ヤニス・バルファキスによる新書の紹介とジュリアン・アサンジ解放について
2024/4/16(Tue)
記事番号:
2
【2024/04/16/2】ヤニス・バルファキス元ギリシャ財務大臣は、ロンドンのベルマーシュ刑務所に収監中のウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジをもっとも声高に支援する一人で、米国はアサンジに対するスパイ容疑を取り下げるべきだと主張しています。オーストラリア政府はアサンジの釈放を求めて動き始めましたが、彼らが推進する司法取引は、釈放される代わりにアサンジに有罪を認めさせるものだとバルファキスは非難しています。「ジュリアンが有罪を認めることは決してないでしょう。それではまるでジャーナリズムが犯罪だということになってしまいますから。」
一方、バルファキスは、新著『Technofeudalism(テクノ封建主義)』についても語ります。その中で彼は、買い手と売り手が開かれた市場で活動するという考えを、アマゾンのようなプラットフォームが破壊したと主張しており、「資本主義は資本に殺されたのだ」と言います。