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2020年1月31日(金)

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  • 共和党が多数を占める上院は、歴史的な大統領弾劾裁判で早ければ今日にもトランプ大統領を無罪にする方向で動いています。30日(木)の夜、テネシー州選出の共和党ラマー・アレグザンダー上院議員が、民主党の要求する証人喚問に反対票を投じると表明しました。アレグザンダー議員は、トランプ大統領が外国の政治指導者に自分の政敵を調査させたことは「不適切」であったと述べたうえで、「既に証明されていることを追加の証拠でさらに証明する必要はないし、その行為も弾劾罷免に相当する不正として米国憲法が要求する高い基準を満たしてはいない」と主張しました。民主党が証人喚問を実現するためには共和党から4人の議員の支持を得ることが必要ですが、どうやらそれには足りないようです。共和党の2人の上院議員スーザン・コリンズとミット・ロムニーは証人喚問に賛成すると表明しています。これにアラスカ州選出の共和党リサ・マーカウスキー上院議員が同調した場合は投票結果は賛否同数になり、最高裁長官ジョン・ロバーツ判事が賛成の決済をしない限り、証人喚問は行われないということです。もし証人喚問が否決されれば、共和党指導部は迅速に裁判の終結を図り、大統領を無罪放免する投票を行うでしょう。民主党は、トランプの元国家安全保障担当補佐官ジョン・ボルトンの証言を要求してきました。ボルトンは近刊予定の自伝の中で、トランプ大統領から個人的に、ウクライナ向けの軍事援助3億9100万ドルを凍結して同国に圧力をかけ、ジョー・バイデンを含む彼の政敵への捜査を開始させるように命じられたと書いています。オンラインマガジン「スレート」(Slate)のシニアエディターで司法関連上級通信員と最高裁記者を務めるダリア・リスウィックに話を聞きます。彼女は法律関連のポッドキャスト「アミカス」(Amicus)の司会も務めています。

  • サウスダコタ州が反トランスジェンダー法を州下院で可決し、こうした動きの最新の例となりました。過去一世紀にわたり、トランスジェンダーの人々が映画やテレビでどのように描かれてきたのかを見ていきます。2020年サンダンス映画祭で初公開された映画Disclosure: Trans Lives on Screen(『ディスクロージャー:画面の中のトランスたち』)は、1914年のサイレント映画A Florida Enchantment(『フロリダエンチャントメント』)からオスカー賞を受賞した1999年の映画『ボーイズ・ドント・クライ』、そして新作ヒットテレビシリーズPose(『ポーズ』)に至るまでのトランスジェンダーの描かれ方を辿ります。トランスジェンダーの俳優、活動家、作家たちとの綿密なインタビューを通して、このドキュメンタリーでは、ハリウッドとメディアが、トランスジェンダーの人々に対する広く浸透する誤解と偏見をどのように生み出し、また同時に反映してきたかを明らかにしています。またこの映画は、映画やテレビの世界で活躍するトランスジェンダーの人々が、スクリーン上での正確で尊厳ある描写を求めて粘り強く闘ってきたこと、そしてこれからも弛まず闘い続けることを強く支持しています。この映画の監督のサム・フェダー、出演女優のジェン・リチャーズ、エミー賞受賞監督のヤンス・フォード、米国自由人権協会(ACLU)のチェイス・ストレンジオ弁護士に話を聞きます。この全員が『ディスクロージャー』の中で取り上げられています。

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