デイリーニュース

  • 記録書類なし:米国国外追放の前に移民の子供たちを秘密裡にハンプトンインホテルに収容

    トランプ政権による衝撃的な新政策によって、亡命を求めて米国に来た数百人が数日間にわたって秘密裡にホテルに収容され、その後国外に追放されていました。これらの行為はほとんどが記録がないままに行われています。この中には、乳児と幼児を含む付添人のいない移民の子供たち200人も含まれ、彼らは米移民・関税執行局(ICE)が契約した民間業者によってテキサスとメキシコ国境の近くにあるホテルに連れて行かれていました。「トランプ政権は、適正な手続きも書類を作成することもなく、基本的に彼らをただ国外追放しているのです」と、この虐待を暴くことを助けた「テキサス公民権計画」(Texas Civil Rights Project)の政策提言部長であるゼネン・ハイメス・ペレスは言います。「リオグランデバレー・カトリック慈善会」(Catholic Charities of the Rio Grande Valley)の代表ノーマ・ピメンテルにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/7/28(Tue)
    記事番号: 
    3
  • トランプ政権の60億ドルのワクチン計画は誰が利益を得てどこに透明性があるのか?

    世界中の研究者がCOVID-19のワクチンを見つけようと競い合っていますが、「パブリック・シチズン」(Public Citizen)の「医薬品へのアクセス・プログラム」(Access to Medicines Program)の代表ピーター・メイバーダクに、ワクチンへの資金、治験、治療のための政府の取り組みから誰が利益を得ているのかについて聞きます。トランプ政権は、60億ドルの計画「ワープ・スピード作戦」(Operation Warp Speed)の一環として、市場に一度もワクチンをもたらしたことがない会社を含む複数の製薬会社との大規模な契約を発表しました。一方、ニューヨークタイムズ紙による調査によれば、コロナウイルスの研究に取り組んでいる少なくとも11社の社内関係者が、3月以降、10億ドル以上の価値がある株を売っていたそうです。「問題は、企業、重役、ヘッジファンドが人々の希望と絶望を餌にしていることです。ちょっとした良いニュースがあるだけで、株価を急騰させることができます」と、メイバーダクは言います。パブリック・シチズンは最近、COVID-19の研究支援に使われている数十億ドルの税金の行方を追跡するデータベースを公開しました。

    dailynews date: 
    2020/7/28(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 11月までにワクチン? ワクチン治験に参加した科学ジャーナリストが疑う楽観的な米国の予測

    米国最初の大規模なCOVID-19ワクチンの実験に3万人が参加しています。この製薬会社モデルナと米国立衛生研究所(NIH)による共同研究は、早ければ11月にも良い結果をもたらすのではないかと高く期待されています。世界中の研究者が165以上のワクチンの候補を研究していますが、大規模な臨床試験を行っているのは一握りだけです。最も有望な候補の1つであるオックスフォード大学が行うワクチン治験に参加したBBCの科学ジャーナリスト、リチャード・フィッシャーに話を聞きます。治験に志願した理由についてフィッシャーは「個人としての決断であり、ジャーナリストとしての決断でもありました」と言います。「ワクチンに一歩近づくための共同努力を助ける何かをしたかったのです。」

    dailynews date: 
    2020/7/28(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エディ・グロード トランプは「アメリカを再び白人の手に」が狙い 今も生きるジェームズ・ボールドウィンの教訓

    組織的な人種差別主義への関心が全米で広がっています。伝説的作家ジェームズ・ボールドウィンの教訓を現在に伝える新著を出版した、プリンストン大学アフリカ系アメリカ人研究学部のエディ・グロード教授に聞きます。グロードは、「神話や幻想は脇に置き、白人至上主義がこの国の特性を傷つけ、歪曲してきたことを理解すべきだとボールドウィンは強く主張しました」と言います。新著はBegin Again: James Baldwin’s America and Its Urgent Lessons for Our Own(『もう一度始めよう:ジェームズ・ボールドウィンのアメリカが今のアメリカに緊急に教えること』)です。

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    2020/7/27(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「単純にキング牧師と一緒にしないで」 ジョン・ルイスはラディカルな学生運動が育てたとエディ・グロード教授

