デイリーニュース

  • 警察廃止論者デレカ・パーネル カマラ・ハリスの歴史的指名と 進歩派の黒人たちの複雑な思いを語る

    カマラ・ハリスが二大政党で初の非白人女性副大統領候補となりましたが、進歩派の黒人女性は複雑な思いでいると、ガーディアン紙のコラムニスト、デレカ・パーネルは言います。パーネルは警察廃止を支援する人権弁護士でもあります。「ある人のアイデンティティを理由にその人を擁護するのは残念なことです…同時に大勢の黒人のことを、貧困にあえぐ大勢の人々、この国に暮らす大勢の移民を大切に思うなら、候補者たちの過去の政策について正直に発言すべきです」とパーネルは言います。

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ドナルド・トランプが失敗したのは「明白」:カマラ・ハリス 大統領のパンデミック対策を批判

    非白人として初の二大政党からの副大統領候補となったカマラ・ハリスが、ジョー・バイデンと共に選挙運動に乗り出しました。本日はハリスの副大統領候補としての初めてのスピーチの抜粋を放送します。彼女はトランプ大統領の経済、移民、人種正義、そしてコロナウイルス・パンデミック政策を批判し「ドナルド・トランプとマイク・ペンスが失敗したのは明白です」と言います。「彼らの指揮下で国民がどうなったかを見てください。1600万人が失業し、数百万人の子どもたちが学校の再開を待ち、貧困やホームレスの危機に最も苦しむのは黒人、褐色人、先住民など非白人です」

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「あなたの力を彼らに奪われてはならない」:民主党全国大会でオバマがトランプを非難 米国の民主主義は危機に瀕すると警告

    2020年民主党全国大会3日目、民主党首脳部は11月にトランプ大統領が再選されれば、米国の民主主義は危機に瀕すると訴えました。この日は、10年前の支持者の集まりで頭部を銃で撃たれて重傷を負ったギャビー・ギフォード元下院議員、大統領選にも出馬したエリザベス・ウォーレン上院議員、そしてバラク・オバマ元大統領がスピーチをしました。オバマ大統領は今回の選挙の重要性を情熱的に説き、「民主主義を彼らに奪われてはならない」と訴えました。この日のハイライトを放送します。

    dailynews date: 
    2020/8/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「差出人へ返送」 全国的な批判が高まるなか、トランプ大統領に忠実な郵政長官が米国郵便公社の大改造計画を-当面-中止と発表

    11月の選挙を前に、郵便サービスの削減に対して世論の批判が大きく高まっていますが、郵政公社のルイス・デジョイ長官は、米国郵政公社の改造を、大統領選挙が終わるまで停止すると発表しました。この選挙では、記録的な数の有権者が郵便で投票することが予想されています。11月の大統領選挙で、郵送による投票が困難になるようにするために、郵政公社が弱体化するように動いていることを、トランプ大統領は認めました。リサ・グレイブスがゲストです。リサは、政策研究団体「トゥルー・ノース・リサーチ」(True North Research)の事務局長で、米国の民主主義が危機に瀕していると警告し、こう述べています。ルイ・デジョイは「郵政公社のトップを務める人物としては、少なくとも100年に一人の、もっとも党派的な人物です。国民には、郵政公社が説明責任を果たせる組織にとどまっていることが必要なのです」。

    dailynews date: 
    2020/8/19(Wed)
    記事番号: 
    5
  • サンライズ運動:民主党全国大会で化石燃料への補助金終了の公約取り下げを受け、民主党は気候危機に対処しなければならないと批判

    民主党全国委員会は、化石燃料産業に対する減税と補助金の撤廃という公約を同党の選挙綱領から取り下げました。これに先立ち、民主党全国大会の広報担当は、この修正案は選挙綱領にそもそも「誤っ」て盛り込まれたと発表していました。しかし、民主党の大統領候補者ジョー・バイデンと副大統領候補のカマラ・ハリスの二人は、選挙遊説で、共にこの公約を支持していました。サンライズ運動(Sunrise Movement)の共同創設者で事務局長のバシーニ・プラカシュは、民主党がこの公約を退けたことに「失望している」としながら、社会的な運動が、圧力を民主党にかけ続ける限り、「11月の選挙で二人が勝利すれば、この政策は、バイデン政権にとっては優先課題になるだろう」と語ります。プラカシュは、グリーンニューディール(気候変動と経済的不平等の両方に対処することを目的として提唱された経済刺激策)に期待していること、カマラ・ハリスが副大統領候補になったことがいかに重要であるか、民主党全国大会には若者の発言が欠落しいることなどについても言及します。

    dailynews date: 
    2020/8/19(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 「バイデンには実行させる」 エコノミストのダリック・ハミルトン、次期政権に左派の政策を実行させるよう圧力をかけると語る

