デイリーニュース

  • 「民衆の気候マーチ」からの声:先住民グループが40万人強の歴史的NYデモを先導

    21日、史上最大の環境問題への抗議行動「民衆の気候マーチ」(People's Climate March)のために最大40万人の人々がニューヨーク市に集まりました。予想を大きく上回る参加者と共に、自然保護活動家、政治家、ミュージシャン、学生、農家の人々、有名人、看護師、労働運動家らが一体となり気候変動への迅速な対策を訴え、マンハッタンのミッドタウンの通りを埋め尽くしました。デモ組織者らはこの運動の多様性を反映するように行進を異なるグループごとに分け、行進の先導は先住民の人々が務めました。デモクラシー・ナウ!のアーロン・マテが街頭で、この歴史的な後期行動の参加者に話を聞きました。

    dailynews date: 
    2014/9/22(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 民衆の気候運動 先住民系 労働系 宗教系の各団体が歴史的な大行進

    ニューヨーク市では、史上最大の規模になると予想される気候変動への抗議運動が開催されます。9月21日の「民衆の気候マーチ」(People's Climate March)には10万人を超える参加者が見込まれています。9月23日の国連気候サミットに先立ち、9月第3週の週末に世界各地で2000ほどの連帯イベントが予定されています。本日は、番組の時間いっぱいを使って、労働系、先住民系、宗教系、気候正義系の各運動を代表する4人のゲストの話を聞きます。セリーン・ジョーンズ牧師は、最近、化石燃料企業への投資から撤退することを投票で決めたユニオン神学校の校長です。リディ・ナクピルは、「フィリピン気候正義運動」のメンバーです。クレイトン・トーマス=ミューラーは、カナダの「先住民タールサンド・キャンペーン」の共同代表で、「もう、だまっていない」(Idle No More)キャンペーンのメンバーです。エステラ・バスケスは、1199SEIU(サービス従業員国際組合)の執行副委員長です。同組合は、21日の行進に数千人の組合員を動員する予定です。

    dailynews date: 
    2014/9/19(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ナオミ・クライン 「民衆の気候マーチ」と 世界的な化石燃料対策の草の根運動を語る

    9月21日にニューヨークで開催予定の「民衆の気候マーチ」(People’s Climate March)には、少なくとも10万人の参加がみこまれています。世界150カ国でも、2000件以上の民衆の気候対策要求イベントの開催が予定されています。そして22日には、気候変動対策活動家がマンハッタンの金融街で、「ウォールストリートをあふれさせよう」(Flood Wall Street)とも呼ばれる大規模な座り込みを計画しています。これらイベントは、23日に予定されている国連の気候変動一日サミットを前に行われます。ジャーナリストとして高い評価を受け、新作This Changes Everything: Capitalism vs. the Climate(『これがすべてを変える 資本主義と気候の対決』)の著者ナオミ・クラインに、これから予定される気候変動対策運動および、「ブロケディア」(「阻止する空間」という意味の造語 Blockadia)と呼ばれる、カナダからナイジェリア、ギリシャに広がる世界的な化石燃料採掘と戦う市民運動について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/9/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「資本主義と気候の対決」ナオミ・クライン 環境危機に対処するための新たな経済モデルを語る

    23日に予定される国連の気候変動サミットを前に、数々の賞に輝く作家のナオミ・クラインに新著について聞きます。This Changes Everything: Capitalism vs. the Climate(『これがすべてを変える 資本主義と気候の対決』)で、クラインはいまや新自由主義経済システムと地球環境が戦争状態にあると言います。世界の二酸化炭素排出量は過去最高の水準となり、革新的な行動が求められているのです。「二酸化炭素排出の削減に必要な対策を打たずにきたのは、そうした対策を施すことが規制撤廃の資本主義と根本的に相容れないからだ。危機的状況から脱出しようともがいてきた間ずっと、この種の資本主義が社会の支配的なイデオロギーだった」とクラインは書いています。「私たちは立ち往生している。破局を回避できる可能性が最も高い対策は、大多数の人々に利益をもたらす一方、少数特権層の既得権益には重大な脅威となるからだ。この特権層が、私たちの経済も、政治手続きも、大手メディアの大半も牛耳っている」。

    dailynews date: 
    2014/9/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 討議:スコットランドは独立すべきか?ミュージシャン ビリー・ブラグと歴史家サム・ウェザレル

    18日スコットランドでは、1707年以来初めて英国からの独立を決める投票が行われます。投票用紙の質問には、簡単に「スコットランドは独立国となるべきか?」と書かれています。世論調査では、投票は予想がつかないほどの接戦だということです。英国の政治家は有権者が独立を選ぶことを恐れています。15日、英国首相デーヴィッド・キャメロンは独立は「痛みを伴う離婚」であると有権者に警告しました。ミュージシャンであり活動家のビリー・ブラグと英国歴史家のサム・ウェザレルに話を聞きます。ブラグはScottish Nationalism and British Nationalism Aren't the Same(「スコットランドの愛国主義とイギリスの愛国主義は同じではない」)という記事をガーディアン紙に発表したばかりです。ウェザレルの記事Exit Stage Right: The Case Against Scottish Independence(「そろそろ退却:スコットランド独立に反対する」)はジャコバン誌に掲載されました。