    公民権運動の代表的人物で連邦下院議員を17期務めたジョン・ルイスの追悼行事では、投票権を求める闘いで直面した警察暴力に立ち向かっていったルイスたちの勇気が注目を集めています。ルイスが学生非暴力調整委員会(SNCC)の議長を務めていた初期の時代に光をあてます。プリンストン大学アフリカ系アメリカ人研究学部のエディ・グロード教授は、学生たちのオルガナイザーとして政治的成長を遂げた青年時代や、「ジョン・ルイスを生んだ運動」を無視することはできないと言います。「単純にキング牧師と一緒にせず、この学生たちの活動からルイスが生まれたのだと理解すること」が重要だとグロードは言います。

    dailynews date: 
    2020/7/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • シアトルとポートランドの活動家 連邦と市の取り締まりに抗議し BLM(「黒人の命も大事だ」)運動に集中しよう

    全米各地の組織的な人種差別主義と警察暴力に対する抗議は2カ月目に入りました。トランプ大統領は、連邦職員による部隊をオレゴン州ポートランドに派遣し物議をかもしたのにひきつづき、シアトルにも連邦部隊を送りこみました。シアトルの「クリエイティブ・ジャスティス」共同責任者で地域活動家のニキータ・オリバーに聞きます。「連邦の部隊が何をしているのか、正確にはわかりません。わかっているのは、地元警察が連邦部隊を歓迎していることです」とオリバーは言います。ポートランドからは、全米黒人地位向上協会(NAACP)ポートランド支部代表E.D.モンディーンに聞きます。

    dailynews date: 
    2020/7/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ノームチョムスキー:トランプはパンデミックを利用して億万長者を富ませるが 数百万の人々は仕事を失い立ち退きに直面

    米国の何百万もの人々がパンデミックによって引き起こされた経済危機のために仕事を失い、立ち退きに直面しているというのに、上位1%の富裕層の富は大幅に増加しており、アマゾン創設者で最も裕福な人物ジェフ・ベゾスの準資産は最近になって推定130億ドル増加しました。たった一日の増加です。世界的に有名な政治的反体制派のノーム・チョムスキーは、企業の棚ぼたは、米国が「本質的に企業部門が自分たちの利益のために運営されていることのさらなる証拠であると言います。「彼らはただ乱暴にやっているだけです」

    dailynews date: 
    2020/7/24(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 「男 女 カメラ 人 TV」 ノーム・チョムスキー 認知症テストに合格したと自慢するトランプについて

    米国は頭のおかしな人が運営しているのですか? 「ファンに囲まれて演説をする前に、天に目を向け、自分を選ばれし者と呼ぶような人物について、何が言えるでしょう?」ノーム・チョムスキー教授は、トランプ大統領が自分は精神力テストを受けたと自慢したことについて聞かれて、そう答えました。

    dailynews date: 
    2020/7/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキー トランプが誓う民主党首長の都市への警察隊増員と選挙で負けたらおとなしく辞職するのかについて

    世界的に有名な反体制派ノーム・チョムスキー教授との長時間インタビューをお届けします。冒頭で、民主党の首長がいる全米の主要な都市に連邦警察を「増員」させるとトランプ大統領が断言したことについて聞かれ、「トランプ大統領は必死だ」とチョムスキー教授は言います。「彼の関心はすべて、彼の心にあるたった一つのことに注がれています──それは選挙です。彼は何万人ものアメリカ人を殺したことに個人的に責任があるという事実を隠さなければなりません。この事実を長い間隠し続けることは不可能です」。

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    2020/7/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • アレクサンドリア・オカシオコルテス議員 ヨーホー議員から「ビッチ」呼ばわりされたことに議会の場で反撃

    アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員が議会で、フロリダ州選出の共和党テッド・ヨーホー議員をめった切りにする場面をご覧ください。ヨーホー議員は今週、国会議事堂の階段でオカシオコルテス議員を口頭で攻撃し、「ファッキング・ビッチ」と性差別的に罵ったのを記者に聞かれてしまいました。彼はその後、議会で発言しましたが謝罪の言葉はありませんでした。 「私の母は、ヨーホー議員が議会で私に対して失礼な態度をとるのをテレビ中継で見せられました」と彼女は言います。「今日わたしが発言に立ったのは、両親に対して私は彼らの娘であり、彼らは私が男性からの嫌がらせを我慢するようには育ててこなかったことを見せてあげなければならないからです」。

    dailynews date: 
    2020/7/24(Fri)
    記事番号: 
    1

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