現在、移民収容センターおよび移民税関捜査局(ICE)と契約した民間刑務所に収容されている移民は37,000人以上に上り、安全性に対する警戒が高まっています。濃厚接触が避けられない収容所では、コロナウィルスの感染拡大を止めることはできません。被収容者のほぼ半数は移民法違反であり、それ以外の犯罪は犯していない人々です。ニュージャージー州の3つの刑務所にいる移民たちは、コロナウィルスがパンデミックであるにもかかわらず不衛生な状態に置かれ感染リスクにさらされているとして、ハンガー・ストライキを始めました。ハンガー・ストライキ中のある収容者から話を聞きます。また、オバマ政権時代にICE長官代行を務め、収容者数千人の解放をICEに訴えているジョン・サンドウェグにも聞きます。「人道的な移民権を求めるロスアンゼルス連合」(the Coalition for Humane Immigrant Rights of Los Angeles , CHIRLA)事務局長アンジェリカ・サラスにも話を聞きます。この団体は、移民に対する強制捜査を阻止するための全国的な取り組みを主導しました。