    11月の大統領選挙を前にして、民主党はジョー・バイデンを軸にまとまりつつあります。経済政策で民主党はなにをめざしているのか。バーニー・サンダースの選挙活動を支援し、その後、バイデン・サンダース統一タスクフォースに参加したエコノミストのダリック・ハミルトンに話を聞きます。バイデンの政策は、現在、必要とされる急進的政策ではないが、社会的な運動で、とハミルトンは言います。活動家による議員への圧力の必要についてフランクリン・D・ルーズベルトが語ったことばを借りて、「我々はバイデンに実行させる」と、ハミルトンは語ります。「しかし、なによりもまず必要なことは、ドナルド・トランプを大統領の座から去らせるこです」。

    dailynews date: 
    2020/8/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 難病ALSで死と向き合いながら「メディケア・フォー・オール」の活動を続けるアディ・バーカン、バイデンに国民皆保険制度の実現を求める

    オンラインによる全国党大会で、民主党は正式にジョー・バイデンを大統領候補者に選びました。バイデンを指名しようという呼びかけに加わった人々のなかには、活動家のアディ・バーカンがいます。アディは、末期ALS(筋萎縮性側索硬化症)のため、体が麻痺し、話すことができません。それでも、国民皆保険「メディケア・フォー・オール」を求める運動の先頭に立ち、「メディケア・フォー・オール」を支持しないバイデンに公然と挑戦してきました。コンピュータ支援装置を使い、バーカンは訴えます。「私たちは古今を通じてもっとも豊かな国に住んでいます。それなのにこの国は、もっとも基本的な人権を保障するに至っていません。米国に住むすべての人は、雇用されているか、また、支払い能力の如何を問わず、必要な医療を受けられるべきです」。

    dailynews date: 
    2020/8/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 民主党がジョー・バイデンを大統領候補に正式指名 全国大会で共和党の大物に脚光を当て進歩派を脇に追いやる

    オンラインによる民主党全国大会の第2夜、ジョー・バイデンが、11月の選挙でトランプ大統領に挑戦する候補者として正式に指名され、2020年大統領選挙の民主党候補者に決まりました。大会のハイライトをお届けします。当夜、民主党で今後のホープとして注目を集めている17人が演説しましたが、投票権活動家のステイシー・エイブラムスもそのひとりです。エイブラムスは、2018年のジョージア州知事選挙を闘いましたが、当選には至りませんでした。また、前大統領のビル・クリントンやジミー・カーターなど民主党の重鎮も演説しました。全国大会は2夜連続で、バイデンへの支持を明らかにしている共和党員や元共和党員の発言に脚光を当てました。ジョン・マケインの未亡人シンディ・マケイン、元国防長官で共和党上院議員のチャック・ヘーゲルさらにはコリン・パウエル元国務長官らです。パウエルは2003年、イラクが大量破壊兵器を所有していると国連に申し立て、米軍のイラク侵攻に手を貸しましたが、そのような兵器は存在していませんでした。全国大会の第2夜は、ジル・バイデンの基調講演で幕を閉じました。

    dailynews date: 
    2020/8/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 憲法修正第19条100周年:投票権を求める闘いは黒人女性たちが主導した数世紀の奮闘の基に築かれた

    2020年は、女性の投票権を保証するアメリカ合衆国憲法修正第19条の批准から100周年です。女性の参政権を求める運動と奴隷廃止運動との関係を検証します。多くの州は、女性が投票することを否定し続ける法律を作り出し、アフリカ系米国人女性は、かつてアフリカ系米国人男性の投票を否定していたのと同じジム・クロウ法(黒人差別法)の対象でした。「アフリカ系米国人女性と彼女たちの1920年代の投票権の歴史を探究することは、1920年に始まり1965年に投票権法が導入されるまで完結しない重要な時期を見逃すことです」と、作家でジョン・ホプキンス大学の歴史学の教授マーサ・ジョーンズは言います。彼女の近刊書は、Vanguard: How Black Women Broke Barriers, Won the Vote, and Insisted on Equality for All(『先駆者:黒人女性たちが障壁を壊し、投票権を勝ち取り、万人の平等を主張した過程』)です。

    dailynews date: 
    2020/8/18(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 警察改革政策を公約に大統領選に出馬したフリアン・カストロ 民主党大会で演説の機会与えられず

    ラテン系米国人有権者は、2020年選挙において非白人有権者中最大の集団です。にもかかわらず、2020年のバーチャル大会中のプライムタイムの番組編成において人種的多様性が欠けていると、民主党大会は批判にさらされています。大会の放送では、元オハイオ州知事のジョン・ケーシックのような共和党員たちに時間枠が与えられた一方で、ほんの一握りの数ラテン系党員が演説しただけでイスラム教徒の演説者は1人もいませんでした。「プライムタイムの演説者は35人いましたが、その中でラテン系は3人だけでした。私はそのことに懸念がわきました」と、2020年の元民主党大統領候補で、唯一のラテン系候補だったフリアン・カストロは言います。「これでは民主党が形成している美しい団結は象徴されません。」

    dailynews date: 
    2020/8/18(Tue)
    記事番号: 
    4

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