デイリーニュース

  • ミシガン州住人 公選されない市管理者を設置する非常事態法に挑戦して訴訟

    選挙で選ばれていない非常事態管理者(emergency manager)と呼ばれる職員あるいは企業を知事が指名し、経済的に疲弊した市町を任せ、公選された公務員を効果的に解雇することを可能にするという、ミシガン州の問題の新法に対し、同州の市民団体が訴訟をおこしました。この法によれば、選挙で選出されたのではない管理職員が、有権者の意見を聞くことなく、公共財産を売却し、組合の契約を反故にし、政府のサービスを民営化することができます。ミシガン州では現在、デトロイトおよび、ポンティアック、エコース、ベントン・ハーバー各市で非常事態管理者が学校運営を行っています。デトロイトに長く住み、この訴訟の原告の一人であるエディス・リー=ペインと、ミシガン州に対して訴訟を起こした、モーリス&ジェーン・シュガー経済社会正義法律センターの法務主任のジョン・ファイロに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2011/6/23(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 全米市長会議 国内経済衰退を指摘  戦争資金の国内流用案を支持

    全米各地の市長たちは、イラクとアフガニスタンでの戦争の資金を停止し、代わりにその金を国内で使うよう、連邦議会に求める決議案を支持しています。米国市長会議のこの議案は、活動家グループ「コードピンク」が草案を作成し推進しました。決議案の後援者で、オレゴン州ユージーン市長のキティ・ピアシーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/6/23(Thu)
    記事番号: 
    3
  • オバマのアフガン戦争撤退案 増派以前の規模の部隊が残留

    オバマ大統領のアフガニスタンからの米軍撤退計画では、自身の大統領就任時に同国に駐留していた以上の兵士が残留します。テレビ演説で、オバマは2012年の夏の終わりまでにさらに2万3千人を撤退させ、米軍兵力7万人と数千人の請負業者が残留することになると述べました。米国史最長のこの戦争について、調査ジャーナリストで米国安全保障政策を専門とする歴史家のガレス・ポーターに話を聞きます。「彼自身の言い回しにあったように、オバマは、戦争は収束しつつある、戦争は引き潮に向かっている、という言説を作ろうとしているのです。実際はそんな風にはまったくなっていないのに。タリバンは今年、明らかに反撃を行っており、来年もそれは続くでしょう。終わりが来る兆しはありません」と、ポーターは語ります。

    dailynews date: 
    2011/6/23(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「シティ・タイム」スキャンダルで検察が起訴状開示 次はブルームバーグ当局者か?

    ニューヨーク市の自動給与システム「シティ・タイム」を巡るスキャンダルで、テクノダイン社とその創業者に対する起訴状を、検察が開示しました。この事件は、デモクラシー・ナウ!の共同ホスト、ホアン・ゴンザレによってニューヨーク・デイリーニュース紙のコラムの中で初めて暴露されました。テクノダイン社の重役は、シティ・タイムの仕事を得るために数百万ドルのリベートを払ったことと、マネーロンダリングの疑いで告訴されています。 一方、同社の創業者、レディ・アレンと妻のパドマは、インドに逃れ、その後も逃亡中です。検察は、シティ・タイムを「当市に対してなされた史上最大かつ、もっとも恥知らずの詐欺」と述べました。起訴を受け、ゴンザレスはニューヨーク市市長マイケル・ブルームバーグの行政当局トップも起訴されるべきかという問題が、まだ残っていると語ります。

    dailynews date: 
    2011/6/23(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 元CIA諜報員グレン・カール 自著で「テロとの戦い」の尋問記録をCIAの検閲黒塗りをそのまま出版

    中央情報局(CIA)の秘密諜報部門で23年間働いていたグレン・カールに話を聞きます。出版されたばかりの彼の著書The Interrogator(『尋問官』)は、いわゆる「テロとの戦い」中の、最機密事項であり、扱いも最も難しいCIAの一連の取り調べを、ある尋問に関して明かしたものです。カールは、中東の公表できないある街で拉致された「高価値」のアルカイダの標的人物の尋問を担当しました。この本はその尋問の時間軸に沿った記録で、カールによれば、CIAの検閲官は最初、本の初稿の半分近くを修正させようとしました。 その部分は検閲該当部分としてかなりの分量、文字を黒塗りで隠したまま出版されています。

    dailynews date: 
    2011/6/22(Wed)
    記事番号: 
    4
  • オバマ シリアやバーレーンで進行中の「アラブの春」暴力鎮圧への批判を制限

