デイリーニュース

  • 目撃証人はどこにいる? 民主党の訴追事由は「敗北の処方箋」とラルフ・ネイダー

    上院ではドナルド・トランプ前大統領に対する歴史的な弾劾裁判が続いています。ここで、元大統領候補者ラルフ・ネイダーに話を聞きます。長年にわたり消費者の権利を訴え、企業活動批判を行ってきました。彼は、民主党は審議手続きを急ぎすぎ、証人喚問を行わなかったことにより、敗北に向かって突き進んでいると言います。「弾劾条項の狭い解釈によって、民主党は強力なカードを切ることができない。10本の矢を持っているというのに、1本か2本しか使っていないのです」。

    dailynews date: 
    2021/2/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ライブ: 議事堂への暴徒乱入を扇動したトランプ前大統領に対する歴史的な上院弾劾裁判

    ドナルド・トランプ氏に対する弾劾裁判で訴追委員会の民主党議員たちが検察側の弁論を終えました。前大統領は依然として脅威であり、1月6日に連邦議会議事堂で死者を出した暴動を扇動した罪で有罪判決を受けるべきだと主張しています。ここからは、裁判はトランプ前大統領の弁護団による弁論へと進みます。弾劾裁判3日目のハイライトを放送します。検察官役筆頭のジェイミー・ラスキン下院議員は、トランプ氏は1月6日の事件の前から長期にわたり暴力を扇動する発言を繰り返してきたことを改めて指摘し、「この場にいる政治指導者の中に、もしも上院がドナルド・トランプ氏に無罪判決を下し、万が一にも大統領執務室に復帰することになった場合、暴力を先導して自分のわがままを通すことを彼がやめると思っている人が一人でもいるでしょうか」 と言いました。「トランプ前大統領は、自分の行為は完全に適切だったと宣言しています。ということは、もし彼が大統領に再任され、再び同じことが起きたとしても、そのときに私たちは自分を責めるしかありいません」。

    dailynews date: 
    2021/2/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「お前たちも逃れられない」:インドで農民デモが進行する中 モディ政権は独立メディアを弾圧

    【21/02/11/4】インドの農民たちは、大きな争点となっている農業関連法改正を無効とするようナレンドラ・モディ首相に求めるデモを継続しています。農民たちは、市場の規制を取り払い大手企業が価格を設定できるこの改正法は、彼らの暮らしを脅すと主張しています。デモが始まって以来、数十人が犠牲となっていますが、これは厳しい冬の季節にニューデリーや他の都市の郊外で数万人がキャンプを張っているためです。モディ政権は、進歩派で独立系のニュースサイト「ニュースクリック」(NewsClick)支社を強制捜査し、ツイッターに数百のアカウントの削除する要求するなど、デモ情報への弾圧を行っており、厳しい批判が集まっています。「この対応の一番の目的は、我々のような他の独立メディアに対し、お前たちもこうなるぞ、と警告することなのです」と、賞に輝くインドのジャーナリストで、「インドの農村の人々のためのアーカイブ」(People’s Archive of Rural India)創設者のP.サイナスは言います。「独立メディアの状況は今、非常に厳しくなっています」

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 追悼アン・フィーニー ストライキの現場で歌うのを好んだ伝説的な労働運動ソングライター

    【21/02/11/3】ピッツバーグの伝説的フォーク・シンガーソングライターで民衆扇動家を自称したアン・フィーニーが、COVID-19のため亡くなりました。69歳でした。フィーニーは、10年前ウィスコンシンでの厳格な反組合法に対する蜂起に加わり、「彼らへの連帯を示す歌をうたった」と、マディソン在住でこのデモを取材したネイション誌のジョン・ニコルズ記者が、その思い出を語ります。(Image Credit: Facebook: Anne Feeney)

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「共和制の危機」:トランプ弾劾裁判は米史上で最も重要な出来事とジョン・ニコルズ 

    【21/02/11/2】トランプ前大統領の弾劾裁判2日目、下院弾劾管理人たちはトランプ有罪の陳述を展開し、1月6日の暴動における連邦議会内部のショッキングな映像を提示しました。この映像で、暴徒となったトランプ支持者たちが、議員事務室からわずか58歩の位置まで来ていたことが明らかになりました。ネイション誌の国内担当記者ジョン・ニコルズは、弾劾管理人たちは、トランプがこの襲撃発生に責任があることを明確に示すと共に、暴徒による襲撃は、次政権への権力移行に「真の脅威」となることを提示しようとしていると言います。「これは米史上最も重要な弾劾裁判です」とニコルズは言います。「1787年に弾劾権が作られたのは正にこのためです。これは大統領が支配者や国王のように振る舞い、自らの権力を維持するために共和制を脅かす行為をした時に、彼らの責任を問うための制度なのです」

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 連邦議会議事堂への襲撃:弾劾管理人がトランプ有罪を立証する陳述を展開 暴徒の暴力を映した恐ろしい未公開映像を提示

