デイリーニュース

  • サウスカロライナ予備選を前に共和党指名争い混乱 ペリー撤退 ニュートの前妻 サントラムのアイオワ勝利

    来る22日の日曜のサウスカロライナ州予備選を前に、共和党の大統領選候補が19日夜、最後の討論会のためチャールストンに集結しました。討論会は、この日に起きためまぐるしい出来事の最後を飾ることになりました。というのもこの日は、テキサス州知事リック・ペリーが大統領選からの撤退を表明したのに続き、アイオワ州党員集会で1位を獲得したと見られたミット・ロムニーが票数の再集計で実はリック・サントラムに負けていたことが判明し、さらにニュート・ギングリッチの2度目の結婚生活での不倫についての新事実が明らかになったりしたからです。討論会の抜粋を放送するとともに、公民権活動家でサウスカロライナのコミュニティ・オルガナイザーであるケビン・アレグザンダー・グレイと、ダラス・モーニング・ニューズ紙の上級政治記者でBush’s Brain: How Karl Rove Made George W. Bush Presidential(『ブッシュのブレーン:カール・ローブがいかにしてジョージ・W・ブッシュを大統領にしたのか』)の著者ウェイン・スレイターに話を聞きます。

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    2012/1/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • アイオワ州の共和党党員集会 票数え直しでサントラムがロムニーを上回る

    票の数え直しで、リック・サントラムがミット・ロムニーより34票優勢となりアイオワ州党員集会の勝者として宣言されました。この結果は、21日のサウス・カロライナ予備選勝利で共和党の指名争いを終えたいと考えている有力候補のロムニーの勢いを緩ませるかもしれません。「これは大きな出来事です」とネイション誌ワシントン特派員のジョン・ニコラスは言います。「ロムニーと比較すると、サントラムは一票あたりほんのわずかなお金しか費やしていないからです」

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    2012/1/19(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 嘆願書に100万人の署名 ウィスコンシン州知事リコールへの歴史的取り組みに見る「民の力」 

    共和党のウィスコンシン州知事スコット・ウォーカーに反対する人々が、州投票による知事のリコールを要求する100万人以上の署名を提出しました。その100万人強の署名は、必要数54万のほぼ2倍で、米国歴史上最大のリコール要求になりました。ウォーカー知事は、ほとんどの公務員の団体交渉権を取り上げる問題の法律を押し通したことで、非難を浴びています。この100万人の署名は「前回、2010年の選挙で投票した人、と言うことは合理的に考えて、リコール選挙に投票に行く選挙民のほぼ半数と言うことになります」と、ネイション誌のジョン・ニコラスは言います。「ワシントンの共和党指導部の緊縮経済政策を採り入れて公務員を犠牲にした財政改革をもくろみ、彼らの組合を破壊しようとし、学校予算の削減を試み、それに成功したことで、(ウォーカーは)選挙に直面せざるを得なくなるのです。われわれは経済問題のもっとも根幹について住民投票をするということになります。」

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    2012/1/19(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 共和党に期限迫られたオバマ、キーストーンXLパイプラインの建設計画を拒否 対し長期戦を準備する反対勢力

    オバマ政権はカナダのアルベルタ・タールサンドからメキシコ湾岸まで延びるキーストーンXLパイプラインの建設計画を拒否しました。19日、オバマ大統領は、ネブラスカ州のオガララ帯水層を避ける代替ルートを見直す時間が十分になかったため、トランスカナダのパイプライン建設計画の申込みを却下したと発表しました。オバマ大統領は来年まで決定を引き伸ばそうとしましたが、共和党は2月末までに決定することを強制する法案を成立させることで応えて来ました。環境団体はパイプライン建設の許可の却下を歓迎していますが、これでパイプラインをめぐる闘いが終わったわけではありません。トランスカナダは違うルートでの建設許可を再び申し込むことを既に表明し、オバマ大統領はパイプライン建設の「是非」ではなく時間的制約に基づいた決定をしたと言っています。ボールド・ネブラスカ(Bold Neblaska)のジェーン・クレッブと、過去半年にもわたってパイプライン建設に反対する大規模なデモをワシントンで主導した気候変動の専門家で、350ドット・オルグ(350.org) の創立者ビル・マックキベンに感想を聞きました。「反対に立ち上がった人々にとっての大いなる勝利です」とマックキベンは言います。

