デイリーニュース

  • ナオミ・クライン:医療産業はCOVID-19危機に莫大な利益を得る「金の卵となる可能性」を見る

    第一線で活躍する感染症の専門家が上院で証言し、経済の再開を急ぎすぎると、死ななくてすむ命が失われ、受けないですむ苦しみを生む可能性があると、述べました。作家でジャーナリストのナオミ・クラインは「パンデミック・ショック・ドクトリン」が浮上しつつあるとして、こう述べます。「経済の大きなセクターである医療産業は、金の卵とみています。彼らにとっては、利益のもとなのです」

    dailynews date: 
    2020/5/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロス・ニューヨーカーズ:感染震源地を生き抜く必須労働・防護なし・在留資格なしの移民たち 

    新型コロナウイルスは引き続きニューヨーク市のコミュニティに打撃を与えていますが、どうパンデミックを生き抜いているかについて在留資格のないニューヨーカーたちの声を聞きましょう。彼らの話は、Los New Yorkers: Essential and Underprotected in the Pandemic’s Epicenter(「ロス・ニューヨーカーズ:パンデミックの震源地で必須労働者であり防護されないということ」)というタイトルのプロブブリカ(ProPublica)の新たな記事の中で語られています。この記事の記者の1人であるエイドリアナ・ガラルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「町の素地が失われている」:COVID-19はまずシカゴの黒人の命を奪い構造的な人種差別を露呈した

    シカゴで記録された最初の100人の死についての物語を通じて、新型コロナウイルスによるアフリカ系米国人の不均衡な犠牲について検証します。プロプブリカ(ProPublica)の記事は、最初の100人の死亡者のうち70人が黒人だったことを明らかにしました。黒人はシカゴの人口の30% ですが、COVID-19の死者の72%を占めています。プロプブリカの記者で、”COVID-19 Took Black Lives First. It Didn’t Have To”(「COVID-19は黒人の命から奪ったが、そうである必要はなかった」)という報道に協力したエイドリアナ・ガラルドに聞きましょう。彼女は、この話はシカゴの「精巧な構造的人種差別」の実態を描いていると言います。

    dailynews date: 
    2020/5/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • サウスダコタのにらみ合い:シャイアンリバー・スー族 COVID-19検問所撤去の州知事要請を拒否

    サウスダコタ州で、アメリカ先住民の二つの部族が部族の管轄地に設置したCOVID-19検問所の撤去を求めるクリスティ・ノーム州知事による命令を拒否、にらみ合いが起きています。シャイアンリバー・スー族とオグララ・スー族は、検問所は、感染の大流行に対処する態勢が整っていない彼らのコミュニティを新型コロナウイルスの侵入から守る最善の方法だと言います。ノーム州知事は、部族の管轄地に設置された高速道路の検問所は違法であると述べています。彼の部族の「生きる権利」を守ると言う、シャイアンリバー・スー族の族長ハロルド・フレージャーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「トランプのデス・クロック」製作者ユージーン・ジャレッキ コロナ対策の「無謀なミス」は数値化されるべき

    新型コロナウイルスによる米国内の死者が8万人を越えるなか、「トランプのデス・クロック」と呼ばれる見慣れないビルボードがニューヨーク市のタイムズ・スクエアに設置され、政府の無為無策による犠牲者の数を刻んでいます。「私たちは、新型コロナの犠牲者数の背後に大統領とそのチームによる無謀な対応があったという驚くべき暗黒の事実を見ました。それは数値化されるべきだと思います」と、受賞歴のあるドキュメンタリー映画作家で、デス・クロックプロジェクトの活動家の一人ユージーン・ジャレッキは言います。

    dailynews date: 
    2020/5/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「武装で人種差別」 警察が新型コロナウイルスに便乗して非白人コミュニティを集中取り締まり

    ネットで広く拡散された映像が恣意的な取り締まりを浮かび上がらせています。ニューヨーク市内の混雑した公園では、警察官が白人住民にマスクを配布していますが、誰も逮捕されません。一方、黒人やラティーノ地区では、ソーシャル・ディスタンスを守らせる暴力的な取り締まりが行われている映像が見つかっています。パンデミックのなか、非白人社会がニューヨーク市警の集中取り締まりを受けていることを見ていきます。「必要不可欠(エッセンシャル)ではないあらゆる集まり」を禁止する市長命令、州知事命令を理由に、警察官が抗議活動の解散を命じていることについても討論します。作家、活動家のジル・ネルソンは4月、ある廃屋に「トランプ=疫病」とチョークで書いたため逮捕されました。ネルソンを担当する公民権専門弁護士で、「ニューヨーク人権擁護連盟」(New York Civil Liberties Union)元代表ノーマン・シーゲルにも聞きます。

    dailynews date: 
    2020/5/11(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「コロナは人種化された」 黒人の学者ジル・ネルソンが「トランプは疫病」と落書きし逮捕

    ニューヨーク市の新型コロナウイルス対策で黒人など非白人コミュニティが集中的な取り締まりを受けています。作家で活動家のジル・ネルソンと話します。ネルソンは4月、彼女の住むワシントン・ハイツにある廃屋に「トランプ=疫病」とチョークで書き、ニューヨーク市警に逮捕されました。67歳の学者ネルソンは手錠をかけられ連行され、警察署に5時間勾留されました。「(大統領は)私たち非白人や老人は死ねばいいと言っています」とネルソンは言い、「とんでもない話です」と批判します。

    dailynews date: 
    2020/5/11(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 各州が外出制限を緩和 リーナ・ウェン医師は「安全な再開の準備はできていない」と警告

    40以上の州が外出制限を緩め始めましたが、トランプ大統領はCOVID-19の検査を大量に行うの必要性を無視しています。でも本人は毎日検査を受けているのです。救急医のリーナ・ウェン(Leana Wen)医師は、「広範に検査を行うことが本当に重要です。なせ、すべてのアメリカ人が検査を受けられるようにしてはいけないのですか」といいます。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「ひどい代償」 マルディグラの記事は COVID-19がいかに米国の黒人社会を打ちのめしたかを語る

    作家のリンダ・ビラロサ(Linda Villarosa)が『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』に寄稿した'A Terrible Price': The Deadly Racial Disparities of Covid-19 in America(ひどい代償~~米国におけるCovid-19の耐え難い人種格差)という詳細記事の中で語った、アフリカ系アメリカ人へのウィルス大流行の恐ろしく偏った影響を見ます。この記事は、ニューオーリンズの黒人社会組織ズールークラブに、マルディグラ(告解金曜日を終日とするカトリックのカーニバル)とその後に何が起きたかを紹介しています。この祭りは通常は喜びであるが、コロナウイルスによって悲劇に変わったと、彼女は書いています。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「リンチ・モブ」 数カ月の無作為の後 2人の白人男性が殺人罪で起訴される

    2人の白人男性が、武器を持たない25歳のアフリカ系アメリカ人男性アーマ
    ド・アーベリを撃ち殺すところをカメラにとらえられて逮捕され、7日に殺人罪で起訴されました。逮捕の2日前に、2月に起きたこの襲撃事件のビデオが一般の人々にシェアされ、怒りの声が広がっていました。今日はアーベリ
    の26歳の誕生日になるはずでした。アーベリ
    家の代理人をつとめる公民権弁護士のベンジャミン・クランプと話をします。彼は以前、トレイボン・マーティンの代理人も務めていました。

    dailynews date: 
    2020/5/8(Fri)
    記事番号: 
    2

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