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2020年1月30日(木)

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  • 1月29日、トランプ大統領の弾劾裁判で大統領の弁護団は新たに異常な弁護を展開しました。弁護団の一人アラン・ダーショウィッツが、現職大統領は自身の再選が公益に適うと感じたなら、再選の可能性を高めるためにいかなる行動を取ることもできる、と発言したのです。彼は「公益のための再選に役立つと大統領が信じて何かをするのであれば、それを『見返り』とみなして弾劾するべきではない」というを展開しました。トランプは、政治的ライバルであるジョー・バイデンへの捜査を開始するようウクライナに圧力をかけるため、同国への軍事援助を凍結したことで、昨年12月下院で弾劾されました。ダーショウィッツの発言は上院での弾劾裁判中、議員がトランプの弁護団および下院訴追委員に書面で質問する質疑応答で出てきたものです。質疑応答は30日も引き続き行われます。上院共和党指導部が証人召喚を阻止できれば、弾劾裁判は31日にも終了する可能性があります。民主党は、ジョン・ボルトン元国家安全保障問題担当大統領補佐官を証人として呼ぶために十分な票数を確保することに望みをかけています。現在進行中の上院におけるトランプ大統領弾劾裁判について、オバマ政権の元米国訴訟長官代理で最高裁弁護士、ジョージタウン大学法学教授のニール・カチャルに話を聞きます。カチャルはImpeach: The Case Against Donald Trump(『弾劾――ドナルド・トランプに対する訴訟』)の著者です。

  • 日常生活の隅々に浸透しつつあるAIの危険性に焦点を当てた新ドキュメンタリーが公開されました。新たな研究では、人工知能(AI)には人種的偏見も反映されていることが分かっています。1月初め、マサチューセッツ州ケンブリッジ市は顔認証技術を禁止する決定をし、サンフランシスコなどと共に増大するAI禁止都市の仲間入りをしました。AIはテクノロジーとして欠落があり、人種やジェンダーへの偏見があると言うのが理由です。最近の研究では、顔認証システムが、アフリカ系米国人およびアジア人の顔を間違う割合は、白人と比較すると10~100倍高いことが分かっています。映画Coded Bias(『コード化された偏見』)では冒頭で、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア研究所の研究者ジョイ・ボウラウィニが、顔認証ソフトのほとんどは肌の色が濃い人や女性の顔を認証しないということを発見します。ボウラウィニは更に、AIは中立の科学的ツールではなく、広範な社会の不平等を取り込み反映していることを明らかにします。この作品ついてジョイ・ボウラウィニに話を聞きます。彼女はアートを使って、AIが引き起こす影響についての認識を世に広めようとしている研究者です。ボウラウィニ主演のCoded Bias(『コード化された偏見』)は2020年サンダンス映画祭で初公開されたばかりです。監督のシャリニ・カンタヤにも話を聞きます。

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