、殺人疑惑について司法省が調査すると述べた直後に発表されました。司法省は7月初め、イラクのアブグレイブ刑務所で死亡した一人を含む調査中の101件のうち、囚人2人のみの死亡について全面的な犯罪捜査を始めることを発表しました。HRWの代表ケネス・ロスと、ルイジアナ州立大学ロー・スクールの名誉教授ジョン・ベーカーに話を聞きます。

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    2011/7/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 債務詰まり:オバマは社会保障とメディケアを削減するのか?

    オバマ大統領は、8月2日の期限前に議会が連邦債務の上限を引き上げられることを可能にする妥協予算協議をまとめようとしていますが、その際、共和党への譲歩としてメディケア(低所得者のための医療保険制度)と社会保障の資金削減を持ち出す可能性があります。民主党議員は、いかなる社会保障の削減も認めないと言っていますが、間接的な別の手を使って削減が達成される恐れがあります。年金給付額は、消費者物価指数(CPI)によって決まります。それによって、生活費給付額を計算するのです。オバマと民主党トップらは、CPIを調整する可能性を捨てておらず、これは事実上、社会保障受領者の削減につながります。同問題について詳細を討議するために、アリゾナ州選出の民主党下院議員で、下院革新議員団の共同議長であるラウル・グリハルバに話を聞きます。同議員団は、オバマ大統領に対し、財政赤字のいかなる協議においても社会保障とメディケアを守ることを求める文書を送りました。「この問題は財政政策とは何の関係もないのです」とグリハルバは言います。「これは、社会福祉や国内事業、そしてこれらをいかに解体除去するかに関する社会的立場と関係があるのです。これが課題です。アメリカ国民はこれをまやかしと見ていると思います」。

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    2011/7/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 特別番組:デイビッド・ハウスがブラッドリー・マニング、ウィキリークス大陪審、そして米国政府の監視を語る

    内部告発サイト「ウィキリークス」編集長のジュリアン・アサンジに対してロンドンで行われる身柄引き渡し審理の直前に、番組ではブラッドリー・マニング支持ネットワークの共同創設者デイビッド・ハウスに話を聞く特別番組をお送りします。米陸軍上等兵であるマニングは、米軍の機密文書をウィキリークスに提供したとして拘束されました。ハウスは先月、ヴァージニア州のアレクサンドリアで開かれたウィキリークスと米外交公電機密書類の公開をめぐる大陪審で、証言を拒否しました。デモクラシー・ナウ!では、ロンドンのフロントラインクラブにて、ハウスにウィキリークスの意義や、ブラッドリー・マニング支持ネットワークの設立をどのように支援したのかについて、また、マニングとのバージニア州のクアンティコ海兵隊基地の訪問や、ハウスと協力者たちが受けた連邦当局による監視、そして大陪審への出廷について話を聞きました。「ペンタゴン・ペーパーズをめぐる捜査を思い起こさせるものです。リチャード・ニクソン(の司法省)は40年前、ニューヨーク・タイムズ紙に対する情報工作活動をめぐって編み出された対策を利用して、報道の自由を抑えこみ政治的に規制しようとした。現在のウィキリークス問題は、オバマ政権の司法省に過去と同じ画策を可能にさせるもので、メディアを政治的に規制する格好の機会を与えるものだと感じます」

    dailynews date: 
    2011/7/11(Mon)
    記事番号: 
    1

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