« 前  

2019年10月8日(火)

  次 »
  • 団体「絶滅への反逆」(Extinction Rebellion)が世界60都市で、気候危機に対する政府の早急な対応を求める2週間の抗議行動を開始し、700人以上が市民的不服従行動で逮捕されました。同団体のメンバーたちは、差し迫った地球温暖化の破滅的状況に警鐘を鳴らすため、政府の建物に自分達の体を強力接着剤で貼りつけたり、公共の場所にある記念碑を占領したり、道路を閉鎖したり、通りを行進したりしました。非政治的運動である「絶滅への反逆」は、2018年に英国で発足し、2019年4月にロンドン中心部の交通を11日間麻痺させたことで有名になりました。組織的な世界的抗議の重要性について、「絶滅への反逆」の共同設立者ゲイル・ブラッドブルックにさらに詳しく話を聞きます。

  • ゼネラルモーターズ(GM)社の約48000人の従業員たちは、ストライキ4週目に突入しました。ここ50年で、全米自動車労働組合(UAW)が組織するGMで行なわれた全国ストの最長のものとなります。従業員たちは、より高い賃金、医療保険の保証、 雇用保障の向上、そして米国内でもっと多くの車両と部品を製造することへのGM社の取り組みを求めています。UAWの当局者たちは10月6日、交渉が「悪化に転じた」と述べ、GMの最新の提案を拒否したと発表しました。ストライキ中のGMの従業員で、「UAWローカル722」( UAW Local 722)の元代表であるスティーブ・フリスクに話を聞きます。

  • シカゴでは、労働組合の幹部と米国で3番目に大きい学校区が、10月後半に開始することを許可されている教師のストライキを回避しようと、合意を急いでいます。 9月下旬、25,000人の教育関係者が、教師の増員とクラスの縮小を要求するストライキの許可に圧倒的多数の票を投じました。シカゴのロリ・ライトフット市長は10月7日、ここ数週間で学区が示した申し出に対し組合側が代替案を携えて交渉のテーブルに着かないと、非難しました。一方、「サービス従業員国際組合(Service Employees International Union)」(SEIU)に所属するの約7,000人の学校用務スタッフは、「SEIU ローカル73」の2000人以上のシカゴ公園区の労働者同様、ストライキの準備をすでに整えています。シカゴから、シカゴ教員組合の代表であるジェシー・シャーキーに話を聞きます。

Syndicate content