米国家安全保障局(NSA)による大規模監視活動について、議会で2度目の重要な公聴会が開かれます。番組では、内部告発者エドワード・スノーデンが暴露した内容を最初に記事にした、英ガーディアン紙のグレン・グリーンウォルド記者に話を聞きます。NSAは、それまでに公表していた範囲を超えて、通話記録とオンライン上の行動についての分析を行っていたことを認めました。「オバマ政権の高官が議会に対して嘘をつき、事実と異なる説明をしていたこと、また9・11後に議会が制定した広い範囲の数々の法令が、秘密裁判所が承認する秘密の法解釈によって大幅に歪曲されたこと。この二つの事実に対し、民主、共和両党の議員が怒りを募らせているということが、スノーデンが自らの自由や命も危険に晒してまで事実を晒そうとした動機の妥当性と、必要性を物語っています。」とグリーンウォルドは言います。「政府が隠している、本来秘密にするべきでない事実を、改革を促すために、世間に晒す行為を内部告発だとするならば、今我々が見ているのは、本来の内部告発の成果なのです。」