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    2012/1/19(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オンライン海賊行為防止法(SOPA):海賊防止か検閲か?ウィキペディアのジミー・ウエールズ対著作権同盟のサンドラ・アイスターズ

    > 何千というウェブサイトが24時間停止した18日の歴史的なオンライン上での抗議で、一組の反著作権侵害法案に対する議会での支持が弱まっています。米国外に拠点を持つウェッブサイトが、インターネットを使って、著作権のある作品を海賊版を作ることを防ぐためのものだとして、ハリウッドの映画会社、音楽出版社や主要な放送局は、同法案の成立を支持しています。「違法コピーのためだけに運営されているようなサイトのことをわれわれは問題にしているのです。こうしたサイトは、全国の個人作家が自分たちの創造した物から生計を立てることを妨害しているのです」と、著作権同盟(Copyright Alliance)のエグゼクティブ・ディレクターのサンドラ・アイスターズは言います。同同盟の会員には、全米映画協会、NBCユニバーサル、タイム・ワーナー、バイアコム、ASCAPやBMIが名前を連ねています。しかし同法案を批判する人々は、これらの法案は革新や投資、自由で開かれたインターネットの特質を抑制することによって、インターネットを大きく変えてしまうと言っています。「ウェキペディアはこのような法案の下では検索エンジンとして定義されます」とウィキペディアの共同創業者であるジミー・セールズは言います。「つまりこういうことです。

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    2012/1/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 国防権限法の下での無期限勾留の拡大で高まる ウィキリークスのアサンジの強制送還の恐れ

    ローリングストーン誌のジャーナリスト、マイケル・ヘイスティングズは先月、米軍の内部告発者ブラッドリー・マニング上等兵の予備軍事審問がメリーランド州フォート・ミードで行われた際に、ウィキリークス創始者で編集長のジュリアン・アサンジとともにいました。マニングに対するこの軍事裁判は、オバマ大統領がこのほど認めた国防権限法(NDAA)に基いて世界中至る所での無期限勾留の拡大措置と相まって、アサンンジが英国からの強制送還を避けようとしていることに対し切迫感が増した、とヘイスティングズは言います。「ジュリアン・アサンジが恐れているのはスウェーデンに送還され……さらに、そこで米国政府やスウェーデン政府のリークを基にしたある種のメディア・キャンペーンが繰り広げられることです。たとえば『ああ、アサンジはイラン政府に協力した』だの『漏洩情報でタリバンを助けた』いったたぐいの」とヘイスティングズは指摘します。「そしてやがて『彼をスパイ容疑で裁かねばならない』と言われてしまうことです。こうした裁判は証明するのが実に困難かもしれませんが、私の考えでは、それはとんでもない脅威です」

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    2012/1/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 『オペレーターたち』の著者マイケル・ヘイスティングスが語るアフガニスタンでのアメリカの戦争の内幕

    マイケル・ヘイスティングズ記者にアフガニスタンでの「悲惨なこの1年」と、この10年の戦争が生んだメンタリティについて話してもらいます。先週動画サイトに掲載された4人の軍服の米海兵隊員たちが3人のアフガン男性の遺体に放尿している映像に関する騒動についてヘイスティングスは、米国は「数十億ドル分もの武器兵器や武闘訓練をアフガニスタンのような混乱の地に注ぎ込み、この若者たちに人を殺す術を教え込んできました。そしていまその結果を目にして衝撃を受けているのです」と言います。彼の新著The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America’s War in Afghanistan(『オペレーターたち:アフガニスタンでのアメリカの戦争の野蛮で恐ろしい内幕』)は、自身の2010年のローリングストーン誌の記事 "The Runaway General"(逃げた将軍)が基になっています。この「将軍」とは当時のアフガン戦争の司令官スタンリー・マクリスタル大将のことです。マクリスタルはこの記事が出た後に解任されました。