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    2014/9/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 活動家たちが気候マーチを準備する中  ジム・マクダーモット議員は炭素税を提案

    9月23日、世界各国リーダー達が国連本部に集まり「気候変動サミット」が開催されます。それに先がけて、ニューヨークでは21日に「民衆の気候マーチ」(People's Climate March)が行われ、10万以上が集まると予想されています。ジム・マクダーモット議員に彼の提案する法案The Managed Carbon Price Act(炭素価格管理法)について説明してもらいます。この法案はアメリカの大気汚染を削減する目的で提案されたもので、地球温暖化を促す温室効果ガスを排出することに対し連邦政府が代価を制定するものです。またニューヨークまで、「民衆の気候列車」(The People’s Climate Train)で旅をし、21日のデモに参加する170人以上の活動家の一人に話を聞きます。新しい統計によれば、先月世界中で8月としては史上最高気温を記録し、NASAによると西アフリカでは、通常より8℃または14°F高い気温を記録したとのことです。年間で見ても、今年は史上4位の高い気温となっています。

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    2014/9/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 米地上部隊が再びイラクへ?「イスラム国」との闘いに広範囲の軍事支援が必要と将軍が示唆

    オバマ大統領が、「イスラム国」との闘いに米国の地上戦闘部隊を再びイラクに派遣することはないと宣言してから一週間、マーティン・デンプシー統合参謀本部長は地上部隊が必要になる可能性があることを認めました。16日、デンプシーは米上院軍事委員会で、「もし米国に脅威が及ぶようなことがあれば、もちろん大統領に地上部隊を含む軍事支援をすることを勧める」と発言しました。オバマ大統領は17日フロリダ州の米国中央コマンドを訪問し、イラクとシリアの「イスラム国」に対する戦略を話し合うことになっています。一方で、議会は大統領の求めに応じて、シリアの反乱軍を武装し訓練することへの決議をすることになっています。民主党員でワシントン州下院議員ジム・マクダーモットに話をうかがいます。

    dailynews date: 
    2014/9/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • NFL選手の妻が語る:脅された妻たちは家庭内暴力に対する「沈黙のおきて」に従った

    ナショナルフットボールリーグ(NFL)が家庭内暴力にいかに対処したかをめぐり、NFLのコミッショナー、ロジャー・グッデルの辞任を求める声が高まっています。2014年になってから9月までに、少なくとも4人の選手が妻やパートナーを殴ったことで逮捕されており、中でもボルチモア・レイブンズのランニングバッグ選手レイ・ライスの事件はよく知られています。NFLの元選手ワリー・ウィリアムズの妻、デワン・スミス=ウィリアムズから話を聞きます。彼女がNFLに助けを求めたとき、彼女は無視され、黙っているようにと言われました。「正に沈黙のおきてでした。言ってはいけなかった、それについて話していけなかった」と、スミス=ウィリアムズは言います。「家庭内暴力が話題になると、、いつも、ジャネイ・ライスに現在起こっていることへの注目から始まりますが、たくさんの女性たちに対して、肉体的暴力、言論の暴力が振るわれました。家庭内暴力は今この時も起きているんですよ」。

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    2014/9/16(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「沈黙させられることはない」:学生らがコロンビア大学での強姦を非難 大学は責務怠慢で調査を受ける 

    ニューヨーク市のコロンビア大学で9月12日、数百人の学生たちがマットレスを抱え、被害者が毎日背負わなければならない感情的負担を表す「重荷を背負う」と唱えながら、抗議行動を行いました。中には、コロンビア大学が性的暴行を官僚主義的に扱ったことによって受けた痛手を象徴するために、口を赤いテープで塞いでいる学生もいました。9月初め、コロンビア大学4年生のエマ・サルコウィッチは、自分を強姦した犯人が退学させられるか自主退学するまで、大学構内のどこ行くときでも大学寮の部屋のマットレスを運んでいくことを宣言しました。9月12日の抗議行動の抜粋を放送し、サルコウィッチと、同級生でコロンビア大学4年生のゾエ・リドルフィ=スターに話を聞きます。彼女も2012年にコロンビア大学で性的暴行を受けました。彼女はコロンビア大学の性的暴行への対応について連邦機関に提出された苦情の筆頭申立人です。

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    2014/9/16(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 被害者の重荷:強姦容疑者が退学するまで校内をマットレスを持って動き回るコロンビア大学生

    同級生によって大学構内で強姦されたと主張するコロンビア大学の4年生が、異例の抗議行動を始めました。エマ・サルコウィッチは、自分をレイプした犯人が退学させられるか自主退学するまで、大学構内のどこ行くときでも大学寮の部屋のマットレスを運んでいくことを宣言しました。サルコウィッチは2012年8月に自分の寮の部屋で強姦されたと言います。それは始まりにすぎませんでした。彼女が強姦をコロンビア大学に報告すると、彼女は懲罰委員会に出席し、彼女が暴行を受けた際の苦痛をともなう行為が物理的に可能なのかについて、大学職員に説明することを強要されました。委員会はその後、レイプ容疑者に責任はないと判断しました。2人の他の学生も同じ容疑者を性的暴行で訴えましたが、彼は大学に通い続けています。サルコウィッチから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/9/16(Tue)
    記事番号: 
    1

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