トレイボン・マーティン殺害事件捜査で新たな音声録音や文書が公開されたのを受け、全米黒人地位向上協会(NAACP)の会長兼最高経営責任者のベンジャミン・ジェラスに感想を聞きます。証拠はマーティンと殺害容疑者ジョージ・ジマーマンの間に格闘があったことを示していますが、ジマーマンがマーティンを追跡しなければ、死につながったこの遭遇は「結果的に回避できた」と警察は結論づけています。検死結果によれば、マーティンは胸部に向けた「中距離」からの一発の銃弾で死亡したことを示しています。マーティンの交際相手が彼の死の直前に電話で交わした内容についての証言の録音を聴いて、ジェラスは「殺される直前に、通りでつかまった彼の声を聴いたという幼なじみのガールフレンドの話は胸が張り裂ける。コミュニティ監視のボランティア要員によるか警察によるかに関わらず、これはこの国で人種プロファイリング(人種偏見に基づく行動特徴分析)を受けている毎年何百万という若者たちが経験していることの再現ドラマです」