デイリーニュース

  • ナイジェリア軍の拘束から釈放された『スウィート・クルード』の監督 サンディ・シオーフィ ニジェール川デルタ地帯の石油政治を語る

    ナイジェリア政府はここ数年、外国の石油企業とともに備蓄石油とガスの販売で膨大な利益を上げています。その一方でニジェール川デルタ地帯の住民たちは極貧に喘いでいます。まもなく公開されるドキュメタリー映画Sweet Crude『(甘い原油』)【訳注:硫黄含有度の低い原油 sweet crudes と、甘い利益をもたらすsweetとの掛詞】の監督サンディ・シオーフィに話を聞きました。彼女は最近ナイジェリア軍に逮捕され1週間拘束されていましたが、国際世論の抗議で釈放されたばかりです。
    dailynews date: 
    2008/5/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ダルフールの村で14人犠牲に スーダン政府の空爆で

    5月4日にスーダン政府が行った北ダルフールの3つの村への空爆により14人が死亡、負傷者も出ていることで、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が非難声明を出しています。アントノフ爆撃機が標的にしたのは市場や水道施設、授業中の村の学校でした。映画製作者で活動家、作家でもあるジェン・マーロウに話を聞きます。彼女は昨年、その学校を立て直すための基金集めを支援したアメリカの援助団体「ダルフール・ダイアリーズ」のメンバーでもあります。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2008/5/9(Fri)
    記事番号: 
    1
  • レバノン、米支援の親政府武装勢力とヒズボラが衝突で81人死亡

    「スーダンやパレスチナ、イラク、アフガニスタン、ソマリアなどで起こっていることと非常によく似ています。米国が内戦をけしかけ、資金を提供しているのです」――アサド・アブカリール教授は言います。

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    dailynews date: 
    2008/5/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 哲学者スラヴォイ・ジジェクが語るイラク戦争、ブッシュ政権、テロとの戦い

    スラヴォイ・ジジェクとの対論パート2です。哲学者で精神分析家、文化理論家のジジェクは、「文化理論のエルビス」と呼ばれ、ヨーロッパを代表する知識人と広く見られています。50冊以上の著書があり、世界中で満員の聴衆の前で講演を行ってきました。
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    ★ ニュースレター第10号 (2009.2.28)
    ★ DVD 2008年度 第2巻 「1968年と今」に収録

    dailynews date: 
    2008/5/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 元米軍諜報部高官との独占インタビュー:2003年の米軍による砲撃で2人のジャーナリストが死亡 バグダッドのパレスチナホテルは最初から攻撃目標だった 

    2003年4月に起きた米軍によるバグダッドのパレスチナホテル砲撃から5年が経ちました。この砲撃では、ロイター通信のカメラマン、タラス・プロチュクとスペインのテレビ局テレシンコのカメラマン、ホセ・コウソの2人が死亡しました。米国防総省はこの殺害を事故と発表しました。しかし、今回の我々との独占インタビューで、元陸軍軍曹のエイドリアン・キンヌは、パレスチナホテルを攻撃目標候補と記載した米軍の秘密書類を見たと話しています。また、彼女は、イラクで活動している報道機関や非政府組織で働くアメリカ人を盗聴するよう個人的に命じられたことを明らかにします。 
    dailynews date: 
    2008/5/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 伝説的作家ゴア・ヴィダルが語るブッシュの治世と歴史そして「ユナイテッドステーツ・オブ・アムネジア(健忘症合州国)

    60年の執筆活動を経てもなおゴア・ヴィダルはアメリカで最も尊敬 されている作家であり思想家です。その著作は小説20以上、5つの戯曲にとどまりません。最近の著書は『Point to Point Navigation: A Memoir』(2点間航行:回顧録)です。

    dailynews date: 
    2008/5/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 1968年 そして40年後:学生と労働者の抗議がフランスを吹き荒れた日々  その痕跡はフランスそして世界にいまも消えず

    1968年5月はフランスにとって大きな歴史の分岐点でした。学生と 労働者の抗議の波が国内を覆い、それからのフランス社会は永遠に変わることになりました。『The Imagination of the New Left: The global Analysis of 1968』(新左翼の想像力:1968年のグローバル分析)など多くの著書を持つジョージ・カツィアフィーカ スの話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2008/5/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • パレスチナ人ラップグループDAMがヒップホップを通して伝える 土地を奪われたパレスチナ人の苛立ちと希望

    ヒップホップを通してナクバ(大惨事)を伝える3人のパレスチナ人青年に、イスラエルでパレスチナ人として成長することについて話を聞きます。 1990年代後半に結成したDAM (Da Arabian MCs)は、パレスチナ人初のラップ音楽のグループです。3人のメンバーは皆、エルサレムから12マイル離れたアラブ人とユダヤ人が住む町ロッドまたはアリードのスラム街出身です。

    dailynews date: 
    2008/5/15(Thu)
    記事番号: 
    2
  • イスラエル建国により土地を奪われて60年 パレスチナ人作家・医師のガーダ・カルミが語る

    本日5月15日、イスラエルは建国60周年を迎えます。75万人以上ものパレスチナ人がそれまで住んでいた町や村を追放され奪われたこの出来事を、パレスチナの人々は「ナクバ」もしくは「大惨事」と呼びます。英国在住のガーダ・カルミは、著名なパレスチナ人作家、医者であり、エルサレムの出身です。彼女の著書には、パレスチナの歴史に関するものや、難民としての自らの体験を記したIn Search of Fatima: A Palestinian Story(『ファティマを探して:あるパレスチナ人の物語』)や最近出版されたMarried to Another Man: Israel"s Dilemma in Palestine(『別の男性と結ばれて:パレスチナにおけるイスラエルのジレンマ』)などがあります。
    dailynews date: 
    2008/5/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イスラエル人にとっては祝うべき独立 パレスチナ人にとっては 「ナクバ」(大惨事) ベニー・モリスとサリー・マクディシおよびノーマン・フィンケルスタインが討論

    イスラエル国家の創造と数十万パレスチナ人の強制退去。1948年の遺産とイスラエル側パレスチナ側双方にとっての正義にかなった未来について、3人のゲストを迎えて話し合ってもらいました。1948年戦争とその後に関し最も重要なイスラエル史家の1人ベニー・モリス、UCLA教授でPalestine Inside Out(『パレスチナ徹底記録』)の著者サリー・マクディシ、『イスラエル擁護論批判』などいくつかの著作を持つノーマン・フィンケルスタインです。

    dailynews date: 
    2008/5/16(Fri)
    記事番号: 
    2

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