全米黒人地位向上協会(NAACP)はノースカロライナ州が署名した反トランスジェンダー州法「トイレ法」(bathroom bill)、および州の共和党議会が行っている一連の反民主的措置に対する抗議として、同州での大会の開催を中止すると発表、同州に対する国際的ボイコットを呼びかけました。公民権団体NAACPは、ノースカロライナ州を皮切りに、投票権、ゲイやトランスジェンダーの人々の保護を制限する法律を制定する他州にも経済ボイコットを浸透させていきたいとし、今回の動きはその第一歩だとしています。「トイレ法」としても知られるノースカロライナ州下院法案2号(HB2)は、トランスジェンダーの人々が自認するジェンダーと一致するトイレを使うことを禁じています。NAACPはまた、共和党議員たちが投票者を抑圧し、人種に基づくゲリマンダリング(不正な選挙区分け)を行っているとして非難しています。ノースカロライナ州ローリーにいるNAACPノースカロライナ支部長のウィリアム・バーバー師が番組に加わります。