伝説的なシカゴの活動家バーナディン・ドーンとビル・エアーズに、今週末5月20-21日にかけてシカゴで行われる北大西洋条約機構(NATO)の史上最大の首脳会議への抗議行動について話を聞きます。この抗議行動で、労働組合、反戦団体、移民人権団体、占領運動のグループを含む、さまざまな連合団体の多くの抗議者が街頭を行進するとみられています。国土安全保障省は今回の首脳会議を「国家的特別警備イベント」であると宣言し、シカゴは大規模な警備体制を敷いています。人権擁護提唱者らは、今回の抗議活動が大統領を護衛するシークレットサービスの権利を拡大する新法が公的に試される初の機会だ警告しています。「NATOは地下防空壕や離島で会議をするべきだと思います」とドーンは言います。「(シカゴは)まるで軍事演習区域のような状態になっています。ここには地域の精神衛生病院や公共図書館、公立学校、公共交通機関のための資金もないというのに・・・私たちが欲しいのは平和であって、国外での永続的な戦争や軍事ウォーゲーム、そして米国を安全保障国家とすることではありません」。