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    2012/1/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • アリゾナ州トゥーソン学区の禁書指定とメキシコ系アメリカ人研究授業の一時停止を議論する

    米アリゾナ州トゥーソンの公立教育当局が、高い評価を受けた同教育学区のメキシコ系アメリカ研究プログラムを一時停止したことに伴い、同学区の教育現場で使用できない禁止図書7書籍のリストを公表しました。昨年、アリゾナ州公立教育長ジョン・フーペンサルはこのプログラムが、「ある人種や集団への敵意を助長する」とし同州の新法に違反していると判定しました。フーペンサルは「生徒たちに教えることが、1つのものの見方や一次元的なものであるなら、それは正確な歴史を教えているとは言えず、だからこれは教育ではない。このような教え方では子供たちに批評的に考えることを教えられない」とし「これはむしろ洗脳だ」と言います。今日はフーペンサルとリチャード・マルティネスの討論をお送りします。マルティネスはメキシコ系アメリカ人研究のプログラムを復活させようとしている教員や生徒たちの代理人弁護士です。「ここで起きたのは、(フーペンサルが)私たちの教育委員会が採択し、学区によって開発され、10年有余にわたって成功をおさめてきたカリキュラムを、私たちのコミュニティ全体から取り去ってしまったということです」とマルティネスは言います。「これはアリゾナ州上院提案1070号で使われたと同じ種類の、反移民思想の戦略の一部です。これはこの州に存在する反ラテン系思想なのです」

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    2012/1/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ジャーナリストのクリス・ヘッジズ NDAA法で認められた米国市民の無期限こう留をめぐりオバマ政権を告訴

    ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストのクリス・ヘッジズは、世界中のどこでもテロ容疑者とみなす誰でもを容疑も裁判もなしでこう留する権利を軍に与える、問題の条項を含む国防権限法(NDAA: the National Defense Authorization Act)の合法性に異議を唱えて、オバマ大統領とレオン・パネッタ国防長官に対する訴訟を起こしました。同法の条項のいくつかは非常に広範に書かれており、ヘッジズのようにテロ関連問題を報道するジャーナリストが、敵対勢力を支持しているとして、対象に含まれる可能性を言う批評家もいます。「これは明らかに違憲です」と、同法についてヘッジズは言います。「これは、我々の民主主義に対するとても大きな、実にひどい攻撃です。同法は、米国内の治安維持から軍隊を遠ざけてきた200年以上の法律を覆すものです」。現在ネイション・インスティテュート(Nation Institute)の主任研究員であるヘッジズに話を聞きます。彼は、ニューヨークタイムズ紙の元海外特派員で、同紙の世界的テロリズムの報道により2002年のピュリッツァー賞を受賞した報道チームのメンバーでした。ヘッジズの代理人として、ニューヨーク州南部連邦地裁に訴訟を起こした彼の弁護士カール・メイヤーからも話を聞きます。

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    2012/1/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「インターネット検閲はすべての人に影響する」 レベッカ・マッキノンが語るオンラインの自由を求める世界的な闘い

    > 米議会で進行中の、論議を呼んでいる二つのインターネット海賊行為防止法案に対する抗議が高まる中、近刊予定のConsent of the Networked: The Worldwide Struggle for Internet Freedom(『ネットーワーク化の同意:インターネットの自由を求める闘い』)の著者であるレベッカ・マッキノンに話を聞きます。「インターネット時代に民主主義を存続させたいと願うなら、インターネットが民主主義と両立する形で発展することを確実にすることが本当に必要です」と、マッキノンは言います。「つまり、物理的な世界でわれわれが期待するのと同じ権利が電子的生活上でも付与されることを確実にするため、消費者やインターネットユーザー、投資家としてだけでなく、投票者としてもわれわれの力を行使すると言うことなのです。」彼女は、インターネットが人々に可能性を開いているという話の裏には、企業と政府による市民の自由への静かな侵食がもっとたくさんあると論じています。

    dailynews date: 
    2012/1/17(Tue)
    記事番号: 
    2

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