【21/01/05/4】イスラエルはCOVID-18のワクチン接種を世界のどの国よりも早いペースで実施し、これまでに14%以上のイスラエル人がワクチンを受けました。こうした早い政策展開の一方で、複数の人権団体が、パンデミック中に約1500人が死亡した占領下のヨルダン川西岸とガザ地区のパレスチナ人にワクチンを受けさせないというイスラエルの決定に警戒感を表明しています。イスラエルは、ヨルダン川西岸とガザ地区の医療はパレスチナ当局が担当するというオスロ和平合意を引き合いに出して、この行為の正当性を主張しています。パレスチナの役人たちはパレスチナ独自のワクチン・キャンペーンを始めるにあたり、資金不足、ワクチンの入手経路がなく配布のための基盤がないことを含む多くの障害に直面しています。「イスラエルは実際には国際法に違反しています。占領軍としての責任を否定しているからです」と、パレスチナ立法評議会のメンバーで「パレスチナ医療救援協会」(Palestinian Medical Relief Society)の代表である医師ムスタファ・バルグーティは言います。「イスラエル人たちがワクチンを得ている一方で、パレスチナ人たちは何も受け取っていないのです」。