    【21/02/11/1】トランプ元大統領の2度目の弾劾裁判の2日目、米下院弾劾管理人たちが1月6日の暴動に至るまでの詳細な記録を提示、暴力が行われる様子を映した未公開の劇的な映像を次々と紹介しました。ここでは、その一部である防犯カメラの映像を放送します。トランプ支持者である暴徒は、連邦議会でマイク・ペンス副大統領などの共和党派を含む議員たちを探し求め、副大統領が家族と共に保護されていた部屋から30メートルの地点まで接近していました。下院弾劾管理人たちはまた、連邦議会警察の警官が応援を要請する音声も提示しました。

    dailynews date: 
    2021/2/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 弾劾裁判が連邦上院で開始、冒頭に連邦議会襲撃とトランプが扇動したスピーチの映像を放映

    【21/02/10/2】連邦議会上院は、1月6日に米国議会議事堂が襲撃され、死者も出た事件を扇動したとして、ドナルド・トランプに対する弾劾裁判への開始を、56対44の賛成多数で可決しました。民主党議員の提案に6人の共和党議員が賛成にまわり、元大統領を弾劾裁判にかけることは違憲であるとする、トランプの弁護団の主張をしりぞけました。トランプは2度の弾劾裁判を受けた最初の大統領であり、退任後に弾劾裁判にかけられる最初の大統領となります。歴史に残るトランプの二度目の弾劾裁判の初日を特集し、議事堂に乱入する暴徒のシーンとともに1月6日にトランプが行った演説も含めてまとめた、緊迫した映像を放映します。

    dailynews date: 
    2021/2/10(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イブラム・X・ケンディとキーシャ・ブレインにインタビュー、弾劾裁判、白人至上主義の暴力、トランプの責任

    【21/02/10/5】ドナルド・トランプの弾劾裁判が開始されました。二人の歴史家から1月6日の議事堂襲撃事件と米国における白人優越主義者の攻撃に関してのトランプの責任の重さについて聞きます。米国連邦議会議事堂で繰り広げられた暴力シーンは、黒人にとっては、見慣れた光景ですと、イブラム・X・ケンディは語ります。著述家で大学教授のケンディは、ボストン大学反人種差別研究センターの所長です。「わたしたちは、これまで、400年間ずっと、白人優越主義者の暴徒による暴力にさらされてきました」。もうひとりのゲスト、キーシャ・ブレインは著述家でピッツバーグ大学の歴史の准教授です。ブレインは、 トランプは議会議事堂での暴動を扇動した責任を負わなければならないといいます。「わたしたちは、ためらってお茶をにごすようなことをしてはいけない。結果がどうあれ、この瞬間に決めることが、この国の未来を決定づけるのです」。

    dailynews date: 
    2021/2/10(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 歴史家が語る、「長年にわたる医療人種差別」がもたらした、黒人とラテン系の人々への新型コロナの不平等な影響

    【21/02/10/4】歴史家のイブラム・X・ケンディとキーシャ・ブレインは、新著Four Hundreds Souls (『400年の魂』)を「新型コロナウイルスの犠牲となった黒人の命」に捧げています。彼らはパンデミックが米国のアフリカ系米国人コミュニティに及ぼしている影響を、同著の内容と照らしてこう語ります。「現在の状況は何十年にもわたって作られてきたものです。このウイルス自体は新しいものですが…。人種的不平等の長い歴史とつながっており、わたしたちは、そのことをはっきり確認したかったのです」と、ブレインは言います。ケンディはがんを発症しましたが、克服しました。その経験から、黒人とラテン系の人々は人種差別政策の歴史のため、基礎疾患へのリスクが他の人種以上に高いと指摘し、「米国人はその歴史を知らない」と語ります。

    dailynews date: 
    2021/2/10(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 『400年の魂』:1619年から現在までのアフリカ系米国人の歴史について、イブラム・X・ケンディとケイシャ・ブレインに聞く

    【21/02/10/3】米国では1月6日の米国議会議事堂襲撃事件の後遺症への対応が行われていますが、イブラム・X・ケンディとキーシャ・ブレインに話を聞きます。二人が共同で編集した新著Four Hundred Souls: A Community History of African America, 1619-2019『400年の魂:アフリカ系米国人のコミュニティの歴史、1619-2019』は、トランプの周りに集まった白人至上主義者が、米国の長い歴史のなかで、どのように位置づけられるのかを説明してくれます。著名な黒人作家の協力を得て、米国黒人の生活をテーマにした短編エッセイ80作を集め、「歴史の斉唱」になりました。協力した作家には、有名な学者で活動家のアンジェラ・デイビス、ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリストのニコル・ハンナ=ジョーンズなどがいます。ボストン大学反人種差別研究センター所長のケンディは、「黒人コミュニティのなかでも、さまざまなバックグラウンドをもつ、それぞれに異なる声を多数集めて、きわめて多様で複雑な黒人コミュニティの歴史を分かち合いたいと考えました」と述べています。ピッツバーグ大学の歴史学の准教授のブレインは、パンデミックの真っ只中でこの一大事業が行われたにもかかわらず、エッセイの著者たちは、大喜びで協力してくれたといいます。

    dailynews date: 
    2021/2/10(Wed)
    記事番号: 
    3

    ynow.org/2021/2/10/ibram_x_kendi_keisha_blain_impeachment

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