トランプ大統領は、議会での施政方針演説の初めに、全米各地の5つのユダヤ人コミュニティセンターに対する爆破予告と2つのユダヤ人墓地での数百におよぶ墓石への冒とく破壊行動、およびカンザス州での白人男性によるインド人青年の殺害―犯人は銃撃の前に「俺の国から出ていけ」と叫んだとされるーを非難しました。しかしトランプは、モスクを標的とした最近の攻撃については、言及しませんでした。この演説の数時間前に、トランプはこうした反ユダヤ事件は「偽旗作戦」(false-flag)攻撃、(敵対する相手が行っているかのように見せかけるため、敵になりすまして実行する作戦)かもしれないと示唆していました。ユダヤ人墓地破壊行為の修復のために12万5千ドルの基金集めに貢献した米国人ムスリム活動家、リンダ・サるスールの話を聞きます。