13時間のうちに銃乱射事件が2件連続するという衝撃が米国を走りました。8月3日朝に起きた1件目では、テキサス州エルパソの混み合ったウォルマート店内で、重武装した犯人が発砲、メキシコ人を含む20人が死亡しました。連邦当局はこの事件を国内テロとして扱っています。容疑者は、エルパソから600マイル(約970キロ)離れたダラス郊外に住む21歳の白人男性パトリック・クルシウスと特定されました。犯行直前、極右のユーザーが多いことで知られる掲示板「8chan」に反移民のマニフェスト(宣言書)を投稿していました。マニフェストでは、移民が南部の国境を越えてやって来ることを「侵略」と呼ぶなどトランプ大統領の発言と重なる言動がありました。テキサス州下院の民主党議員のセザール・ブランコと、エルパソの移民の権利擁護団体「人権のための国境ネットワーク」(Border Network for Human Rights)創設者で代表を務めるフェルナンド・ガルシアに話を聞きます。