ニューハンプシャー州予備選でも、元マサチューセッツ州知事ミット・ロムニーが勝利しました。彼は今回40%近い票を獲得し、共和党大統領指名争いの非常に重要な最初の2つの関門を突破したことになります。ロムニーは今回の勝利演説を、大統領選での対戦相手となるであろうオバマ大統領への攻撃に使い、大統領になった場合の計画の概要を示した上で、有権者は「大きく異なる2つの運命から1つを」選ばなければならないと話しました。一方、テキサス州選出のロン・ポール下院議員は23%という堂々たる得票率で2位に着け、支持者に向かって「まだまだ(ロムニーの)尻尾に食らいついている」と気勢を上げました。元ユタ州知事のジョー・ハンツマンは、選挙運動をほとんどニューハンプシャーだけで行ってきたにも関わらず、獲得票は17%にとどまりました。それでも「3位というのは指名争いへの乗車券をもらったということだ」として、今後も選挙戦を続けることを誓いました。昨晩の上位3人の共和党候補者の演説を抜粋してお送りしましょう。