    オバマ政権はこれまで、シリアのバッシャール・アサド大統領体制やバーレーン王制による、平和的な抗議活動に対する人権無視の迫害に対して、ほんのわずかな批判しか発してきませんでした。米国務長官のヒラリー・クリントンはつい最近、イエメンの衝突は大統領のアリ・アブドラ・サーレハが辞任する以外に終わらないと発言しています。ミシガン大学教授のフアン・コールに、なぜ米国は戦略的に重要な地域でのこれら民主化運動をもっと支持すると言ってこなかったのか、その理由を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/6/22(Wed)
    記事番号: 
    4
  • オバマ リビア戦争で議会承認を求めないことで 超党派議員の反発に直面

    オバマ大統領は政権トップの法律専門家たちの異議を却下して、議会の承認を経ずにリビアでの北大西洋条約機構(NATO)の空爆に参加を続ける法的権限が自分にあると決断しました。ゲストのミシガン大学教授のフアン・コールはリビアでの作戦を支持していますが、その継続のためにはオバマには議会承認が必要だと言っています。「それをしないから、この戦争の合法性が欠けているようにアメリカ国民の目には映っているのです」とコールは言います。

    dailynews date: 
    2011/6/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • オバマのアフガン戦争 兵力削減後も米占領人員は増派前の水準

    オバマ大統領は本日、今年末までに米兵1万人を撤退させると発表する予定です。この計画によれば、兵力を削減しても米国は2013年初頭の時点で、アフガニスタンに約6万7千人の兵員と数千人の軍事請負要員を駐留させていることになります。「(米国防長官)ゲイツは、もし米国が来年いっぱいタリバンを叩き続ければ、彼らを次の12カ月でなんらかの真面目な交渉テーブルに引っ張り出してこれるかもしれないと考えていると言ったんですが」と本日のゲスト、ミシガン大学教授のフアン・コールは言います。「しかしそれはどのくらい信憑性があるのか? ほんとでしょうかね?」

    dailynews date: 
    2011/6/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 元CIA諜報員 ブッシュ政権による イラク戦争批判の論客フアン・コールへの中傷キャンペーンを暴露

    米中央情報局(CIA)の反テロ部門のトップだったグレン・カールは、ブッシュ政権が、研究者でありイラク戦争批判の卓越した論客でもあったフアン・コールの信用を失墜させようと、彼を中傷する個人情報を収集していたことを明らかにしました。カールによると、ブッシュ政権は少なくとも二度、イラク侵攻後に一躍有名になったブログサイト「Informed Comment(情報に裏打ちされた意見)」の主宰者であるコールに関する情報収集の要請を行ったそうです。カールはこの要請に応えることを拒否しました。本日はそのカールとコールの2人に登場してもらい、このとんでもない暴露事実に関して話し合ってもらうとともに、コールがなぜこの件で議会調査を求めているのかを話してもらいます。「私が標的にされたのはブッシュ政権がいわばプロパガンダ政権だったからだと思います。アメリカ国民の目から真実を隠し通すことができると思っていた人が集まっていたのです。」とコールは言います。「ブッシュ政権は情報コミュニティ全体と完全に反目し合っていました。CIA全体、中でもCIAの国家情報会議とのあつれきは大きかった」とコールは続けます。「私はブッシュ政権と情報コミュニティ、広くはブッシュ政権への批判者との間の緊張状態や敵対状況の背景をよく知っています。」

    dailynews date: 
    2011/6/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『木が倒れたら』:ダニエル・マッガウワン、地球解放戦線、緑狩りについての新ドキュメンタリー

    新ドキュメンタリー映画”If a Tree Falls: A Story of the Earth Liberation

    dailynews date: 
    2011/6/21(Tue)
    記事番号: 
    2

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