イスラム教の断食月ラマダンが始まったばかりですが、シリアでの政府によるデモ隊への弾圧は新たな段階を迎えています。8月2日午前には、少なくとも6人が殺害され、過去2日間での死者は少なくとも150人となりました。攻撃は7月31日に中部の都市ハマで政府軍によって100人以上が殺害されたのに端を発し、8月1日にはシリア全土でさらに24人が死亡しました。シリアは外国人ジャーナリストのほとんどを締め出しており、実際に何が起こっているのかを確認することは難しい状態です。パリのアメリカン大学の中東学の準教授で、民主化研究のアラブネットワーク(Arab Network for the Study of Democracy)のコーディネーターであるジアド・マジェドから話を聞きます。